インスピレーションを与える、魅力的なテラスガーデン10

テラスではスペースが貴重になるので、置く植物は合理化され最小限にしたくなるかもしれない。しかし、その考えを変えたくなるような事例を紹介しよう。

このテラスでは、緑は多ければ多いほどいいというスタンスを取り入れて、大きな木を置いている。そしてスペースに対して、コミカルに感じるほど大きく元気な植物のポットを配置。その結果、自分だけの隠れ家として使える秘密のテラスガーデンとなっている。

テラスでの装飾も、リビングルームのような家具やアクセサリーで考えてみよう。「ミスター ジェームス デザイン グループ」のチームは、心地よいスローやクッション、機能的なコーヒーテーブル、たくさんの植物を置いてバルコニーに命を吹き込んだ。

テラスガーデンのプライバシーを守るには、植物をカモフラージュとして使用するのがおすすめ。生垣や格子状のフェンスが空間にフィットしない場合は、バスケットに入れた青々と元気な植物を一列に吊るしてみて。人の視線をブロックできるうえ、空間に生き生きした印象を与えてくれる。

テラスガーデンに目を惹くアイテムがあれば、テラスの広さを気にする人はいないはず。ヴィンテージのプランターや天然素材で作られた暖炉など、とっておきのアイテムを置いてテラスを自宅の中での一番お気に入りの場所にしてみよう。

テラス全体に耐候性を備えることで、雨の日でも晴れの日でも屋外の空間を活用できるようになる。しかし、それは見た目のよくないタープや大きなパラソルを置くことを意味するわけではない。

デザイナー、リアン・フォードのテクニックを参考にしてみよう。彼女はピクニックテーブルの上にアンティークのレースを張り、彼女が好むBOHOスタイルにフィットするスタイリッシュな日陰を作った。

小さな面積を有効活用するには、常に上を向くことが大切。アウトドアではウッドの壁や丈夫な格子状のフェンスを設置することで、プランターやストリングライトなどを吊るすボーナスエリアが生まれる。

マクロム・サイモンズによるこのテラスは、スラット状のウッドの壁が、プライバシー確保に役立ち、ハーブを植える場所にもなっている。

あなたの大切な植物のコレクションは、テラスガーデンにグリーンカラーをもたらしてくれるはず。だが、残りのカラーはあるだろうか？彩度の高いカラーを取り入れて、テラスガーデンをアップデートしよう。

写真のようなクッションやプランター、 そしてアート作品のように飾られたタイルは、カラフルな個性を加えるのに最適なアイデア。