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おうち時間にマスターしたい、23の王道カクテルレシピ

シンプル&タイムレスなカクテルの作り方、覚えておいて損はなし!

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クラシックなものには、受け継がれてきただけの理由がある。独創的で派手なカクテルももちろんいいけれど、マルガリータやマンハッタン、マティーニなどのタイムレスなカクテルは、飲むとどこかホッとさせてくれ、大人のバータイムになくてはならない存在。

自宅で作るカクテルに磨きをかけたい人も、パンデミック終息後におしゃれなホテルのバーへ出かけるのを楽しみにしている人も、クラシックな王道カクテルがあなたを間違った方向に導くことは決してない。以下の王道レシピを、ぜひマスターしてみて。

Photos: Getty Images Translation: Masayo Fukaya From TOWN&COUNTRY

オールド・ファッションド

old fashioned
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バーテンダーの腕前を試すのには、オールド・ファッションドを注文するのがベストかもしれない。レシピはいたってシンプル。

-バーボン・ウイスキーまたはライ・ウイスキー:2オンス(約60ml)
-アンゴスチュラ・ビターズ:2ダッシュ
-角砂糖1個、または砂糖小さじ1
-オレンジツイストの飾り

グラスに砂糖を入れ、その上にビターズを振りかける。ウイスキーを加え、砂糖が溶けるまでステアする。氷を加えて再びステアし、サーブ。もしバーテンダーが材料を振ったり、フルーツを混ぜたりし始めたら、次回は別のバーに行くのが得策かも。

マルガリータ

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甘すぎるマルガリータミックスは、マルガリータの評判を落としてしまった。フレッシュなライムジュースとテキーラのミックスに、甘味料を加えたものをぜひ手作りしてみて。

-シルバー・テキーラ:2オンス(約60ml)
-コアントロー:1オンス(約30ml)
-ライムジュース:1オンス(約30ml)
-リム用の塩

このレシピはフレッシュジュースを使用するので、シェイクする必要がある。リムに塩を塗ったグラスに氷を入れてサーブして。

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コスモポリタン

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ご存じ「セックス・アンド・ザ・シティ」の影響で一躍有名になったのが、このコスモポリタン。キャリー・ブラッドショーがこのカクテルを有名にしたときと同様に、今でもおいしく飲むことができる。

-シトラスウォッカ:1.5オンス(約45ml)
-コアントロー:1オンス(約30ml)
-ライムジュース:0.5オンス(約15ml)
-クランベリージュース:0.25オンス(約7.5ml)

氷を入れたシェイカーにすべての材料を入れてシェイク。マティーニグラスに注ぎ、あれば輪切りにしたライム(またはその他の柑橘類)を飾る。

ネグローニ

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世界中のバーテンダーに愛されているネグローニは、3つの材料だけでできるシンプルなカクテル。

-ジン:1オンス(約30ml)
-カンパリ:1オンス(約30ml)
-スイート・ベルモット:1オンス(約30ml)

氷と材料を入れてステアするだけ。

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モスコーミュール

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暑い日に飲めば、とても爽やかな気分にさせてくれるので人気が高いモスコーミュール。銅性のマグカップを使うのが一般的で、見た目にも美しい。

-ウォッカ:2オンス(約60ml)
-ジンジャービア:4〜6オンス(約120〜180ml)
-ライムジュース:0.5オンス(約15ml)

カップにライムジュースを入れ、氷を2、3個入れてウォッカを注ぎ、冷たいジンジャービアでカップを満たす。それをステアしてサーブ。

マティーニ

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マティーニを注文する際に「ステアせずシェイクで」と言っていたジェームズ・ボンドは間違っていた――ベースがジンでもウォッカでも、マティーニを作るときはステアが◎。

-ジンまたはウォッカ:3オンス(約90ml)
-ドライベルモット:0.5オンス(約15ml)
-レモンピールまたはオリーブ

氷を入れたミキシンググラスで材料をステアし、冷やしたマティーニグラスに入れる。レモンピールをひと絞りしてグラスに入れるか、オリーブを添える。

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モヒート

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キューバで生まれたラムベースの爽やかなモヒートには、プールやビーチで飲むのにぴったりなミントとライム入り。作家のアーネスト・ヘミングウェイも好んで飲んだと言われているため、文学的な香りも楽しむことができる。

-ミントの葉:3枚
-ホワイトラム:2オンス(約60ml)
-ライムジュース:0.75オンス(約22.5ml)
-シンプルシロップ:0.5オンス(約15ml)

ミントをシェイカーに入れ、氷とすべての材料を加える。シェイクして冷やし、氷を入れたハイボールグラスに注ぐ。お好みでクラブソーダを加え、ミントを飾る。

ウイスキーサワー

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おそらく最も爽やかなウイスキーカクテルで、昔から愛されているのがウイスキーサワー。

-ウイスキー:2オンス(約60ml)
-レモンジュース:1オンス(約30ml)
-砂糖:小さじ1
-卵白:1個分(オプション)

シェーカーに材料を入れてシェイクする(バーテンダーは、この「ドライシェイク(氷を入れずにシェイクすること)」で卵白を取り入れる)。氷を加えて再びシェイクし、氷を入れたロックグラスに注ぐ。

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フレンチ75

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第一次世界大戦中に生まれたカクテル。一口飲むとフランスの75mm野砲という強力な大砲で砲撃されているような気分になることから、この名が付けられたと言われている。

-ジン:2オンス(約60ml)
-シンプルシロップ:2ダッシュ
-レモンジュース:0.5オンス(約15ml)
-シャンパン

ジン、シンプルシロップ、レモンジュースを氷と一緒にシェイクする。シャンパングラスに入れ、そこにシャンパンを注ぐ。

マンハッタン

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1800年代半ばに誕生したこちらは、クラシックカクテルのなかでもアルコール度数の高い一品。

