
※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。>>『delish』のオリジナル記事はこちら
暗くなるのが早い今のような時期はとくに、夕食を食べ終えたあとはソファーにどっしり腰を下ろしてテレビを見たくなるもの。けれど、TikTok上で、夕食後の散歩[“ファート・ウォーク”(おなら散歩)とも呼ばれる]がもっとも簡単な健康法の一つで、血糖値をコントロールし消化を助けると主張する人々を見たことがあるかもしれない。
とはいえ、TikTokerたちが信じ込ませようとしている夕食後の短い散歩は、本当に健康にいいもの? 健康の専門家によると、答えは、イエスだそう。
食後の散歩は気分が良くなるだけではなく、代謝の健康に劇的な変化をもたらします、と話すのは、登録栄養士のサルマ・アルシバイさん。「歩くと筋肉が糖を引きつける磁石のように働き、インスリンの助けをほとんど借りることなく、血流から直接ブドウ糖を引き出します」とアルシバイさんは話す。
科学誌「ニュートリエンツ」に掲載された研究によると、食後の散歩は恐ろしい血糖値スパイクを抑制しインスリンレベルを安定させることから、インスリン抵抗性のある人にとくに効果的だそう。ウォーキングシューズの用意はいい? 夕食後の散歩について、健康の専門家が知っておくべきことをすべてご紹介。