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おしゃれな人は何が違う? 17人の愛用品・こだわり・ファッションのルールを徹底取材

さりげないのに、まねしたくなる。センスのいい人が実践する、おしゃれに関する“小さなこだわり”とは?

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靴下、インナー、ジュエリーなどの目立たないアイテム選びから、色合わせやバランス感覚まで。おしゃれな人のスタイルに息づく、“小さなこだわり”。今回は、スタイリストやバイヤー、エディターなど、ファッションのプロたちに、自分流のルールや愛用アイテム、参考にしているモノやコトまでを調査。明日のコーデに利くヒントを見つけて。

※すべて私物のご紹介のため、各ブティックへのお問い合わせはご遠慮ください。

1

カラーレスな石のリングをたくさんつける

mariko abe

安部真理子/「シャランポワ」、「アドリン ヒュー」デザイナー

Q. おしゃれに関する「小さなこだわり」は?

「水晶、ガーデンクォーツ、ルチルクォーツ、オニキス……。ほぼ透明だけど表情のある石、モノトーンからベージュなどのカラーレスな石を集めています。元々好きということもありますが、何も考えずにたくさん重ねても重くならず何となくまとまります。最近はピンクの石が気になるので少し足したりもしています」

Q. 参考にしているモノ・ヒト・コトは?

「ニューヨークのバレエダンサー、イザベラ・ボイルストン。Instagramで偶然見つけた方なのですが、センシャルで遊びの利いた私服のスタイリングがかわいくて、いつも参考にしています」

2

色の組み合わせで冒険をする

duft chiemi wakai

若井ちえみ/フラワーショップ「ドゥフト(duft)」店主

Q. おしゃれに関する「小さなこだわり」は?

「モノトーンやワントーンも好きですが、仕事柄か、色合わせで少し冒険することが多い気がします。花を組むときと同じように、洋服でもお互いを引き立て合う色のミックスを無意識に意識しているのかもしれません。うるさくなりすぎず、品のある色合わせが好きです」

Q. 参考にしているモノ・ヒト・コトは?

「特別に意識している人はいませんが、私のお店『ドゥフト(duft)』の隣でセレクトショップ『フェアンヴェー(fernweh)』を営む夫の存在に、日々刺激をもらっています。私以上に洋服好きで知識も豊富なので、夫のスタイリングや仕入れた服に、自然と影響を受けていることに気づきました」

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3

全身ミニマルブラックにまとめて、装いを引き算する

sumire hayakawa

早川すみれ/スタイリスト

Q. おしゃれに関する「小さなこだわり」は?

「スタイリストとして10年以上活動するなかで、最近は“人に洋服を着せる喜び”がより大きくなってきました。特に真夏の繁忙期は、自然と自分の服装も動きやすくミニマルに。アイテム数や時計、アクセサリーも厳選し、ノイズを減らすことが自分の中のこだわりになっています。

撮影やコーディネートチェックの日は、髪から足もとまでオールブラック。全身を黒でまとめたミニマルなスタイルは、着せ付けや現場に向き合うための“おまじない”のような存在です」

Q. 参考にしているモノ・ヒト・コトは?

「参考にしているのは、『ボッテガ・ヴェネタ』の新クリエイティブ・ディレクターにも就任した、デザイナーのルイーズ・トロッターと彼女が表現する洗練されたカジュアルな女性像。そして、ドイツ出身のファッションブロガー、マリア・バルテチコ。2人ともダブルブリッジの眼鏡を愛用していて、そのスタイルに憧れています。

アクティブでベーシックなのに洗練されていて、サイズ感も計算されている。少しユニークなひねりも利いた彼女たちの着こなしは、とてもリアルで参考になります。ちなみにマリア・バルテチコに影響を受けて、私も『マイキータ(MYKITA)』で紫外線99%カットのダブルブリッジ眼鏡を購入したばかり。ロケ撮影で大活躍しています」

4

365日、4つのシルバージュエリーと共に生きる

kumiko katayama

片山 久美子/フリーランスクリエィティブディレクター、「CITYSHOP」コンセプター

Q. おしゃれに関する「小さなこだわり」は?

「強いディテールや素材、カラーのファッションが多い私ですが、ジュエリーは4つのシルバージュエリーで固定。『エルメス』と『サンローラン』のバングルを重ねづけし、フランス人アーティスト、ゾエ・モームの”Shooting Star Ring”、『katakuriko』のリングはどんな日でも必ず身につけています。シンプルさとデザインのひねりが絶妙に調和していて、どんな装いにも自然となじむ“お守り”的存在です。

