
オードリー・ヘプバーン主演の映画『パリの恋人』でケイ・トンプソンが名言を残したように、無難な黒とベージュを捨て、新鮮なピンクを取り入れる時が来たとしたら、それは今だ。歌手カーディ・Bのド派手なメットガラ衣装から、大ヒット中の映画『バービー』まで、今ピンク色があらゆるところに溢れている。2023年のカラー・オブ・ザ・イヤーとして「パントン」は情熱的な“ビバマゼンタ”、「シャーウィン・ウィリアムズ」はロマンチックな“レデンドポイント”にするなど、色のプロフェッショナルなブランドたちはインテリアにおけるピンク色のリバイバルを長い間予測していた。
「ベーア」によると、ピンクの色調は前年比32%増という驚異的な伸びを示している。理由は色合いの幅広さ、温かみ、そして、ピンク特有の遊び心によるものだということは一目瞭然だ。多くのインテリアデザイナーたちは、ピンクでベッドルームを着飾ったり、大胆な花柄で玄関を飾ったりと、このカラーの万能性を証明している。本記事では、ピンクを存分に楽しめるインテリアアイデアをお届け!
US版「エル・デコ」より。