シンプルながらも存在感のあるデザインで、どんな部屋にも馴染む逸品を厳選。
新年を迎えるにあたり、部屋に彩りを添える「正月飾り」。古くから伝わる伝統的な正月飾りに、現代的なデザインを取り入れた、新しいスタイルの正月飾りをご紹介。部屋のインテリアとしても映える、おしゃれな正月飾りで、心華やぐお正月を過ごして。
古来より、神が宿ると信じられ、歳神様をお迎えする象徴として親しまれてきた松。そして、宮城県大蔵山から産出される、2000万年前のマグマが冷え固まって生まれた伊達冠石。「TSUBAKI」では、この2つを融合させ、新しい形の門松を生み出した。まるで生きているかのように、年月を経て表情を変える石の姿とともに、特別な門松を楽しんで。
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豊作を願う気持ちが込められた“稲俵”。ふっくらとした米俵型の土台に、黄金色に実った稲穂がたっぷり。精麻の飾りもあしらって、より一層豪華に仕上っている。
TSUBAKI
2014年創業の「TSUBAKI」は、植物を通して、心に響く空間づくりを提案する。一日のための華やかな花から、生涯楽しめる庭まで、植物の持つ生命力を最大限に引き出し、人の心に寄り添った空間を創出。日本の美しい自然と調和し、訪れる人々の心に深く残るような、そんな場所づくりを目指している。活動は、海外メゾンのイベントから、個人邸の庭づくりまで、幅広い。
霜からコケを守る、京の伝統“敷松葉”を表現した正月飾り。常磐木と松葉の茶色のコントラストが美しい京の冬の庭を、ふたつのサイズの木箱に凝縮した。茶花にみずみずしい息吹を吹き込む、伝統の道具“露うち”で、より一層豊かな緑を楽しんで。
木工作家・川合優氏による、特別な正月飾り。“霊の木”とされる檜の白木と葉のシンプルな美しさが際立つ。白木の削りたての香りも心地よく、空間に清々しい空気を運んでくれる。
京都の伝統的な正月飾り“根曳き松”。平安時代の遊びが起源で、根ごと引き抜いた松を飾り、成長を願うもの。雄松と雌松を左右に飾り、自然の形状を生かした素朴な美しさが特徴だ。
※11月22日から予約販売開始。
みたて
季節が巡り、花が咲き、草木が芽吹く。そこには、豊かな生命の営みと、時の流れを感じる。「みたて」は、そんな自然の移ろいを、暮らしの中に取り入れるブランド。自然の美しさ、ものの歴史、そして人の手仕事。「みたて」の製品は、それら全てに敬意を払い、新しい視点で世界を見つめさせてくれる。
南天の実を天から降る雨に見立て、降り注ぐ様子を繊細に表現。結び目に使用したブラジルの一部の地域にしか自生しない黄金の草が、美しい存在感を放つ。
大王松の葉が奏でる夜空に、黄金の草で編まれた二重の輪が太陽と月が煌めく様子を表現。長い大王松の葉先には、アクセントに縁起のいい紅色をあしらった。
縁起の良い根付きの松に、黄金の草が織りなす光が降り注ぐ、幻想的な作品。二重の円が編み込まれた黄金の草は、自然の金色の輝きを放ち、見る者の心を穏やかにしてくれる。
苔のプリザーブドフラワーとガラスの一輪挿しを組み合わせた“時山”。プリザーブドフラワーと苔の緑は、約2~3年間鮮やかさを保つ。正月バージョンは、正月用の一輪も一緒にお届け。その後は好きな花を飾って、季節の移り変わりを楽しんで。
公式サイト
※ショップ「amanai」にて11月30日から販売開始予定。
雨 北鎌倉
美術作家 ・ 花道家の亀井紀彦さんが創り出す、雨の持つ生命力と美しさを表現したアートプロダクトブランド。雨上がりの葉っぱに光が当たり、雫が煌めく様子、雨音が奏でる自然の音楽。そんな自然の繊細な美しさを、プリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーに様々な自然由来の素材をかけ合わせて表現している。
