今月は秋いちばんに着たいカラーアイテムを、Z世代に向けたオンライン限定レーベル「ビームスドット(BeAMS DOT)」からハント。エントリープライスで旬なトレンドアイテムが揃う、と評判なだけあって、アンダー1万円で買えるトレンドアイテムが目白押し。数あるなかから、濱本さんが選んだアイテムとは?
スタイリスト/濱本愛弓(AYUMI HAMAMOTO)
「エル」をはじめ、多数のメディアで活躍するスタイリスト、「エル・スタイルインサイダー」のひとり。2014年よりスタイリストの仙波レナ氏に師事、2018年より独立。色や柄を混ぜたミックススタイルに、マキシマムなジュエリーコーデが鉄板。
「今季のニットは、首まわりが広く空いているデザインを選んで、ゆるっと着るのが気分。少し肩を落として着ることで抜け感が生まれ、肌とのコントラストでジュエリーも映えます。この『ビームスドット』のニットは、柔らかいシャギー素材で着心地が良いのも選んだ理由のひとつ」
「ライトブルー×ブラックは好きな色合わせ。パステルカラーはモノトーンと合わせることによってぐっと引き締まるので、迷ったらぜひトライしてほしい組み合わせです。おしゃれがぐっと楽しくなる秋は、ドレッシーなアイテムを合わせるのも◎。今回はフェザーが揺れるシックなスカートをシャギーニットでカジュアルダウン。肩を落として、ちょっぴり抜け感を演出するのをお忘れなく」
「この秋は、ワントーンでまとめたコーディネートも気になります。オールライトブルーで揃えたコーディネートには、ベルト代わりにニットをプラス。パジャマライクなセットアップの引き締め役として、メリハリをつけるポイントに。今回はシャツとパンツのラフなセットアップなので、足もとには必ずヒールを」
「2021秋冬シーズンは、ベロア素材に注目しています。重厚な素材のひとつですが、このスカートはスリットが入っていたり、歩くたびに揺れるマーメイドラインだったりと、軽快に着こなせるデザインが◎。こっくりとしたグリーンも、旬なムードにぴったり。秋冬はニットやジャケットと合わせて、春夏や肌見せトップと合わせて、シーズンレスに楽しむのもいいですね」
「まずはかっちりとしたジャケットと合わせて、クラシカルにスタイリング。高身長な方でない限り、ロングスカートはコーディネートに抑揚がない印象になりがちなので、ベルトマークしてメリハリを付けるのがポイント。足もとはアクセントカラーとしてパープルをON。ビビッドなカラーコントラストで、ぐっと引き締めてくれます」
「またもやグリーンでまとめたワントーンコーディネートにトライ。どちらもシャイニーでつや感のある素材なので、極力シンプルに、品良くまとめることを意識しました。ブーツにアニマル柄をもってきたり、ピアスでブラウンやオレンジを取り入れたりと、随所に秋冬ムードを効かせた色や柄を合わせたのがポイントです」
photo:RISAKO SUEYOSHI(snap), KEITA/flame(cut out)
問い合わせ先/ビームス公式オンラインショップ
https://www.beams.co.jp/