ルイスポールセン 北欧 名作 照明 老舗 フィンユール 復刻
“FJ エレメンツ ペンダント” ¥68,200  “FJ エレメンツ テーブルランプ” ¥75,900/ルイスポールセンストア 東京|大阪

今年6月開催のコペンハーゲンのデザイン・イベント「3daysofdesign 2025」で、デンマークの照明ブランド、「ルイスポールセン」は多数の新作を発表した。その中で注目を集めたのは、デンマークの著名建築家でデザイナー、フィン・ユール(1912-1989)の照明の復刻。彼が1963 年にデザインしたペンダントとテーブルランプだ。

この2点は“FJ エレメンツ”と名付けられ、オリジナルのグレーのバイカラーのモデルも含め、2025 年秋に発売される。名前の由来は、「要素(エレメンツ)で構成されるランプ」とフィン・ユールが書き添えたスケッチからだという。

素材と幾何学的なラインは極めてシンプルながら、上部シェードを軸に下部シェードを回転・角度調整して、光を自由な向きにコントロールできるという機能をもつ。シェードの角度によって表情が変わり、「家具の彫刻家」と称されるフィン・ユールらしい創造性が見事に表現されたプロダクトだ。(2025年9月1日より国内発売)

ルイスポールセン 新作 照明 北欧
“VL リングクラウン フロアランプ”¥184,800 “VL リングクラウン テーブルランプ”¥97,900/ルイスポールセンストア 東京|大阪

また、巨匠建築家ヴィルヘルム・ラウリッツェンが1945年竣工のデンマーク放送局(デンマークラジオ、通称「ラジオハウス」)のためにデザインした“VL リングクラウン”シリーズに、フロアランプとテーブルランプが同じく今秋に追加される。

元々このシリーズはペンダント、シャンデリア、ウォールランプの3点だが、新作のフロアランプとテーブルランプは、サテンポリッシュ仕上げを施した落ち着いた印象の真鍮と、光沢のある3層の乳白吹きガラスシェードが特徴。なかでもテーブルランプのシェードは、同シリーズの他バリエーションと比べてひと回り小さく設計されており、オリジナルのデザインと素材を忠実に受け継ぎながら、現代の住まいにも美しく調和するよう考え抜かれている。このシリーズの他にも、ラウリッツェンが、ラジオハウスのためにデザインした照明“VL 38”、“VL 45”、“VL ステュディオ”も展開があり、さらに空間のあらゆる場所で楽しめるようになった。(2025年10月1日より国内発売)


問い合わせ先
ルイスポールセンストア 東京 03-3586-5341
ルイスポールセンストア 大阪 06-6616-8880
「ルイスポールセン」公式サイト


Text:CHIEKO TOMITA