縁起物として知られる大王松を中心に、その長く優雅な葉が特徴的な姿を生かしたデザインが特徴。金柑と伝統的な水引を添え、上部にはユーカリトランペットをあしらうことで、和の要素と洋の要素を巧みに融合させている。存在感抜群の飾りで新年の厳かな雰囲気を演出して。
合掌する仏の手に似た形状から名付けられた鮮やかな黄色の仏手柑(ブッシュカン)は、幸運を呼ぶとされている。これに、根引松を組み合わせ、さらにバンクシアをアクセントとして添えることで、それぞれの素材が持つ特徴が際立つ、こだわりの飾りに仕上がった。
松の美しさを最大限に引き出した“お菊の松”。その枝が描く美しい弧は、永遠の結びつきを象徴するかのよう。縁起の良い“結び松”は、新年の幕開けを華やかに彩る、一点ものの芸術品に。
※12月下旬から販売開始予定。
Ours
日々変化する季節の美しい花々を通じ、人々の暮らしに彩りを添えるフラワーショップ。店に並ぶのは、その時期に最も美しい状態を迎えた旬の花ばかり。花が持つあたたかな空気感とともに、人の心に寄り添うような、花との出会いを提供している。花々の美しさを五感で感じてもらえるよう、季節ごとに異なるテーマのフラワーアレンジメントを提案する。
約100本の稲穂を贅沢に使った、手作りのしめ縄。収穫前の稲穂を陰干しで乾燥させた青藁を使用し、瑞々しい緑色が特徴。時間の経過とともに色が変化していく様子も楽しめる。
幸運を呼ぶ巳の姿を模した、遊び心あふれるしめ縄。ぐるぐると蛇が巻き付くようなデザインは、巳の力強さを感じる。
古来より縁起が良いとされる酉の姿を模したしめ飾り。大振りの尾と丸い輪が特徴で、商売繁盛の願いも込められている。邪気を払うとされる朱色のくちばしもポイント!
花屋 務
日本の伝統的な花活けを現代に蘇らせたいという想いを抱く橋本冠斗さんが営む花屋。幼い頃から植物に親しみ、農業高校や美術大学で学んだ経験を活かし、四季折々の草花と日本の伝統的な文化を融合させた、美しいしつらえ作品を提供している。
愛媛県産ミドリマイの古代米を使用し、黒みがかった紫色が特徴的なしめ縄飾り。邪気を払い、永遠の繁栄を願う“宝結び”が施されている。
愛媛県産米の稲穂をふんだんに使い、海老の姿を模した豪華なわら飾り。一つ一つ丁寧に手仕事で仕上げられた、温かみのある作品。新しい年を祝うにふさわしい、素朴ながらも奥深い美しさが魅力だ。
「亀は万年」と言われるように長寿の象徴であり、おめでたい席にふさわしい縁起物。古くから愛される亀の形を、上甲さんが丁寧に編み上げた作品。手のひらに収まる小さな体には、甲羅の美しい編み目とつぶらな瞳が宿る。新築祝い、結婚祝いなどにも。
※ショップ「The Little Shop of Flowers」にて販売中。
上甲清
愛媛県西予市の注連縄職人、上甲清さん。田植えから稲刈りまで全て手作業で行い、独自の稲品種で作る注連縄は、その美しさから多くの人を魅了している。藁の収穫から綯うまでの一連の工程を一人でこなし、その技術は孫娘の智香さんによって“孫プロジェクト”として広く知られるようになった。伝統工芸の素晴らしさを世界へ広める、88歳現役職人の情熱が詰まっている。
白いナンキンハゼの実が、雪化粧した大地に降り積もったように飾り付けられ、冬の物語の1ページを切り取ったような、温もりと静けさを感じさせる一品。静寂と美しさを感じられるデザインだ。
縁起の良い五葉松を主役に据えた飾り。五葉松は“御用待つ”の語呂合わせから“良い仕事が舞い込む”という願いが込められた縁起物とされている。この五葉松に、優雅な雁足の葉をあしらうことで、和の趣と現代的なセンスが融合した独創的なアレンジメントに仕上げた。
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