ストリートでキャッチ！ 2020秋冬、取り入れるべきリアルトレンド14

今季、もっとも過熱していたトレンドのひとつがレザー。とりわけクールな印象に仕上がるブラックレザーは、頭の先からつま先まで、全身でまとう猛者が大多数。一点投入でモードに、かつ最旬スタイルに仕上がるブラックレザーアイテムは、まず2020秋冬シーズンのワードローブにスタンバイさせたいトレンドアイテム筆頭格。

「ディオール」のショー会場でキャッチした、アーティストのフィオナ。ブラックレザーのコートを主役に、“サドル”バッグでモダンなアクセントを。よく見ると、足もとのブーツは左右色違い！ 遊び心たっぷりのアクセントで、オールレザーコーデを軽やかに仕上げて。

ショート丈ジャケットとハーフパンツのコンビネーションで、レザーのセットアップを軽やかに着こなしていた彼女。足もとは、今季の最注目トレンドシューズであるロングブーツを合わせて、旬なバランス感に仕上げたのが◎！

ブラックレザーをエレガントに着こなすなら、迷わずドレスにトライして。重たく見えがちなオールレザーコーデも、彼女のようにフェミニンなアイテムで選べば野暮ったく見える心配なし。大ぶりのペンダントやメッシュバッグもアクセントに活躍！

デスクワークやミーティング、そして友人たちとのおしゃべりタイムにも。365日いつだってカフェオレが欠かせないように、今季のおしゃれにもカフェオレがマストハブ。作り方はいたって簡単。

ベージュ、ブラウン、オフホワイト……と、カフェオレを彷彿させるカラーを重ねて、ソフトなトーンオントーンコーデに仕上げるだけ。先シーズンからトレンドのベージュコーデにそろそろ飽きてきたなら、そろそろカフェオレコーデにトライする頃合い。

明日から真似できるのが、ニュアンスのつけたベージュを重ねるスタイル。彼女のようにインナーからシューズまですべて統一すれば、ノーアクセサリーでも華やかな仕上がりに。

ラグジュアリーECサイト「マイテレサ」のバイイングディレクター、ティファニーもカフェオレコーデに夢中のひとり。ベージュやブラウンのコンビで完成させたスタイルに、「ボッテガ・ヴェネタ」のフリンジクラッチバッグでぐっと格上げ。

サングラスやフープピアスもカフェオレトーンで統一した彼女は、セットアップを主役にしたモダンなスタイリングが◎。ぽってりとしたフォルムが旬な、ビッグクラッチバッグをアクセントに。

これなくしては今シーズンのおしゃれは完成しない、と断言できるほど絶対的トレンドアイテムに君臨したロングブーツ。特に、ランウェイトレンドもクラシック回帰なムードが流れている今季は、さまざまなブランドからバリエ豊富に揃っているので、お気に入りの一足が必ず見つかるはず。ハーフパンツやミニ丈ボトムとのコーデ、そしてブーツインなど、ファッショニスタたちも個性豊かなスタイリングで一大トレンドを謳歌。

ストリートでも圧倒的にカブりが続出した「シャネル」のバイカラーブーツ。 クリエイティブ ディレクターのレイアは、ブラックを基調したコーディネートでロングブーツを攻略。まずトライするなら、彼女をお手本にスタイリッシュなブーツインコーデに仕上げてみては？

ユニークなレイヤードドレスを着こなした彼女は、ロングドレス×ロングブーツのコンビネーションがシック。秋冬らしいロングアウターやロングドレスと合わせて、重たいスタイリングを楽しむのも今シーズンらしいコーデ法。

インフルエンサーのクロエは、じわじわとヒットの兆しを見せているウェリントン・ブーツをいち早く愛用。 晴雨兼用の機能性あふれるデザインが、スタイリングに絶妙な抜け感をプラスしてくれる。

ここ数シーズンに渡って、人気が沸騰していたセットアップ。トレンドの流れは、ジャケット＋パンツのベーシックなコンビから、ジャケット＋ハーフパンツに、そして今季は、ビビッドカラーや、インパクト抜群の柄で個性を主張するファッショニスタが増加。一点投入でサマ見えするうえ、冬コーデを華やげるカンフル剤としても活躍必至。

ファッションウィーク常連のヨーヨーは、知性あふれる彼女のキャラクターにマッチした、ネイビーのトーンオントーンコーデで登場。ビビッドすぎるカラーは難易度が高い……という人は、彼女のように落ち着いたカラートーンでトライしてみて。

エディターのジュリアは、「ポール＆ジョー」のセットアップでレトロシックなコーディネートを完成！ フューチャリスティックなサングラスが、モードなニュアンスを添えて。

ファッションウィーク中も必携だったマスクと、バランス良くコーディネートするファッショニスタも。ビビッドピンクのセットアップにブラックを効かせた、クールなスタイリングが目を引く。黒マスクを主役にした彼女のほか、パリコレではおしゃれなマスクコーデを楽しむ人がこんなにたくさん！

今シーズンも引き続き人気のチェック柄。今季はさらにクリエイティブに、そしてインパクト抜群に進化し、ドレスやアウターで取り入れて全身で楽しむ個性派ファッショニスタの姿が多数。どんなに大胆に取り入れても派手すぎず仕上がる懐の深さは、誰もが見慣れた定番の柄だからこそ成せる業。

手軽に取り入れるなら、クラシカルなセットアップにトライするのが近道。彼女のようにシンプルなインナーで、あくまでチェック柄を主役に引き立たせるのがポイント。

人気セレクトショップ「パラダイス ガレージ」のファウンダー兼ディレクター、エステルはチェック柄のニットアップをチョイス。ほっこりした印象を拭うべく、チャンキーヒールを合わせてマッシュアップ。

主役級デザインのチェック柄コートもストリートに多数。一点投入でぐっと雰囲気が出るので、その他はシンプルでベーシックにまとめるのが得策。