左手の小指・薬指・中指に着けているゴールドリングは、外すことのない“スキンジュエリー”。結婚指輪を中心に偶然はまり込むように重ねるようになり、そのおさまりの良さから、いまでは寝るときも外さないほど身体の一部になっています」

Q. 参考にしているモノ・ヒト・コトは?

「秘密ですが、『この人にはかなわない』と思う、才能にもセンスにもほれ込んでいる友人がひとりいます。あまりにも近しい存在なので恥ずかしくて他言できませんが、軽やかで頑固で、誰のまねでもない世界観をもつ女性です。物理的な距離があるため頻繁に会えるわけではないものの、常にインスピレーションをもらっています」

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5

コーディネートに“違和感”と“癖”を宿す

nozomi mizukawa

水川のぞみ/「VISITFOR」プレス、バイイング

Q. おしゃれに関する「小さなこだわり」は?

「ファッションは自己表現だと思っているので、スタイリングにはあえて“違和感”や“癖”(=自分らしさ)を残すようにしています。写真では、『ニコロ・パスカレッティ(Niccolò Pasqualetti)』のビーンズ付きビーニー、『バレンシアガ』の5本指バレエシューズ、『タリアバイア(Taila Byle)』の巻いて履くオーバーソックス、『ブレス』のキーモチーフ付きベルトなど、クラフト感やユーモアのあるアイテムを一点投入しています。“違和感”のあるアイテムには、その人らしさがにじむ。会話や印象に残るきっかけにもなると感じています。

スタイリングがまとまりすぎたときは、あえて違和感を足すことでバランスが整うことも。小物が決まらないときは素材感で遊びます。なかでもお気に入りはシースルーのアイテム。抜け感や動きを加えつつ、“引っかかり”も生まれるので、コーディネートに欠かせません。友人たちと手がけるアパレル『_ce1331』でも、そうした要素を意識してシースルーワンピースを制作しました」

Q. 参考にしているモノ・ヒト・コトは?

「特定のブランドにこだわりはありませんが、お店のバイイング時に自然とチェックするルックブックやランウェイの資料は、いつもスタイリングのヒントになっています。

ただし、コレクションの世界観をそのまま日常の装いに持ち込むとミスマッチになることも多いので、どう“落とし込むか”を考える時間も楽しみのひとつになっています」

6

髪型、リップカラー、ジュエリーを変えない

ayami yamonobe

山野邉彩美/「TOMORROWLAND」バイヤー

Q. おしゃれに関する「小さなこだわり」は?

「髪型とリップは、私のチャームポイントでもあり、大切にしているパーツです。これまでたくさん冒険してきたからこそ、今のこのバランスが一番自分らしさを引き出してくれると感じています。

ジュエリーはもっぱらゴールド派。365日ほとんど同じ位置に、変わらず着けています。着け方すら変えないのは、お守りのような安心感があるからです」

Q. 参考にしているモノ・ヒト・コトは?

誰か特定のスタイルを参考にしているわけではありませんが、挙げるとすればシャルロット・ゲンズブール。彼女の“生き方そのものがスタイルに表れている”ところに強く共感しています。マスキュリンでトラッドな装いに、無邪気な笑顔。母、ジェーン・バーキンの背中を感じさせつつ、着飾らなくともファッションを楽しんでいる姿勢に惹かれます」

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7

コーデ決めは10分以内

koyou ando

安藤小葉/「HOOKED vintage」オーナー

Q. おしゃれに関する「小さなこだわり」は?

「悩んでも、最終的に最初に目に入った服を選ぶことが多いので、『パッと決める』ことがその日の気分に合っているのだと思うようにしています。小物や組み合わせもワンパターンにならないようトライはしますが、時間があってもあえて急いで決める。そうして偶然選んだコーディネートの方が、意外と気に入ることが多いです。

