この2点は“FJ エレメンツ”と名付けられ、オリジナルのグレーのバイカラーのモデルも含め、2025 年秋に発売される。名前の由来は、「要素(エレメンツ)で構成されるランプ」とフィン・ユールが書き添えたスケッチからだという。
素材と幾何学的なラインは極めてシンプルながら、上部シェードを軸に下部シェードを回転・角度調整して、光を自由な向きにコントロールできるという機能をもつ。シェードの角度によって表情が変わり、「家具の彫刻家」と称されるフィン・ユールらしい創造性が見事に表現されたプロダクトだ。(2025年9月1日より国内発売)
また、巨匠建築家ヴィルヘルム・ラウリッツェンが1945年竣工のデンマーク放送局(デンマークラジオ、通称「ラジオハウス」)のためにデザインした“VL リングクラウン”シリーズに、フロアランプとテーブルランプが同じく今秋に追加される。
元々このシリーズはペンダント、シャンデリア、ウォールランプの3点だが、新作のフロアランプとテーブルランプは、サテンポリッシュ仕上げを施した落ち着いた印象の真鍮と、光沢のある3層の乳白吹きガラスシェードが特徴。なかでもテーブルランプのシェードは、同シリーズの他バリエーションと比べてひと回り小さく設計されており、オリジナルのデザインと素材を忠実に受け継ぎながら、現代の住まいにも美しく調和するよう考え抜かれている。このシリーズの他にも、ラウリッツェンが、ラジオハウスのためにデザインした照明“VL 38”、“VL 45”、“VL ステュディオ”も展開があり、さらに空間のあらゆる場所で楽しめるようになった。(2025年10月1日より国内発売)
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Text:CHIEKO TOMITA