テバ トレイル ワインダー ロー
「テバ」のファストハイクシューズ“トレイル ワインダー ロー”(レディース)¥19,800/テバ(デッカーズジャパン)

読書や旬のグルメもいいけれど、秋といえばスポーツ。近頃は日中も涼しくなり、屋外で体を動かすにはベストな気候ですよね。そして、若者たちの間では今、“自然界隈”というアウトドアな言葉なんかも流行っているそうです。

※自然界隈……山や川などの自然スポット、または自然を楽しむ行動や人を指す。

日光国立公園
11月初旬に訪れた栃木県・日光国立公園。都内からは車で約2時間半と、比較的アクセスグッド。

そんなトレンドの波に乗ったわけではないのですが、先日「テバ(Teva)」が主催するツアーに参加し、日光で秋のハイキングを満喫してきました。その時に履いた、ファストハイクシューズ“トレイルワインダー ロー”がとても快適だったので、ツアー中の思い出とともにご紹介させてください。

日光
国立公園内の光徳沼は、すっかり秋景色でした。

まず、“トレイルワインダー ロー”は、2024年に登場した「テバ」の新作モデル。開発背景にあるのは、ブランド誕生の地であるアメリカの若者の間で流行っている、“ライト&ファスト ハイク”というスタイルです。ジムでのワークアウトよりも、身軽な装備で自然の中を歩いて適度に体を動かすことを好む人が、ここ数年増えているのだとか。

テバ トレイル ワインダー ロー
ツアー参加者たちと記念撮影。“トレイル ワインダー ロー”は、レディースがオフホワイト系のバーチと、深みレッドのマルサラの2色展開。メンズはブラック、カドミウム グリーン、マシュマロの3色展開。

そんなスタイルを体現するように、“トレイルワインダー ロー”は街でもアウトドアフィールドでも履ける、ボーダーレスなシューズとしてデザインされています。ロートップで街履きスニーカー風のルックスながら、ラグは深めで、トレイルのぬかるみや濡れた石の上でも滑りにくいグリップ力を有しています。さらに、ソールは適度なやわらかさとクッション性を備えているから、実際にトレイルでも舗装路でも歩き心地が快適でした。

日光
国立公園内のコースはアップダウンが少なく、歩きやすく整備されているので、ハイク初心者にもおすすめ。

ツアーでは、日光で少人数制のアウトドアガイドを行っている「天地(あめつち)」(@ametsuchi.nikko)の星野さんご夫妻の案内のもと、参加者のみなさんと国立公園内を5kmほどハイク。秋色に染まった山々と景色に癒されながら歩き、途中にはホットコーヒーと焼き菓子でワンブレイク。

日光珈琲の男体山コーヒー
ブレイクで私が選んだのは日光珈琲。日光連山のひとつ、男体山(なんたいさん)の名をとったブレンドコーヒー。

その後も、のんびり気ままに歩き、景勝・湯滝でゴール。日本でもアメリカでも、若者たちが“自然界隈”な時間の過ごし方に惹かれることには、心底共感。おしゃべりを楽しみながら、自然の中をリラックスして歩くツアーは、大人世代の私にとっても最高でした。

湯滝
ツアーコースのゴールだった湯滝。高さ70メートルもの滝は迫力満点。
炉心庵
ハイク後は、日本料理店の炉心庵(ろこあん)へ移動し、日光の食材を用いたランチに舌鼓。地産の汲み上げ湯葉(写真手前)が、おかわりしたいほどおいしかった。

日光ハイクで心の栄養を満タンチャージできたからか、ツアー以来、日々の仕事のエンジンが絶賛快調。そして、晴れの休日には“トレイルワインダー ロー”を相棒に、またどこか自然の中へお出掛けしたいななんて思っています。

“トレイル ワインダー ロー”(レディース)¥19,800/テバ(デッカーズジャパン)

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エディターmarie

MARIE/コントリビューティング・エディター

モードとヴィンテージを愛するファッション担当。趣味の登山好きが高じて、近頃はアウトドアジャンルのネタ収集や記事作りにも邁進中。