どんなに好きなブランドでも、ロゴが大きく入ったアイテムは苦手。ボタン程度なら気になりませんが、たぶん長くは着ないと感じてしまいます」

Q. 参考にしているモノ・ヒト・コトは?

「参考にしている人物は、ゲイリー・オールドマンダイアン・キートン。サイズや色が合うという以前に、どんな服も“その人が着ることで完成される”ような、内面の魅力に惹かれます。

服に袖を通すマインドや日々のあり方にも興味があります。何気ない着こなしでも、叙情的な雰囲気を持つ人がまとうことで、服とのバランスに“ドキッ”とさせられる瞬間があると感じています」

8

ランジェリーを主役に

anna abe

ジュニアエディターANNA

Q. おしゃれに関する「小さなこだわり」は?

「ランジェリーが大好きです。こちらのランジェリー連載を担当させてもらってからさらに愛が深くなりました。夏はコルセットトップやきゃしゃなストラップのブラをスタイリングに取り入れて、ランジェリーを主役にしたコーディネートを堪能。冬は外にみえないからこそ、とびきりセンシュアルなものを選んだり、タイツや靴下などのアイテムで着こなしの幅を広げることを意識しています。 ずっと好きなブランドは、『ヤスミン エスラミ』や『オンリー ハート』。友人のブランドである『ドロウ』も毎シーズン楽しみにチェックしています」

Q. 参考にしているモノ・ヒト・コトは?

「シンガポール出身のファッショニスタ、ヨーヨー・カオ(YOYO CAO)。2016年頃のファッションウィークでキャッチされたスタイルがとても素敵で、それ以来ずっとウォッチしています。ラグジュアリーでありながら、どこかカジュアルでマスキュリンな着こなしは今も健在。特に帽子やアイウェアなど、小物の使い方に彼女のセンスがキラリ。数シーズン、ファッションウィークのストリートスナップ記事を担当しているのですが、彼女のスタイルは毎回欠かさず取り上げています(笑)」

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9

定番ジュエリーで自分らしさを。アイウエアとリップで季節感を

kiyoka inoue

井上希代香/フリーランスデザイナー、「ブティック オジェ(boutique ojet)」ショップディレクター

Q. おしゃれに関する「小さなこだわり」は?

「ジュエリーは自分にとってお守りのような存在なので、毎日同じものをつけるのが好きです。愛用しているのは『カルティエ』の”トリニティ”、『メゾンカノコギ(MAISON KANOKOGI)』のブラックダイヤのピアス、18Kのネックレスなど。自分らしさの軸になっている、マイスタンダードなアイテムです。

一方で、季節感やムードの変化はアイウエアとリップで取り入れます。今は『アトリエ マクリ(atelier macri)』のキャットアイ型リムレスと、『プラダ』のフレッシュなピンクリップが気分! 夏らしい抜け感と、新鮮な印象をプラスしてくれます」

Q. 参考にしているモノ・ヒト・コトは?

「小松菜奈さんとリリー=ローズ・デップ。つくり込みすぎない色気や、気負いのない存在感。コケティッシュでありながら芯のある美しさに惹かれます。どんなアイテムも自分のスタイルに自然と引き寄せていて、“今っぽさ”も抜かりない。そんな彼女たちのバランス感覚がとても好きです」

10

クラシックに遊び心をプラスする

juri okita

Juri Okita/デザイナー、アートディレクター

Q. おしゃれに関する「小さなこだわり」は?

「基本的にクラシックでラフなスタイルが多いのですが、そこにさりげない遊び心や自分らしさを加えるのが好きです。たとえば、古着のジャケットに自分でステッチを加えたり、ローウエストでバギーなカスタムカーゴショーツにメリージェーンを合わせたり。アイテムのディテールや組み合わせで少し“外し”を利かせるのが、自分らしいバランスだと感じています」

Q. 参考にしているモノ・ヒト・コトは?

「'90sテイストのストリートスタイルが好きで、そんな要素を今のファッションに取り入れながら、個性的な小物とミックスして楽しんでいる人たちを街でよく観察しています。

