taro mizutani 12000
TARO MIZUTANI

写真家・水谷太郎が、個展「12000」を2025年8月16日(土)から8月31日(日)まで青山の(Tentative)で開催する。会期中には、同タイトルの作品集『12000』を刊行し、展示作品の販売も予定。

taro mizutani 12000

本展は、水谷氏が写真を通じて抱き続けてきた「光」への興味を起点に、光を放つ者がさまよう姿を連続的に捉えたもの。光がどこから来て、どこへ向かうのかを問いかけ、光と写真の起源に立ち返る視点を提示する。

taro mizutani 12000
TARO MIZUTANI

会場では、平面作品に加え、制作時に収集されたオブジェを収納した大型マップケースや、光を増幅させる映像を映し出す複数の液晶モニターなどを組み合わせたインスタレーションを展開。鑑賞者は引き出しを開け、制作プロセスの断片を手に取りながら作家の視点に触れられる。

taro mizutani 12000
TARO MIZUTANI
作品集『12000』¥12,000(会場限定版としてオリジナルプリント付きセットも20部限定で販売)

作品集『12000』は、この「12000」プロジェクトをもとに、スタイリスト・石井大、美術・松本千広との協働で構築された。詩人・小説家の大崎清夏、哲学者の福尾匠によるテキストを収録し、アートディレクター・坂脇慶が再構成を手がけた。ファッションを起点に、時代や社会との関係性、そして「光とは何か」という問いを多層的に描き出す。

光の意味や価値を改めて見つめ直すきっかけとなる本展。ぜひ会場で体感して。

水谷太郎 「12000」

会期/2025年8月16日(土)8月31日(日)13:00~19:00
会場/(Tentative)
住所/〒107-0062 東京都港区南青山3丁目2-9 真壁マンション1F

作品集の購入はこちら


問い合わせ先/(テンタティブ)

Instagram:@tentative_research