中条あやみ、「ルイ・ヴィトン」の陽光に輝くハイジュエリーの旅へ

ハイジュエリーのランウェイショーが開催される会場での中条さん。ドラマチックなドレープのショートトップスとフローラルレースのスカートを女神のように着こなした。

存在感のあるバングルとリング、イヤリングは、ハイジュエリー･コレクションの｢アウェイクンド ハンズ アウェイクンド マインズ｣。 イエローゴールドとイエローダイヤ、ホワイトゴールドとホワイトダイヤをグラフィカルに配置し、モダンに印象づけている。

30.75カラットのペアカットのブラジル産エメラルドをセンターに配置した“アポジェ”は、メゾンのラゲージ製造業者としての伝統にオマージュを捧げたネックレス。トランクの機能美などを、豊かなダイヤモンドと類まれなサヴォアフェールで表現している。

鮮やかな後光に導かれた輝く星を表現した“オーラ”は、メゾンのシグネチャーであるモノグラム・フラワーを、明るい光の啓示に見立てたもの。イエローゴールドのやわらかなトーンと、スターの直線的なラインが融合し、新たなフェミニニティを讃えている。

ショーの翌日は、前日に披露されたハイジュエリーを間近で見られる展示会が開催された。中条さんは、「ルイ・ヴィトン」の最新コレクションからセレクトした、ボリュームのあるパフスリーブの白シャツと、金ボタンがアクセントになった黒のスカートを着用。マリンテイストのコーディネートが清々しい魅力を一層引き立て、地中海独特の美しい青空に映える。

中条さんの襟元と顔まわりに輝くのは、ハイジュエリー･コレクション“スピリット”からセレクトした、“デスティニー”のネックレスとピアス。ホワイトゴールドとイエローゴールドに、トライアングルシェイプのダイヤモンドを建設的にセットし、繰り返されるVモチーフが存在感を放つ。その力強さは、メゾンに受け継がれてきたレガシーを象徴している。

2000粒以上のダイヤモンドと114粒のパールで、複雑に絡み合うロープを表現した、“コネクション”に目を奪われて。センターには、極上の純度と彩度を誇る、ピジョンブラッドカラーの6.04カラットのルビーが鎮座。ロープモチーフもまたメゾンにとって重要なコードで、躍動的にツイストされた構造は無限の可能性を象徴している。

メゾンのコードと希少なジェムストーンが織りなすクリエイティビティに触れ、今回の旅から多くのインスピレーションを得たという中条さん。

「どのジュエリーもゴージャスで、一点一点にメゾンのサヴォアフェールが感じられました。これらの宝石が長い年月を経て今、目の前にあること－－その時間の経過こそが芸術的な遺産だと思い、とても感動しました」

創造と技巧の旅へ──「ルイ・ヴィトン」が魅せる新作ハイジュエリー・コレクション“ヴァーチュオシティ”の世界

時を超えて輝き続ける、メゾンのスピリットが凝縮した珠玉のコレクションをチェックして。