最近とくに好きなのは、セレクトショップのサンプルセールやアートブックフェア。自分好みのスタイルがたくさん見つかる、お気に入りの観察スポットです」

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11

トレンド小物、最初の一手はサングラス

masako yunoki

エディターMASAKO

Q. おしゃれに関する「小さなこだわり」は?

「小物はまずサングラスから取り入れるのが私の定番。バッグや靴よりも手軽な価格で挑戦しやすく、夏のスタイリングにひとさじのインパクトを加えてくれる頼れる存在です。最近のお気に入りは、日本に上陸したばかりのブラジル発アイウェアブランド『ラピマ(LAPIMA)』。モダンなシェイプのカラーフレームが豊富で、意外と珍しいホワイトのフレームやクリアなイエロー、アボカドやアサイーといったキャッチーなカラーもあってどれもすてき!」

Q. 参考にしているモノ・ヒト・コトは?

「ニューヨーカーのケイト・ベリー(Kate Berry)は、ジュエリー・ワードローブ取材で出演してもらって以来、その抜群のセンスにくぎ付け。さまざまなマテリアルを組み合わせたレイヤードスタイルや、自宅のインテリアも最高にシック!」

12

ミニマルスタイルに“ワンフック”を利かせる

kanna fujii

藤井かんな/「エストネーション」ウィメンズファッションディレクター

Q. おしゃれに関する「小さなこだわり」は?

「ベースはミニマルなパンツスタイル。そこに“あれ?”と思わせるようなバランスやシルエットの強弱で、新鮮さを加えるのが自分流のルーティンです。たとえば、極端なロング&リーンやオーバーサイズ、パンツをローウエストではくスタイル、タイニー×ワイドの組み合わせなど。

さらに、シューズや小物で“ワンフック”となるハズしやアクセントを加えるのもポイント。たとえば、写真のアイテムはすべてベルト代わりとして腰まわりにつけるアクセサリー。マルチカラービーズで編まれたリボンベルトは、20年以上前の伝説的ブランド『ルエラ・バートリー(Luella Bartley)』のもの。『ロエベ』のアンスリウムモチーフのアクセサリーはベルトループに結びつけてユニークにアレンジ。ゴールドチェーンのリリエットは『A.P.C.&ヴァネッサ・シワード(A.P.C.& VANESSA SEWARD)』のアイテムです」

Q. 参考にしているモノ・ヒト・コトは?

「ミニマルでシンプルなスタイルが好きなので、90年代のファッションアイコンたちの装いには、今見ても惹かれるものがあります。特に、ケイト・モス(『カルバン・クライン』『ジル サンダー』『プラダ』『ヘルムート ラング』など)やグウィネス・パルトロウからは大きな影響を受けてきました。

近年のインスピレーション源は、ハンター・シェイファーエリオット・サムナー。中性的でシンプルな装いに、ユーモアや個性をさりげなく利かせているバランスが魅力的です。

海外誌では『The Gentlewoman』『HommeGirls ®』『Self Service Magazine』『Holiday Magazine』を愛読。映画からも刺激を受けており、洋服だけでなく、時代性や空気感といった背景ごとスタイルに取り入れるようにしています」

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13

コーデのどこかに遊びを入れる

haru

haru./クリエイティブディレクター

Q. おしゃれに関する「小さなこだわり」は?

「普段はシンプルでベーシックな服装が好きですが、きれいにまとまりすぎると自分らしくない気がして、どこかに“遊び”を加えるようにしています。

たとえば、バッグにキーホルダーをつけたり、ちょっと変わったアクセサリーを合わせたり。そうすると、ぐっと自分らしくしっくりくる感覚があります。写真に写っている“おにぎりバッグ”は、韓国のブランド『CDY』のもので、友人からのプレゼント。キーホルダーには、おにぎりを食べている“シナモロール”のチャームをつけています」

14

アンダーウエアとの組み合わせを楽しむ

haru

haru./クリエイティブディレクター

「自身で下着ブランドを手がけていることもあり、日常の中で服と下着をどう素敵に組み合わせられるかを、いつも考えています。

1年前に立ち上げたインナーウエアブランド『ヒープ(HEAP)』のブラは、オリジナルのテキスタイルにこだわっているのが特徴。特に夏は、薄手のトップスと重ねて、積極的に“見せる”スタイリングを楽しみたいです」

Q. 参考にしているモノ・ヒト・コトは?

「ジェーン・バーキンとシャルロット・ゲンズブール。2人とも、ベーシックなアイテムをさらりと着こなしながら、パーソナリティや人生がにじみ出ているスタイルがとても素敵だと思っています。大好きな親子です」

