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冷蔵保存や冷凍保存、いつまでが消費期限? 食品別ガイドラインをチェック

食中毒も食品ロスも防げる!

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LukaTDB

家族がたくさんいる、スーパーに行く頻度を減らしたい、お金を節約したい……これらの場合、食品を買いだめするのはいいアイデア。とはいえ冷凍食品や冷蔵食品は、たとえ適切な温度に保たれていたとしても、永遠に保存できるわけではない。多くの食品には、安全上の理由から守るべき消費期限が定められている。
そこで登場するのが、アメリカ政府が運営するウェブサイト「FoodSafety.gov」。政府が食品安全検査サービス(FSIS)、食品医薬品局(FDA)、疾病管理予防センター(CDC)と連携して、魚や肉などを冷蔵庫や冷凍庫に保存できる期間に関する情報を提供している。食品ロスや食中毒を避けるべく、スーパーに行く前にこの便利なガイドラインをチェックしよう。

サラダ

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卵、チキン、ハム、ツナ、マカロニなどが入ったサラダが残った場合、冷蔵庫で3〜4日間もつ。ただし冷凍には向いていない。













ホットドッグ用ソーセージ

cold food storage
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開封済みでも未開封の場合でも、ホットドッグ用ソーセージは1〜2ヶ月冷凍保存できる。冷蔵庫に保存する場合、開封済みのパッケージなら約1週間、未開封のパッケージなら最大2週間もつ。











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デリミート

close up of sandwich in plate on table
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デリカウンターでスライスしてもらったデリミート(または市販のスライス済みデリミートを開封したもの)は、冷蔵庫なら3〜5日、冷凍庫なら1〜2ヶ月保存できる。未開封のパッケージだと、冷凍庫で1〜2ヶ月、冷蔵庫で最大2週間保存がきく。










ピザ

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冷凍ピザにも消費期限があるけれど、残り物のピザを冷凍庫に入れる場合は、2ヶ月以内に食べ切ろう。食べかけのピザが入った箱を冷蔵庫で保存するのは、3〜4日が限度。












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ベーコン

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ベーコンは、冷蔵庫なら1週間、冷凍庫なら1ヶ月間保存できる。














ソーセージ

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七面鳥や豚、鶏、牛など、いろいろな肉から作られるソーセージは、種類や原材料に関係なくすべて同じルールが適用される。
 
生のままなら、冷蔵庫に保存できるのは2日間。すぐに食べないなら、冷凍庫で保存するのがベスト。そうすれば1〜2ヵ月はもつ。
 
完全に調理されたソーセージの場合は、冷蔵庫では最大1週間、冷凍庫では1〜2ヶ月保存可能。冷凍ソーセージを購入した場合は、調理後なら3〜4日間、購入日からは1〜2ヶ月間が目安。



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残り物

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残り物の食品が入った容器は中身に関係なく、冷蔵庫に入れて4日経ったら廃棄すべき。その容器に何が入っていたか思い出せない場合は、間違いなくそれらを捨てるタイミング。
 
残り物が調理済みの肉や鶏肉の場合は、最大6ヶ月間冷凍庫で保存できる(ただし、チキンナゲットやハンバーガーパティの場合は、冷凍保存できるのは1〜3ヶ月)。







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一般的な魚は、冷蔵庫で1〜3日間保存できる(傷んでくると悪臭がする)。
 
青魚、ナマズ、サーモンやマグロなど、脂肪の多い魚なら2〜3ヶ月、タラ、ヒラメ、コダラのような脂肪の少ない魚なら6〜8ヶ月間冷凍できる。









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ハンバーガー

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牛ひき肉を始め、ターキー、鶏肉、子牛肉、豚肉、子羊肉などのひき肉は、冷蔵庫で2日間保存がきく。傷んでくると色が変わり始め、若干灰色になるので目で確認できる。これらのひき肉は、買ってすぐに冷凍すれば約4ヶ月間保存可能。










生肉

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牛肉、子牛肉、子羊肉、豚肉は、ステーキ用でもチョップ用でもロースト用でも、冷蔵保存なら3〜5日以内に、冷凍保存なら4〜12ヶ月以内に使い切るべき。












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卵は保存する状態によってルールが異なる。殻付きの生卵は冷蔵保存で3〜5週間もつけれど、凍らせるのは絶対にNG。
 
生の卵白(卵黄はうまく凍結しない)は冷凍保存で約1年もつ。固ゆで卵と未開封の代用卵は、冷凍保存は同じくNGだけど、冷蔵なら約1週間は安全。
 
素材に卵が含まれているキャセロールとキッシュは、焼いてから3〜4日以内、または冷凍保存で2〜3ヶ月以内に消費すること。




スープやシチュー

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スープを大鍋でたくさん作っておいて、あとで食べられるように冷凍保存できる? 野菜や肉が入った煮込み料理は、2〜3ヶ月間安全に冷凍保存できる。












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鶏肉

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鶏肉やターキーを丸ごと保存する場合、冷蔵庫なら最大2日間、冷凍庫なら1年間保存可能。鶏肉やターキーを部位ごとに保存する場合は、冷凍庫で最大9ヶ月間もつ。












貝・甲殻類

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新鮮なカニやロブスターは、冷蔵庫で2〜4日、冷凍庫で2〜4ヶ月保存できる。活カニと活ロブスターは、冷蔵庫で1日しか保存できない。
 
活きたアサリ、ムール貝、カキ、ホタテは冷蔵庫なら5〜10日間保存できる。エビとザリガニは、冷蔵で3〜5日間、冷凍で6〜18ヶ月間保存がきく。イカも同じくらい冷凍保存できるけど、冷蔵保存する場合は1〜3日間以内に使い切るのが安全。






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ハム

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保存する状態や量に応じて、いくつかのパターンがあるハム。
 
一般的にハムは(密封された缶に入っていない限り)、そのほかの肉の加工品よりも保存できる期間がはるかに短い。まず新鮮な生のハム(豚のもも肉)は冷凍に最適で、最長6ヶ月間保存できる。続いて生ハムは、冷凍庫で3〜4ヶ月間保存可能。
 
缶詰のハム(スパムなど)は長持ちするけれど、開封後は冷蔵庫で3〜4日しか保存がきかない。
 
生ハムは、冷蔵庫では最大3か月、冷凍庫では1ヶ月もつ。調理済みのハムは、冷蔵保存なら1週間以内に、冷凍保存なら1ヶ月以内に食べきるようにして。

パイ

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パンプキンパイやカスタードパイなど、材料に卵が入っているパイは冷蔵庫で3〜4日間保存できる。ただし食べるとき以外は、常に冷蔵しておく必要がある。
 
パンプキンパイは最大2ヶ月間冷凍できるけど、カスタードパイやシフォンパイの冷凍はおいしく保てないのでやめておこう。フルーツパイには特定のガイドラインはないけれど、冷凍保存は可能だ。


translation : Mutsumi Matsunobu photo : Getty Images


>>『グッド・ハウスキーピング』のオリジナル記事はこちら
※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

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