販売するアイスクリームはミルクベースとソイベース、ソルベ系など常時8~10種類。 ミルクはさっぱりとした味わいの兵庫県弓削(ゆげ)牧場の低温殺菌ノンホモ牛乳と、コクがあって濃厚な栃木県の森林ノ牧場のジャージーミルクを使い分ける。
「フルーツ系のアイスクリームは後味を華やかにしたいので弓削牧場さんの低温殺菌ノンホモ牛乳を使うことが多いです。一方、森林ノ牧場さんの牛乳は卵と相性がいいんですよね。料理の世界でも野菜と卵って相性がよいので、野菜系のアイスクリームには森林ノ牧場さんの牛乳を使うことが多いです」(青木シェフ)
写真は自家製のガリに弓削牧場の牛乳をたっぷりと使った「ガリミルク」と、長野県八ヶ岳にある「ハマラノーエン」の生でも食べられる高騰度とうもろこしを丸ごと使った「つぶつぶコーン」。「ガリミルク」は細かく刻んだしょうがの爽やかな刺激が新鮮。ミルクとガリがこんなに合うなんて! 「つぶつぶコーン」のベースは森林ノ牧場の牛乳で、こちらもとうもろこしそのものの甘さと風味にはっとさせられるはずだ。
神奈川県青葉台のショコラティエで青木シェフと同じ「レフェルヴェソンス」出身のシェフが立ち上げた「ソコラ・ビスポーク・チョコレート・ラボ」のチョコレートとブラックミント蒸留水を混ぜ合わせた「チョコレートミント」も一度は食べてほしいフレーバー。濃厚なチョコレートの中にふわりと香るミントが上品で、チョコミントのイメージが変わるはず。