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【エディターズOKINI】1960年代の名作が復刻「アルノグラス」カップ&ソーサー

エディターが極私的な“お気に入り”をリレー形式でご紹介する連載。今週はエル・グルメのエディターTAKAFUMI

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アルノグラス

ミニマルで実用的。無駄のないフォルムの中に、静かに語りかけてくるような佇まいが宿っている。そんな器に心を惹かれて手に入れたのが、韓国「FOUND OBJECT」から復刻された「ARNO GLASS(アルノグラス)」。イタリアのモダンデザインを象徴する巨匠ジョエ・コロンボによる名作が、60年代の空気をまといながら、現代の食卓にすっとなじむ。朝のコーヒーから夜の一杯まで。使うたびに、新しい表情を見せてくれる器です。

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ヴィンテージの人気アイテムを復刻

アルノグラス

数年前にヴィンテージショップで見かけた、潔く硬質なフォルム。あのカップ&ソーサーが「FOUND OBJECT」で復刻されていると知り、思わず声が出ました。デザインを手がけたのは、ジョエ・コロンボ。ミニマルでありながら、どこか遊び心を感じさせる造形に目を奪われました。

復刻された「アルノグラス」は、1960年代当時のイタリアの工場と同じシステムでリプロダクトされているとのこと。高純度クリスタルガラスで造られ、透明感と丈夫を兼ね備えています。

豊富なカラーバリエも魅力的で迷いましたが、私は凛とした佇まいが引き立ちそうなクリア、スモーク、アンバーの3色を選びました。

カップ&ソーサーは、一緒でも別々でも

アルノグラス

まずは朝のコーヒータイムに。クリアのカップ&ソーサーには濃いめのコーヒーを。ガラスでありながら、冷たさを感じさせないのは、丸みのあるフォルムと適度な厚みのおかげかもしれません。厚手なので、事前にカップを温めておくと最後の一口まで温かさが保たれます。

スモークのセットはあえて別々に使って、カップにはヨーグルトとフルーツ、ソーサーにはシナモンロールを。小さなパン皿としても優秀です。

クリアとスモーク、それぞれの色みが食材に自然になじみ、特にスモークはパンや焼き菓子との相性抜群。使い方の自由度が高く、いつもの朝ごはんが少し楽しくなる。そんな器です。

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気取らない家飲みにちょうどいい

アルノグラス

週末の家飲みにもアルノグラスを使ってみました。大きめのプレートには、チーズとクラッカー。木のボードよりも軽やかな雰囲気です。

アンバーのカップにはグリーンオリーブ。意外にもこのガラスの色と合って、ちょっと嬉しい。ソーサーは取り皿としても便利で、ひとり用のおつまみを盛るのにもぴったり。

プレートとソーサーは同じデザインなので、自然と統一感が生まれるのも魅力。ミニマルなのに存在感があり、ガラスのテーブルウェアでまとめた食卓はすっきりと洗練された印象に。気取らず、絵になる一式です。

重ねて収めて、使わないときも美しい

アルノグラス

料理や気分に合わせて、自由に組み合わせたくなる「アルノグラス」。クリア、スモーク、アンバーの異なる表情があるから、使うたびに新しい発見があります。
 
スタッキングできる省スペース仕様で、重ねて収まる姿も美しい。日常にすっとなじみながら、ふとした瞬間にハッとさせられる、そんな佇まいも魅力のひとつ。手に取るたびに、じんわりと愛着が増していきそうです。

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【アルノグラス】カップ&ソーサー クリア

アルノグラス カップ&ソーサー クリア

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アルノグラス カップ&ソーサー スモーク
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【アルノグラス】カップ&ソーサー アンバー

アルノグラス カップ&ソーサー アンバー

【アルノグラス】プレート

アルノグラス プレート
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【アルノグラス】ミルクジャグ

アルノグラス ミルクジャグ
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