
※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。>>『ランナーズ・ワールド』のオリジナル記事はこちら
私たちの指先にある端末は栄養に関する情報が溢れていて、事実と嘘の違いを見分けるのがとても難しい。断続的断食、ケト、低糖質、糖質制限、グルテンフリー、ヴィーガンダイエットなどがブームになっているけれど、それらが必ずしも自分に適しているとは限らない。
活動的な人はあまり活動しない人に比べ異なる栄養ニーズがあり、それぞれに合ったアプローチが必要となる。「ランナーはとくに特別です」と話すのは持久系アスリート専門の管理栄養士であるアレックス・ラーソンさん。週のほとんどをランニング、筋力トレーニング、クロストレーニングに費やすランナーは、より高い運動レベルをサポートする栄養の補給が必要となる。
「ランニングでも筋力トレーニングでも、ランナーの運動量は非常に多いので、より多くの栄養が必要です。そのため、よく言われる『ヘルシーな食事』や食べ方の推奨事項はランナーには当てはまりません」とラーソンさん。「活動的な人と活動的でない人が一緒に過ごすことも多いため、他人が何を食べているのか比較してしまいますが、そのような比較はやめるべきでしょう」
どの食事アドバイスに従うかを判断するために、一般的な栄養ガイドラインの多くが活動的な人にとって逆効果である理由を理解するのは重要なこと。日々の食事について、迷信と事実を明確にするために栄養士に話を聞いてみた。