移り行く季節を愛で、訪れる場所の奥深さと出合う“深遊探訪”をコンセプトに、奥山清行がデザインプロデュース及び車両デザインを手がけた「TRAIN SUITE 四季島」は、上野を発着駅とし、東北や北海道などを周遊するクルーズトレインとして2017年に運行をスタート。外装はコンセプトである“深遊探訪”を予感させる、いくつもの窓形状で構成されたユニークな外観。シャンパンゴールドをベースに特別調合した車体カラーは、上質で特別感のある存在感を放っている。デビュー年の2017年度には、グッドデザイン金賞を受賞した。(写真提供:JR東日本)
書斎としても利用できる8号車のライブラリーを彩るのは、唯一無二の空間を演出する大川組子の装飾と、床に施された幾何学の寄木細工。シックで落ち着いた印象のインテリアで、くつろぎの時間を堪能できる。また、発着地の伊豆急下田駅では、下田ロープウェイで山頂を目指すのもおすすめ。「THE ROYAL EXPRESS」のデザインを手がけた水戸岡鋭治によるレストラン「THE ROYAL HOUSE」で、下田湾を望む美しい眺望とこだわりの料理を楽しんで。