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『バービー』の世界観を自宅で! ピンクを使ったインテリアアイデア14

2023年のカラートレンド、ピンクを取り入れるなら今!

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オードリー・ヘプバーン主演の映画『パリの恋人』でケイ・トンプソンが名言を残したように、無難な黒とベージュを捨て、新鮮なピンクを取り入れる時が来たとしたら、それは今だ。歌手カーディ・Bのド派手なメットガラ衣装から、大ヒット中の映画『バービー』まで、今ピンク色があらゆるところに溢れている。2023年のカラー・オブ・ザ・イヤーとして「パントン」は情熱的な“ビバマゼンタ”、「シャーウィン・ウィリアムズ」はロマンチックな“レデンドポイント”にするなど、色のプロフェッショナルなブランドたちはインテリアにおけるピンク色のリバイバルを長い間予測していた。

「ベーア」によると、ピンクの色調は前年比32%増という驚異的な伸びを示している。理由は色合いの幅広さ、温かみ、そして、ピンク特有の遊び心によるものだということは一目瞭然だ。多くのインテリアデザイナーたちは、ピンクでベッドルームを着飾ったり、大胆な花柄で玄関を飾ったりと、このカラーの万能性を証明している。本記事では、ピンクを存分に楽しめるインテリアアイデアをお届け!

US版「エル・デコ」より。

1

ピンクの壁画

filipa de abreu portugal
Pascal Chevallier

フィリパ・デ・アブレウのエレガントなポルトガルの家では、ピンクがさらに空間の華やかさを添えている。ここには、インドのジャイプールでハンドペイントの壁画があり、ピンクを背景に虎とキリンが歩き回っている様子が描かれている。

2

ダスティローズのリビングルーム

mara brock akil elle decor
Kelly Marshall

このインテリアはUS版「エル・デコ」2022年9月の表紙を飾った。その理由は「ポルトラ ペイント」の“ポルトフィーノ”を使った赤みがかった壁と曲線的な「ウラジミール・ケーガン」のソファを見れば一目瞭然だ。実際、家の持ち主であるマーラ・ブロック・アキルは、この部屋を“ロゼの部屋”と呼んでいる。

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3

ペールピンクのベッドルーム

minna parikka
Katri Kapanen

シューズデザイナー、ミンナ・パリッカのヘルシンキの家では、シンプルなスカンジナビアンデザインと遊び心が融合している。この写真のベッドルームは、漆塗りの壁、雨戸、ベッドフレームに至るまで、すべてピンクで統一されている。「ファンタジーに満ちた世界をつくり、日常から逃避するのが大好きなんです」と、彼女は語る。

4

柔らかな桃色のドレッシングルーム

studio shamshiri elle decor
Stephen Kent Johnson

写真のような赤みがかったドレッシングルームほど華やかなものがあるだろうか? スタジオ・シャムシリは、この巨大なクローゼットを全面ピンクで統一したが、有機的なフォルムと特注の木材を使った収納のおかげで、甘ったるい仕上がりにはなっていない。

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5

マゼンタ色を取り入れたリビングルーム

plaid fox vancouver house tour
Ema Peter

このカナダ人母娘の住まいも必見! 全体的な色調はソフトなブルーで統一されているが、プレイド・フォックスのデザイナーはアクセサリーにポップなマゼンタとモーブ色を取り入れている。





6

可愛いピンクの玄関

an entryway designed by parker bowie larson
Read McKendree

US版「エル・デコ」スタイル・ディレクター、パーカー・ボウイ・ラーソンの住宅の玄関。花柄の壁紙でポップなピンクを取り入れるのもいい。ブルーの差し色がやりすぎ感を抑えている。

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7

ペールピンクの外観

the terrace of a pink two story house has stone flooring, a seating area with sofas and an umbrella at left and a dining table and chairs and umbrella at right, terra cotta urns, and a green door to the house
Pernille Loof

このジョージアン様式の邸宅は、威厳のある雰囲気だが、だからといって遊び心を加えられないわけではない。家の持ち主であるデザイナーのアントニー・トッドは、建物全体を淡い色調で塗装し、コントラストを強めるためにオリーブグリーンのドアを取り付けた。




8

ピンクのフローリング

colorful space in villa san francisco
Nicole morrison

サンフランシスコのアーティストたちが集まる住宅の色使いは、ウェイン・ティーボーの“フレンチ・ペイストリー”の甘いパステルカラーにインスパイアされたものだ。ピンクに塗装されたフローリングもキュート!



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9

赤らんだチーク色のベッドルーム

lisa corti elle decor
Oberto Gili

テキスタイルデザイナーであるリサ・コルティの活気あふれるミラノの家では、色が大胆に使われている。「色の組み合わせを単に見るだけでなく、実際に感じることが大切なのです」と、彼女は語る。コルティのピンクのベッドルームは特に魅力的で、壁は彼女のお気に入りの色、「RAL」のライトピンクで塗装されている。

10

ピンクのパウダールーム

summer thornton elle decor
Thomas Loof

デザイナー、サマー・ソーントンのシカゴの家では、ペタルピンクの背景に描かれた陽気なサギ(「グッチ」のデザイン)が、パウダールームにインパクトを与えている。

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11

ダスティピンクのバスルーム

small space renovation
Ye Rin Mok

ピンクのバスルームはちょっと古い家、という印象があるけれど、LAUNがデザインしたこのスタイリッシュなロサンゼルスのバンガローでは、漆喰仕上げとコンクリートを基調とした浴槽で、50年代の雰囲気を現代風にアレンジしている。





12

サーモンピンクのリビングルーム

a pink walled and rugged living room with large red circular art over white marble fireplace mantel with nothing on it and two tall wooden white saddled horses on three foot dark tables flanking the fireplace and facing it as tall simple cream valanced curtain over french doors right next to each and in the center of the room is a large lounge sofa with blue stripped fabric and heaped with pillows
Joshua McHugh

デザイナーのジェイミー・ドレイクは、このピンク色を「暖かく、包み込むような、鮮やかなコーラル・サーモン」という言葉で表現している。彼の会社ドレイク/アンダーソンが最近改築したこのエレガントなロングアイランドの邸宅では、その効果を確かに発揮している。おそろいのピンクのカーペットもポイント!



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13

ピンクのキッチン

dining area in kitchen with terracotta multihued hexagonal tiles and a salmon painted wall and a thin plank table at center with rush seats and on the back wall is an open window
Simon Upton

ビビッドなピンク、グリーン、ブルーが、エリック・アラートがデザインしたこの絵画のようなパリの家のいたるところに散りばめられている。最も目を引くのは間違いなくキッチンで、サーモンピンクの塗装と対照的なグレーのキッチンキャビネットが特徴的。

14

ピンクのストライプ

the dining room features 19 century chairs and a distinctive milanese silk
Eric Boman

ニューヨーク・マンハッタンの家ではピンクがどのように使われているかを知りたければ、ジャッキー・ケネディの妹でファッション界の伝説的存在である故リー・ラジヴィルの自宅を以外にはないだろう。彼女のダイニングルームは、壁、窓、テーブルも深いピンク色で統一されている。


original text : ANNA FIXSEN


>>US版『ELLE DECOR』のオリジナル記事はこちら

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