記録的な暑さが続くこの夏。外に出れば日差しがジリジリと肌を焼くのに、室内に入れば冷房で肌寒い……なんてことよくありますよね。そんな気温差のある日こそ活躍するのが、腰巻きスタイル。シャツやカーディガンを腰に巻けば、手軽に持ち運べる羽織りとして機能するだけでなく、コーデに立体感とこなれ感がプラスされます。暑い外ではアクセントとして、冷房の効いた室内ではサッと羽織って温度調整できる、実用とおしゃれを兼ね備えた万能テク!
さらにうれしいのは、腰まわりにボリュームを作ることで自然な体形カバーが叶うこと。ヒップや太ももまわりをさりげなく隠しつつ、視線を上半身や顔まわりに引き上げてくれます。色や素材の選び方次第で、夏だけでなく秋にも長く楽しめるのも魅力。
ワンピース派なら、シルエットに動きをつける腰巻きシャツが好相性。落ち着いた色合いのワンピースに同系色のチェックシャツを腰巻きすれば、色のトーンがそろっているので大人っぽさをキープしつつ、腰位置が強調されてスタイルアップ効果も。
また、色で遊ぶテクニックもおすすめ。写真のスナップのように、グレートーンのパンツとパステルイエローのトップスの間に、ビビッドなイエローを差し込むことで、全体が一気に華やぎます。コーデが沈みがちなモノトーンやニュートラルカラーの日こそ、こうした差し色を投入してみて。
このテクニックは夏の終わりから秋口にかけても活躍。例えば、淡いトーンのニットワンピースに同素材のトップスを腰巻きすれば、ワントーンで統一されたシックな印象と、少し肌寒い日への実用性を両立。あるいは、グレー×ホワイトのニュートラル配色に薄手ニットを腰巻きしたスタイルのように、落ち着いた色味でまとめれば、季節の移り変わりにも自然になじみ、軽い羽織りとしても頼れる存在に。
腰にひと巻きするだけで、温度差対策からスタイルアップまで叶うこのテクニック。シャツやカーディガンを持ち歩く感覚で取り入れれば、コーデのアクセントとして活躍。季節やシーンに合わせて素材や色を変えながら、夏の終わりから秋まで、自在にアレンジしてみて!