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お菓子作りで失敗してしまう? これらのミスに注意して!

初心者から経験豊富なベテランまで、お菓子を作るすべての人必見

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bakery items and ingredients background
carlosgaw//Getty Images

初心者から経験豊富なベテランまで、お菓子を作っていると誰でもミスをしてしまう時がある。とくにお菓子作りが苦手な人は、気付かないうちによくある間違いをしている可能性が高い。
ケーキやクッキーが完璧に焼き上がったとき、出来上がった作品は美しいアートと言える。しかし、お菓子は精密な科学の成果でもある。つまり、料理やバーベキューに許される自由がほとんどない。
最近マフィン作りに失敗したという人も、まだ諦めないで。今回は、お菓子作りで避けるべきよくある間違いとその解決法をご紹介。

1

すべての材料を一度に混ぜている

ingredients for baking on concrete background
Arx0nt//Getty Images

すべての材料を一度に混ぜることで、使うお皿を減らして時間を節約するのはとても魅力的なアイデア。とはいえ、乾燥した材料と水分を含む材料をそれぞれしっかり混ぜてから、最後にすべてを混ぜ合わせるのにはちゃんとした理由がある。
 
このひと手間により、水分を含む材料に触れる前に、乾燥した材料を均一に混ざった状態にできる。この間違いを避けるには、すべてをレシピ通りに進め、レシピの指示があるまで材料は別々に分けておくようにして。

2

目分量で計っている

flour with measuring cups and spoons
BRETT STEVENS//Getty Images

お菓子作りは科学なので、すべての材料を正確に計量することはとても重要。乾燥した材料でも水分を含む材料でも、すべて計量カップや計量スプーンを使って計ること。キッチンスケールの使用を躊躇しないで。








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3

適切に準備していない

baked chocolate brownies on a baking tray placed on a wire cooling rack
Mint Images//Getty Images

ブラウニー型やケーキ型、マフィン型の表面に油を塗り、クッキングシートを敷くことは、不必要な手順のように思えるかもしれないけれど、どの手順も非常に重要。それに、油の塗りすぎにも要注意。ブラウニーの焼き型に油を塗りすぎると、側面がカリカリになりすぎる恐れがある。







4

レシピに従わない

using mobile phone to search internet for online recipe
HRAUN//Getty Images

もしもあなたが決まったレシピに従うよりも自分の手で問題を解決したいタイプなら、お菓子作りに苦労するかも。オーブンで焼き菓子を焼くにあたって、繊細な化学反応を適切に起こすには、レシピに完全に従う必要がある。どの工程もおろそかにせず、材料と分量は正確でなくてはならない。






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5

事前にレシピ全体に目を通さない

cookie ingredients
Photo by Cathy Scola//Getty Images

少し馬鹿げたように聞こえるかもしれないけれど、お菓子作りでよくある間違いの一つは、レシピを最後まで読まないこと。お菓子をオーブンで焼く前に、これから何をするのか、準備が万全かどうかを把握しておこう。たとえば、ベストな食感を出すために生地をもう少し休ませる必要があるのか、または冷蔵のバターより室温のバターのほうがいいかどうかなどを、前もって知ることができる。とくにお菓子作りにおいて、知識は力と言える。



6

オーブンのドアを頻繁に開けている

mature woman removing fresh baked pie from oven
The Good Brigade//Getty Images

焼き菓子がちゃんと膨らんでいるかオーブンのドアを開けて確認したくなるかもしれないけれど、オーブンの窓から覗くだけに留めておいて。オーブンのドアを開けるたびに熱気が逃げてしまい、ケーキなど一部の焼き菓子の中心が凹む恐れがある。悲しくしぼんだケーキは誰も求めていないはず。




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7

冷却ラックを使わない

cookies, hot from the oven, cooling on a wire cooling rack with aspatula
Bill Boch//Getty Images

キッチン全体においしそうな香りが漂い自分の作品の完成を心待ちにしているときは、焼き上がったばかりのケーキやクッキーをすぐにお皿に盛り付けたくなるけれど、まずは冷却ラックの出番。
焼きたてのケーキやマフィンをそのままお皿に盛り付けると、ムラなく冷ますことができず結露が発生し、お菓子の底がふやける恐れがある。代わりに、焼き上がったお菓子をワイヤー製の冷却ラック(ケーキクーラー)に移し、数分間適切に休ませて冷ますこと。こうすることで、下からも熱を逃がして湿気を防ぐことができる。

8

材料を適当に扱っている

a table with ingredients for a baking project laid out, butter, sugar and flour, and two eggs
Mint Images//Getty Images

お菓子作りで犯しやすい間違いの一つは、レシピに書かれた通りの材料を正確に使用しないこと。材料を慎重に計量し、材料の置き換えは避けるのがベスト。すべての糖が同じように作られているわけではないことを覚えておいて。
また、特定の注意事項がある材料についてにも注意。たとえば、室温の卵を使用する、焼く前に一定時間生地を冷やすなど。レシピに記載されている注意事項には、それなりの理由がある。




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9

どの脂肪も同じように扱っている

butter, oil and water on table
Tetra Images//Getty Images

これも、最初に時間をかけてレシピ全体をよく読み、適切な材料をすべて集めておけば避けられるよくある間違い。しかしこれを見落として、種類の違う脂肪源を使用すると悲惨な結果になる恐れがある。レシピでバターが必要と書いてあったら、それはアボカドオイルでもギーでもオリーブオイルでもない。バターの代わりにこれらを使うと、どれも最終的な風味、味、質感が変わってしまう。




10

天板を使い分けない

a bunch of freshly baked chocolate chip cookies on a baking sheet
Karl Tapales//Getty Images

お菓子作りでよくある最後の間違いは、天板を使い分けないこと。天板には、アルミ製、濃い色、断熱材入り、薄い色、ステンレス製、厚い、薄いものなど、いろいろな種類がある。どれも明確な目的があって作られているので、その目的に応じて使い分けたい。天板の構造や表面のコーティングは、焼き時間や食感に直接影響を与える。レシピに合う天板を使って、説明通り正確に調理しよう。


translation : Mutsumi Matsunobu cooperation : Yumi Kawamura photo : Getty Images


>>『red』のオリジナル記事はこちら
※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

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