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【パリ・グルメガイド2025】朝食からディナーまで! 最旬アドレス5選

パリの“最旬”を味わう、グルメな1DAYプランをチェック!

By MIYUKI KIDO
【パリ・グルメガイド2025】朝食からディナーまで! gwに行きたい最旬アドレス5選
MARI SHIMMURA

昨年のオリンピック・パラリンピック開催を機に、パリには多くのグルメアドレスが誕生。朝食からディナーまで、新アドレスを巡りながらグルメな一日を過ごせるモデルコースをご紹介!

『エル・グルメ No.44』掲載

パリで絶対行きたい! アートな空間と美食に圧倒されるミュージアムカフェ&レストラン8選

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朝ごはんのおすすめ

comptoir club(コントワールクラブ)

Comptoir Club(コントワール・クラブ)@北マレ


一日の始まりは、コージーなカフェで朝食を

旬のアドレスが続々登場するアムロ通りに、2024年6月にオープンしたカフェ&ビストロ。居心地よい空間で一日中食事が楽しめ、地元の人たちから人気を集めている。

レストランやエピスリーで経験を積んだふたりのオーナーが、良質な食材を用いてシンプルでいてリピートしたくなるメニューを考案している。平日の8時半〜11時、土曜の10時〜15時に提供される朝食は、2つのゆで卵とトースト、自家製グラノーラなど、栄養たっぷりで元気がでるメニュー。18区に焙煎所があり、市内でカフェも3店経営する有名コーヒーメーカー「ドーズ」の豆を用いたコーヒー、抹茶、チャイ、そば茶などのほか、土曜限定のパン・ペルデュもお見逃しなく!


「半熟のゆで卵と細長いトースト、コンテチーズ、燻製したこしょうのバター添え」€7。プラス€2でハーブ入りのハムを追加できる。

comptoir club(コントワールクラブ)の自家製グラノーラとカプチーノ
Angela Di Paolo

「自家製グラノーラ」(€9/写真左)はフロマージュ・ブラン、季節のコンフィチュールとフルーツ入り。この日のフルーツは洋梨のコンポート。土曜の朝食は週替わりのスペシャルメニューが登場!

「カプチーノ」€4.5(写真右)。コーヒー豆は18 区で焙煎を行う「ドーズ」から仕入れる。

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comptoir club(コントワール・クラブ)の「カフェ・アロンジェ」と「チョコレートとピーナツのクッキー」
Angela Di Paolo

「カフェ・アロンジェ」(€2)、「チョコレートとピーナツのクッキー」€3.50。クッキーやケーキなどの焼き菓子は終日オーダーできる。

comptoir club(コントワール・クラブ)の内観
Angela Di Paolo

大きなカウンターは昔ながらのカフェから着想。ランチタイムは2皿(€20)のセットメニューがある。17 時からはタパス(€6 ~ 12)とナチュラルワイン(グラス€6 〜)を提供。

● 56, rue Amelot, 75011 Paris
tel. +33. 1. 73. 74. 74. 72
営業時間/8:30(土曜10:00)~ 22:00
定休日/日・月曜
Instagram/@comptoirclub.paris

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ランチのおすすめ

colère(コレール)の「ローズマリーのニョッチョ」
Pierre Lucet Penato

Colère(コレール)@グラン・ブールヴァール

人気シェフが仕掛ける、未来志向のレストラン

インスタグラムで22万人、ユーチューブで14万人のフォロワーをもつエロイ・スピンラーシェフが、今秋パリに2軒目のレストランを開店。果物や野菜の皮や種も最大限に活用して廃棄を減らし、地元生産者から食材を仕入れ運送時の二酸化炭素排出量を削減している。

伝統的なフレンチにスパイスで変化を与え、例えばデザートのフランに辛いチャツネをプラスするなど、独創的なアレンジが新鮮だ。

店内は2つのスペースに分かれ、ランチは平日にビストロスペースで提供する手頃なメニュー(2皿€23、3皿€28)と、土日のみ、シアタースペースで楽しめる美食コース(5皿€60)がある。


メイン「ローズマリーのニョッチョ」。大きなニョッキにほうれん草とポーチドエッグをのせ、コンテチーズソースをかけた一皿。

colère(コレール)のデザート「フラン、唐辛子のチャツネ添え」
Pierre Lucet Penato

デザートの「フラン、唐辛子のチャツネ添え」。

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colère(コレール)のエロイ・スピンラーシェフ
Pierre Lucet Penato

エロイ・スピンラーシェフ。「ラ・トゥール・ダルジャン」などで経験を積み、2022 年に「オルグイユ」、2024 年9月に「コレール」を開店。

colère(コレール)の内観
Pierre Lucet Penato

店名は“怒り”の意。店内は写真のビストロに加え、オープンキッチンに面したシアタースペースがある。ビストロは夜はアラカルトのみ。

● 39, rue Richer,75009 Paris
tel. +33. 6. 84. 64. 98. 88.
営業時間/12:30 〜15:30(14:00L.O.)、19:00 〜翌1:00(22:30L.O.)
無休
https://bonaloi.com/fr/colere/

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ティータイムのおすすめ

cordelia coffee flower shop tea time(コーデリア・コーヒー・フラワー・ショップ)の「マーブルケーキ」と「カプチーノ」と「アメリカンコーヒー」
MARI SHIMMURA

Cordelia Coffee Flower Shop(コーデリア・コーヒー・フラワー・ショップ)@オルセー

季節の花を飾る美空間でコーヒータイム

「ディオール メゾン」「ベビー ディオール」のアートディレクターを務めるコーデリア・ドゥ・カステラーヌ。レストランやホテルの室内装飾も手がける彼女が2024年、7区のバック通りにコーヒーショップをオープン。

