アルネ・ヤコブセンが愛した「ロイヤル コペンハーゲン」の新作
“グリーンフルーテッド プレイン”コレクション撮影の舞台は、ヤコブセンによるデザインが残る旧SAS ロイヤルホテル「606号室」。
アルネ・ヤコブセンが設計からインテリアデザインに至るまですべてを手掛けたことで知られるSAS ロイヤルホテル（現在のラディソン コレクション ロイヤルホテル コペンハーゲン）に採用された“グリーンフルーテッド プレイン”が、65年の時を経て「ロイヤル コペンハーゲン」から発売される。
「SAS ロイヤルホテル」は、デンマークを代表する建築家でデザイナー、アルネ・ヤコブセンの美意識が細部にまで息づく、ミッドセンチュリーのモダニズムを体現したホテルとして、1960年に開業。ヤコブセンの徹底したこだわりは、1階のフォーマルレストランにも及んだ。
この際、ゲストをもてなすテーブルウエアとして選ばれたのが、1775年に誕生した「ロイヤル コペンハーゲン」のパターンNo.1“ブルーフルーテッド プレイン”だ。
可憐な花を思わせる繊細なパターンと洗練された佇まいは、植物学の愛好家としても知られたヤコブセンの美学とも共鳴。彼はさらに、自身が生み出すデザインとの親和性を高めるべく、「ロイヤル コペンハーゲン」が1800年代初頭に開発したソフトなグリーンを採用。デザインを再構築した。
今回発売される“グリーンフルーテッド プレイン”を構成するのは、マグ、カップ＆ソーサー、プレートを含む8アイテム。さわやかな朝食からクラシックなダイニングまで、時を超えた美しさで食卓を彩る。
なお、本コレクションの撮影は、「ラディション コレクション ロイヤルホテル」と名を変えたかつての「SAS ロイヤルホテル」にて実施。ホテルを象徴するスイートルーム「606号室」を舞台に、デンマーク人スタイリストでデザイナーのソフィア・ローをモデルに起用した。
“グリーンフルーテッド プレイン”は、「ロイヤル コペンハーゲン」公式オンラインストアにてすでに販売をスタート。９月3日（水）より直営店、百貨店インショップにて発売される。
これを機会に、デンマーク・デザイン史の一端を担う特別なコレクションを食卓に迎え入れてみてはいかがだろうか。
“コンポート”（Φ21×H15.5cm）¥57,200
“ティーポット”（600ml）¥37,400
“プレート”（Φ25cm）¥20,900
“ボウル”（Φ16×H5cm）¥17,600
“エッグカップ”（3×H5.3cm）¥6,600
“オーバルディッシュ”（23.5×15cm）¥15,400
“ハイハンドルマグ”（330ml）¥16,500
“ハイハンドルカップ&ソーサー”（240ml）¥22,000
