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せいろ1つで作れる! ワタナベマキさんに教わる、簡単でおいしい蒸し料理のコースレシピ6選

前菜からデザートまで、すべてを蒸して作る“せいろホムパ”にチャレンジ!

By TOMOKO KAWAI
せいろ1つで作れる! ワタナベマキさんに教わる、簡単でおいしい蒸し料理のコースレシピ6選

素材をせいろに入れたら、あとは蒸気におまかせで絶品料理の出来上がり。キッチンに付きっきりになる必要がないから、ゲストとの時間を大切にしたいホームパーティーにもぴったり。ワタナベマキさん直伝の蒸し料理のレシピをチェックして!

『エル・グルメ No.44』掲載

ワタナベマキさんに教わる! 何度も作りたくなるアレンジ自在のレシピ8選


photo:TERUAKI KAWAKAMI cooking:MAKI WATANABE styling:YUMI SUWAKI

教えてくれたのは……

ワタナベマキさん
Teruaki Kawakami

ワタナベマキさん
料理家。日本の素材を生かしながら各国のテイストを取り入れた料理と丁寧なライフスタイルにファンが多い。著書『ほったらかしでおいしい! 蒸しレシピ』(学研プラス)、『ワタナベマキのサッと蒸し、ほっこり蒸し』(NHK出版)でも蒸し料理レシピを披露。


Instagram/@maki_watanabe

ワタナベマキさんの止まらない”せいろ愛”

香り野菜のさっと蒸し
Teruaki Kawakami

推し活してるんですか、せいろの?なんて思ってしまうほど、ワタナベマキさんのせいろ愛は強い。

「蒸す調理法って本当に便利なんですよ。ずっと前から愛用していたので、最近のせいろブームがうれしくて。やーっとみんなが蒸し料理のよさに気付いてくれたんだ!って」

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甘鯛の蒸しスープ
Teruaki Kawakami

せいろを推す理由は、もう数え切れない。

「たっぷりの蒸気で包み込んで調理するから、煮くずれることなく形がきれい。温度が100℃以上にならないので、焦げ付く心配なし。タイマーがあれば、付きっ切りになる必要もありません。そしてうれしいことに、油ハネがないからキッチンが汚れないんですよ」

百合根ごはん(上)、蒸しりんごのカスタードソース(下)
Teruaki Kawakami

蒸し料理はハレの日にもぴったり。せいろのままテーブルに出したり、器ごと蒸してアツアツを食べたり。部屋中に立ちこめる湯気とせいろの木の香りが、ゲストをあたたかく幸せな気持ちにしてくれる。

「前菜からメイン料理、シメのごはんにデザートまで、すべてせいろで作れるんです。あらかじめ段取りを考えて仕込んでおけば、あとはほったらかしでも料理が完成します」

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豚肩ロース肉と大根の塩蒸し
Teruaki Kawakami

ワタナベさんおすすめのサイズは、直径24cm。大きすぎず、扱いやすいので毎日の料理に使えるそうだ。

「買うときは、ぜひ2段で。2つの料理を同時に調理できます。素材はひのきが丈夫だけど、価格の安い竹や杉で試してみるのもいいですよ」

しっとり、ふっくら、油も控えめ。推し活ならぬ〝蒸し活〟は、作る人にも食べる人にもやさしい。

ワタナベマキさんに教わる、せいろで作る絶品コースのレシピは次のページから!

【前菜】香り野菜のさっと蒸し

【前菜】香り野菜のさっと蒸し
Teruaki Kawakami

山盛りの青菜も2分半でしんなり

せいろにオーブンシートを敷いて、せりやみつばをこんもり盛る。数分蒸せば、前菜の出来上がり。ゆでるよりも手軽だし、香り高くて食感もしゃきしゃき。

レシピはこちら

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【メイン】豚肩ロース肉と大根の塩蒸し

【メイン】豚肩ロース肉と大根の塩蒸し
Teruaki Kawakami

ソースも一緒に蒸すアツアツのメイン料理

塩漬けにした豚肉と大根を交互に並べて蒸すひと品。しっとりやわらかな大根が肉のうま味を吸って、一体感のある味わいに。塩麹味とトマト味、2種類のソースとマントウも一緒に蒸して、せいろだけで料理が完成!

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【メイン】牡蠣のクミン蒸し

【メイン】牡蠣のクミン蒸し
Teruaki Kawakami

牡蠣は蒸し汁たっぷりに仕上がる

蒸した牡蠣は、ふっくらほかほか。ぷるんと弾力のある食感に。汁にうまみがぎっしり詰まっているので、シメにパスタを加えるのもいい。

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【スープ】甘鯛の蒸しスープ

【スープ】甘鯛の蒸しスープ
Teruaki Kawakami

器のまま蒸す、中華スタイルに挑戦

器ごとせいろで蒸す“蒸しスープ”。ぐつぐつ煮ないので、澄んだ味と色に。甘鯛のアラから出た滋味深いだしに、ねぎやしょうが、ゆずの香りが重なる。

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【ごはん】百合根ごはん

【ごはん】百合根ごはん
Teruaki Kawakami

せいろで蒸したごはんは格別の味!

せいろを手に入れたらぜひ挑戦したいのが、おこわ作り。食感豊かな百合根とぎんなんを炊き込んだごはんに、ゆずとみつばで香りよくさっぱりと。もち米とうるち米を半量ずつで作るから、シメにも重くない。

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【デザート】蒸しりんごのカスタードソース

【デザート】蒸しりんごのカスタードソース
Teruaki Kawakami

カスタードだってせいろで作れる!

実はデザート作りも、せいろの得意分野。一定の温度で加熱できるから、初心者でも大丈夫。蒸して甘みを凝縮したフルーツに、ふるふる食感のカスタード。寒い季節にふさわしい味が完成する。

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『エル・グルメNO.44』は、ホームパーティーを彩る料理レシピや手土産、持ち寄りアイデアを大特集!

『エル・グルメNO.44』は、ホームパーティーを彩る料理レシピや手土産、持ち寄りアイデアを大特集!

ホームパーティー成功の秘訣は、ちょっとした仕掛けにあり。定番料理を手軽に“ホムパ仕様”にアレンジしたり、テーブルを囲んで料理を手巻きして食べる“ライブ感”を楽しんだり、無理せず特別感のあるホムパを楽しむ方法をプロが提案。料理家がおもてなしでヘビロテするレシピや、前菜からデザートまでせいろで作る蒸し料理のコース、ホームパーティーのごちそうが簡単に作れる調味料など、すぐに役立つアイデア満載の大特集。

そのほかにも、年末年始をおいしく過ごすための「冬のホリデーシーズンをお取り寄せで充実計画」、進化を続ける古都で訪れたい店を厳選して紹介する「今、食べたい京都」、パリに行ったら訪れたい「フーディーのパリ案内」など、家で外で食を楽しむ情報がぎっしり。付録は毎年人気のカレンダー。ぜひ、書店・オンラインで入手して。

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