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15

アクセサリーは足し算

momo okamura

ソーシャルエディターMOMO

Q. おしゃれに関する「小さなこだわり」は?

「アクセサリーは“引き算”より“足し算”が私の定番。リングもバングルもネックレスも、とにかく重ねてなんぼ。じゃらじゃらしてるくらいがちょうどいいと思っています。服がシンプルな日ほど、シルバーとゴールドをミックスして、素肌にギラッと映えるアクセ使いで遊んでいます」

16

赤い靴下のパワーを取り入れる

momo okamura

ソーシャルエディターMOMO

「赤い靴下を選ぶのが私のもうひとつのこだわり。モノトーンでもカラフルでもどんなあらゆるスタイルに赤い靴下はマッチしますし、足もとに赤がチラリとみえるととても気分が上がります。服より気軽に、でも確実に印象を変えてくれる存在です」

Q. 参考にしているモノ・ヒト・コトは?

「ファッションアイコンは、DJのペギー・グー、『ジ・アティコ(THE ATTICO)』のデザイナーであるジルダ・アンブロジオ、そしてクロエ・セヴィニー。ストリートやヴィンテージ、色づかいなど、ジャンルやスタイルが違っても、みんな自分らしいスタイルを楽しんでいて、自由でかっこよく、芯の強さがあって憧れます」

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17

ミニマルな装いは、眼鏡を主役に

daeun lee

エディターDAEUN

Q. おしゃれに関する「小さなこだわり」は?

「私の“小さなこだわり”は、ステートメントグラス。地味に見えがちなミニマルシックな装いを好むからこそ、顔まわりに存在感のあるメガネを添えて、ぐっとこなれた印象に仕上げています。洋服の装飾や色使いはあえて控えめに、そのぶん小物でさりげなく個性と遊び心を利かせるのが、私のスタイリングルールです」

Q. 参考にしているモノ・ヒト・コトは?

「スタイリングのインスピレーション源としてよく参考にしているのが、スタイリストのダニ・ミッシェルが手がけるセレブたちの着こなし。特に、ヘイリー・ビーバーデイジー・エドガー=ジョーンズのスタイルは、ミニマルでありながら洗練されていて、トレンド感もしっかり押さえているところが魅力。抜け感のあるシンプルなアイテムの合わせ方や、バランスのとれた肌見せなど、まねしたくなるポイントがたくさん詰まっていて、日々のスタイリングに取り入れるヒントをもらっています」

18

定番品は専門ブランドで買う

shoes and jeans laid out on a flat surface

シニアエディターSAYAKA

Q. おしゃれに関する「小さなこだわり」は?

「『餅は餅屋』の考えで、ワードローブの基本となるベーシックなアイテムは、それに特化した老舗で購入することが多いです。スニーカーはスポーツブランド、デニムはデニムブランド、ローファーはファクトリー系ブランドなど。スタイリングに何か影響を及ぼしているわけではないですが、専門に作ってきたからこその叡智が詰まってそうで信頼できる、という自己満かもしれません(笑)」

Q. おしゃれに関する「小さなこだわり」は?

スティーヴィー・ダンス。スタイリストの彼女のパーソナルスタイルとアウトプットがずっと好きです。あとはローレン・ハットンやキャロリン・ベセット=ケネディ、'90年代のケイト・モスなど、レジェンドだちのおしゃれを参考にしています」

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19

ジュエリーを選ぶ条件は、“インパクト”

rika matsumi

エディターRIKA

Q. おしゃれに関する「小さなこだわり」は?

「顔立ちがあっさりしている分、コーディネートの締めとして、首もとにはインパクトのあるボリューミーなジュエリーを合わせるのが自分なりのこだわり。今気に入っているのは、『ジェントルモンスター』のサングラスモチーフのネックレスと、『H&M×ロク(rokh)』の存在感あるボールチェーンネックレス」

Q. 参考にしているモノ・ヒト・コトは?

「その時々で参考にする人は変わりますが、今は改めてG-DRAGONに夢中です。派手に見えて、実は顔の印象が濃すぎない彼の“見せ方”がすごく参考になります。デニムジャケットにニットを重ねるレイヤード術や、ピンクの差し色使いなど……ファンの方でも気づかないような細部をこっそり参考にしています(笑)」

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