次のBBQできっと役立つはず!
定番の鶏胸肉からマッシュルームボートやとうもろこしまで、焼き加減や調理のタイミング、ヒントやコツをご紹介。バーベキュー好きでもそうでない人でも、失敗知らずの食材別BBQガイドはこの夏きっと役立つはず。
バーベキューする時間:9分最適な内部温度:71°C 「パーソンズ・ノーズ・ブッチャーズ」の創業者で元シェフのトニー・ヒンドーさんのアドバイスは、約9分間グリルして途中でひっくり返すこと。ウェルダンにしたい時は、9分より少しだけ長く焼くようにして。 また「リベルタイン・バーガー」のヘッドシェフであるトム・ロビンソンさんは、「ハンバーガーにベーコンを加える場合は、折りたたんで焼くとグリルの熱でベーコンの先端を焦がさずにすみます」と教えてくれた。 ハンバーガーをさらにおいしくするなら、チーズを乗せたり、オニオンリングやパイナップルをトッピングしたり、ケサディーヤのように積み重ねたり、いろいろ試してみよう。
バーベキューする時間:8〜12分最適な内部温度:73℃ 炭火焼きチキンの場合は、内部温度が73℃に達するまで中火で鶏胸肉を調理する。両面においしそうな焼き目がつくよう途中でひっくり返すのを忘れないように。 焼き上がった鶏胸肉にもうひと工夫欲しいなら、新鮮なサルサを作って上からかけるか、サイドに添えてみて。自家製バーベキューソースも相性抜群。グリルしたじゃがいもを添えるのもおすすめ。
バーベキューする時間:20分最適な内部温度:65℃ ソーセージはグリルで調理するのがもっとも簡単な肉の1つ。けれど生焼けだったり、焼き過ぎて焦げだらけのソーセージになってしまうことも多いのでは? トニー・ヒンドーさんいわく、ソーセージは約20分焼いて、内部温度が最低65℃に達するまで待つのがベストだそう。 またソーセージを動かすときに皮が破れたりすると、風味を損なう可能性があるので、なるべく皮を傷つけないようにしよう。
バーベキューする時間:レアの場合5+3分、ミディアムの場合5+6分、ウェルダンの場合5+12分最適な内部温度:57〜60℃ BBQでステーキを焼くためのコツは、まず最初に強火で5分間焼き(おいしそうなグリルの焼き目がついて、風味も閉じ込められる)、グリルの低温の場所に移動して、希望の仕上がりになるまでさらに焼く。途中でひっくり返すとき以外はなるべく肉に触らないようにして。 また、焼き上がったステーキは最低10分間休ませよう。ステーキを楽しみにしていた身には長く感じるかもしれないけれど、こうすることで肉汁がすべてステーキに閉じ込められて、風味が最大限に引き出される。
バーベキューする時間:6〜8分最適な内部温度:62℃ BBQグリルで焼いたラムチョップは、みんなの憧れとも言える。ラム肉は調味料やマリネに対する汎用性が非常に高く、いろいろな味付けを楽しめる。両面に均等に火が通るように焼き、少なくとも1回はひっくり返すこと。 ラムチョップの旨味をさらに味わうなら、なすとパプリカのコンポートをトッピングして、ミントヨーグルトと穀物を添えてみてはいかが?
バーベキューする時間:6〜10分最適な内部温度:62℃ 貝類の調理時間は、ムール貝なら3〜7分、アサリは6〜10分、牡蠣は4〜6分と、貝の種類によって異なる。 この3種類の貝は途中でひっくり返す必要はないけれど、海老は片面約2〜3分ずつ焼くようにして。
バーベキューする時間:15分最適な内部温度:62℃ 白身魚を上手にバーベキューするコツは、グリルをよく熱しておくこと。グリルが十分熱くなっていないのに魚を乗せると、魚がグリルの網にくっついてしまう。また魚がきれいに剥がれるように、あらかじめ魚にオイルを塗っておくのも良い方法。 焼き上がったら、おいしいトマトサルサや万能ソースのチミチュリと組み合わせて、グリル野菜と一緒にいただこう。
バーベキューする時間:25〜30分最適な内部温度:62℃ BBQでサーモンを調理する方法は2通りある。1つ目は、アルミホイルで包み、できあがるまでグリルの上にそのままにしておく方法。 2つ目は、グリルで直接焼いて、途中でひっくり返す方法。この方法でサーモンを調理すると、約15分と少し時短になる。 サーモンディナーを格上げするなら、コリアンダーとライムのマリネ液に浸けたり、照り焼きソースをかけたり、生のレモン、にんにく、タイムを重ねて焼くのもおすすめ。
バーベキューする時間:10分 BBQの副菜としてダントツの人気者といえば、とうもろこし。とうもろこしを調理するコツは、強火で焼くことと炭の熱が全体に行き渡るように定期的に転がすこと。 レストラン「ピッチ+ベイサイド・ソーシャル」のオーナーシェフであるケニー・タットさんは、「バターをライムの皮、唐辛子、にんにく、塩を混ぜたものを、刷毛で焼き上がったとうもろこしに塗るのがおすすめです」と語る。
バーベキューする時間:10〜12分 BBQで軽視されがちだけど、実は主役級においしいきのこ。シンプルにしょうゆやバターを垂らしてもいいし、串に刺してバルサミコ酢やレモンハーブソースで食べてみても◎。 きのこは焼く前によく洗い、グリルには十分な油を塗って、網にくっつかないように注意しよう。
バーベキューする時間:7〜10分 BBQの副菜に、ブロッコリやアスパラガスといった緑色野菜はマスト。野菜も肉と同じようにマリネや調味料を工夫するとさらに楽しめます、と話すのは100%プラントベースの料理宅配サービスを行う「オールプランツ」の開発シェフであるフロー・コーニッシュさん。 「焼きたての熱いうちにプレートに移して、オリーブオイル、レモン汁、生オレガノ、チリフレーク、はちみつのドレッシングをかけてみて下さい。それだけで野菜がBBQのスター食材に変身します」と彼女はアドバイス。
バーベキューする時間:45分 BBQグリルで焼いたジャケットポテトはスモーキーな香りがついてとても美味しく、さまざまなフィリングに合わせられる。 焼き方は、説明するまでもなく簡単。オーブンで焼くときの要領で、じゃがいもをアルミホイルに包んでグリルに乗せればあとは待つだけ!
バーベキューする時間:5分 BBQのクオリティが格段にアップする、革新的なメニューが炭火焼きのフラットブレッド。 きれいな焼き目をつけるには、途中でフラットブレッドを一度ひっくり返す。あとはサクッと黄金色になるまでそのまま置いておこう。
translation : Mutsumi Matsunobu photo : Getty Images
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