-ライ・ウイスキー:2オンス(約60ml)
-スイート・ベルモット:1オンス(約30ml)
-アンゴスチュラ・ビターズ:2ダッシュ

氷を入れたミキシンググラスで材料をステアする。冷やしたマティーニグラスまたはカクテルクーペに注ぐ。

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スプリッツ

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アルコール度数が低く、爽快感が高いスプリッツは、2世紀以上も前からアペリティーヴォとして人々に愛されてきた。アマーロやリキュールをベースにして作ることもできるが、最もよく知られているのは、クラシックなアペロール・スプリッツ。

-アペロールとチンザノ・プロセッコを同量
-ソーダ:1振り

氷を入れたワイングラスにすべての材料を入れ、静かにかき混ぜる。あればオレンジスライスを飾って。

ギムレット

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クラシックなレシピではジンが使われているが、代わりにウォッカを使っても同様においしい。

-ジンまたはウォッカ:2オンス(約60ml)
-シンプルシロップ:0.75オンス(約22.5ml)
-ライムジュース:0.75オンス(約22.5ml)

すべての材料を氷とともにシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。

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サゼラック

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ちょっぴり刺激的なドリンクがお好みなら、このニューオーリンズ生まれのクラシックなカクテルがおすすめ。

-ライ・ウイスキー:2オンス(約60ml)
-シンプルシロップ:0.5オンス(約15ml)
-ペイショーズ・ビターズ:2ダッシュ
-アブサン

冷やしたグラスをアブサンで洗い、アブサンを捨てる。他の材料をミキシンググラスでステアし、冷やしたグラスに注いで、飾りをつける。

ピムスカップ

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1971年のウィンブルドン大会で初めて公式のピムスバーが登場して以来、イギリスの夏の定番カクテルとして毎年8万パイント以上のピムスカップが観客に提供されている。ピムス社の公式レシピはこちら。

-ピムスNo.1:50ml
-レモネード:150ml
-ミント、オレンジ、イチゴ
-きゅうり(飾り用)

トールグラスにすべての材料を入れ、混ぜればできあがり。

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ヴェスパー

classic cocktail

ジェームズ・ボンドといえばマティーニを思い浮かべるかもしれないが、実はヴェスパーこそがアイコニックなスパイのお酒。初めて登場したのは、イアン・フレミングの1953年の小説『カジノ・ロワイヤル(Casino Royale)』のなかで、ボンドガールのヴェスパー・リンドへのオマージュとして生まれた。

ボンドは「ステアではなくシェイク」で飲むが、多くの人はスピリッツだけのカクテルはステアして飲むというルールを守っている。

-ジン:3オンス(約90ml)
-ウォッカ:1オンス(約30ml)
-リレ ブラン:0.5オンス(約15ml)

すべての材料を氷の入ったミキシンググラスに入れ、よく冷えるまでステアする。仕上げにレモンツイストを添えて。

ミモザ

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1925年に初めてミモザを創出したとされるリッツ・パリのバーテンダー、フランク・マイヤーに敬意を表したい。このレシピは、これまでに作られたカクテルのなかでも最もシンプルなものかもしれない。

-シャンパン:2.5オンス(約75ml)
-オレンジジュース:2.5オンス(約75ml)

同量のシャンパンとオレンジジュースを、シャンパンフルートに入れる。

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トム・コリンズ

classic cocktail

サワーにクラブソーダを加えたトム・コリンズは、お気に入りのバーで飲むのと同じように、自宅でも簡単においしく作ることができる王道カクテル。伝統的に仕上げたいなら、「オールド・トム」スタイルのジンを選ぶのがおすすめ。

-オールド・トム・ジン:2オンス(約60ml)
-レモンジュース:1オンス(約30ml)
-シンプルシロップ:0.5オンス(約15ml)
-クラブソーダ:適量

氷を入れたグラスに材料をすべて入れ、静かにステアして混ぜ合わせる。レモンスライスとチェリーを飾る。

パロマ

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メキシコでは、パロマはクラシックなマルガリータと同じくらい人気がある。テキーラ、ライム、グレープフルーツソーダの組み合わせは、フレッシュに喉の渇きを癒してくれるため、夏の定番になること間違いなし。

-テキーラ:2オンス(約60ml)
-ライムジュース:0.5オンス(約15ml)
-グレープフルーツソーダ:適量

グラスの縁に塩を付け、氷を入れ、テキーラとライムを入れる。そこにグレープフルーツソーダを加える。

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サイドカー

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ブランデー、レモンジュース、オレンジリキュールを混ぜ合わせたこのシンプルなカクテルは、1920年代に誕生。一度飲んでみれば、なぜこれほど長く愛されてきたのかがわかるはず。

- VSまたはVSOPコニャック:2オンス(約60ml)
-コアントロー:1オンス(約30ml)
-レモンジュース:0.75オンス(約22.5ml)

氷とすべての材料を入れてシェイクする。ロックグラスまたはふちに砂糖を付けたカクテルグラスに注ぐ。

ミント・ジュレップ

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ケンタッキーダービーのオフィシャルドリンクでもあるミント・ジュレップは、チャーチルダウンズ競馬場にいなくても注文する価値がある。

-バーボン:2オンス(約60ml)
-ミントの葉:8〜10枚
-シンプルシロップ:0.25オンス(約7.5ml)

ミントジュレップカップにミントの葉とシンプルシロップを入れて混ぜる。バーボンとクラッシュドアイスを加え、カップが霜で覆われるくらいまでステアする。さらにクラッシュドアイスを入れて、ストローとミントの小枝を添えて完成。

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