カウンターに並ぶ6〜7種の焼き菓子はビンテージ、または「ディオール メゾン」の皿にのせてサービス。ブティックではコーデリアがデザインしたテキスタイルのインテリア雑貨や、彼女がセレクトした小物も販売している。店奥のフラワーショップでは、予算に合わせたブーケのオーダーも可。

店内にはたくさんの花があふれ目にも楽しく、季節を感じながらゆっくりとくつろげる場所だ。


人気の「マーブルケーキ」(€7)は、しっとりした生地が絶品。「カプチーノ」(€5.50)や「アメリカンコーヒー」(€4)とどうぞ。

cordelia coffee flower shop(コーデリア・コーヒー・フラワー・ショップ)の「ピスタチオとアプリコットのタルト」、「フォンダン・オ・ショコラ」「チーズケーキ」
MARI SHIMMURA

「ピスタチオとアプリコットのタルト」、「フォンダン・オ・ショコラ」(各€8)、「チーズケーキ」(€11)などの焼き菓子はケータリングのアトリエ「アガピ」にオーダーしている。

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cordelia coffee flower shop tea time(コーデリア・コーヒー・フラワー・ショップ)の老舗テキスタイルメゾン「テヴェノン」とコラボしたテキスタイルで作るランチョンマット
MARI SHIMMURA

店内では、老舗テキスタイルメゾン「テヴェノン」とコラボしたテキスタイルで作るランチョンマットなどを販売。

cordelia coffee flower shop tea time(コーデリア・コーヒー・フラワー・ショップ)の店内
MARI SHIMMURA

手前がカフェ、奥がフラワーショップ。むき出しの壁や天井の梁が素朴で温かみのある店内。

● 14, rue du Bac,75007 Paris
tel. +33. 1. 73. 70. 62. 93
営業時間/10:00 〜19:00
定休日/月曜
Instagram/@cordeliacoffeeflowershop

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ディナーのおすすめ

alain ducasse baccarat(アラン・デュカス・バカラ)の「エクスペリアンスコース」
BERTILLE CHABROLLE

ALAIN DUCASSE BACCARAT(アラン・デュカス・バカラ)@イエナ

トップシェフとクリスタルメゾンの華麗なる共演

260年の歴史をもつクリスタルメゾン「バカラ」とフランスを代表するシェフ、アラン・デュカスの協業により、16区のメゾン・バカラがレストラン&バーとしてリニューアル。かつてはノアイユ子爵夫人の館であった館内には、現代アーティストの作品やバカラの貴重なクリスタルを配し、アートと匠の技を体感できる空間に。

季節ごとに進化する独創的なメニューで、少量多品目なスタイル。12皿で構成するエクスペリアンスコース(€240)は美しく繊細で、芸術的。料理人がフライパンから肉をサービスするなど、フレンドリーな演出も楽しい。


前菜「牡蠣のクロスティヤン」。カリカリの衣に包まれた牡蠣の間にカブとルッコラを挟んだ一品。メイン「鴨のクロスティーニ」。昼コース4 皿€90、夜コース6 皿€180、12 皿€240。

alain ducasse baccarat(アラン・デュカス・バカラ)の「ブルー・ホワイト・ロゼ」と「プロヴァンスの庭」
©Bertille Chabrolle

「ブルー・ホワイト・ロゼ」(写真上)。青オマール海老、バラで風味付けをしたタピオカと甲殻類のエマルジョンを添えた一皿。

前菜「プロヴァンスの庭」(写真下)。ニース風サラダを新解釈したベジタリアンメニュー。

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alain ducasse baccarat(アラン・デュカス・バカラ)のクリストフ・サンターニュ、エグゼクティブシェフのロビン・シュローダー
©Bertille Chabrolle

メニューはクリストフ・サンターニュ、エグゼクティブシェフのロビン・シュローダーが創作。

alain ducasse baccarat(アラン・デュカス・バカラ)の「トゥズラ」の復刻
©Bertille Chabrolle

1855 年のパリ万博覧で発表したシャンデリア「トゥズラ」を復刻。

● 11, place des Etats-Unis,75116 Paris
tel. +33.1. 84. 75. 13. 15
営業時間/12:00 〜13:30L.O.、19:30 〜21:30L.O.
無休
https://www.ducasse-baccarat-paris.com/

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ハースト婦人画報社 エル・グルメ2024年1月号

エル・グルメ2024年1月号

『エル・グルメNo.44』はホムパを盛り上げるアイデアレシピが満載! 料理家が家に人を招くときの鉄板おもてなしメニューから、日常の定番料理をホムパ仕様にアレンジする術まで、バラエティー豊かなレシピを多数ご紹介。例えば、ゲストが自由に具材をトッピングするセルフちらし寿司。ご飯にのせて食べても、そのままおつまみとして食べてもいいから、ゲストがそれぞれのペースで食べ方を工夫して楽しめるホームパーティーならではのメニュー。さらに、好きな組み合わせを見つけながら食べる手巻き料理はホムパならではの“ライブ感”が楽しい! 

このほかにも、人気料理家がリピートする“推し鍋”と“最愛おつまみ”を紹介する冬のホリデーシーズンをお取り寄せで充実計画も必見。クリスマスや年末年始で人が集まるこの季節にぴったりの、全国からお取り寄せできる絶品の品々をたっぷりとご紹介。さらに、続々と新店がオープンする京都で今注目のキーワードと共に、訪れたい店を厳選して紹介する「今、食べたい京都」、2024年のオリンピック・パラリンピック開催を機に、多くのグルメアドレスが誕生したパリで今訪れたい店をピックアップする「フーディーのパリ案内」も見逃せない。そして、俳優・水川あさみさんの人気連載「水川発酵食道」は今号でついに最終回。書店・オンラインでチェックして。

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