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梅雨でも安心!湿気とカビにサヨナラ徹底ガイド

梅雨のジメジメ、カビのニオイ。この時期の室内の不快感をなくしたい方必見。

By GHI Team and
how to keep your home free from damp and mould
Drazen Zigic//Getty Images

しとしと降る雨音をBGMに、ソファで温かい飲み物を片手に本を読んだり、映画を観たりするひととき。梅雨の時期にも、素敵な過ごし方がある。でも白い壁にカビを見つけた途端、誰もが嫌な気分に真っ逆さま。梅雨の時期にカビが発生しやすくなるのは自然の理。雨の日が続き、湿度が高くなると結露が発生、窓に水滴がつき、それが最終的にカビの原因となるのだ。見た目が悪いだけでなく、アレルギーや喘息を持っている人にとっては、呼吸器系の問題を引き起こす可能性も潜んでいる。

もし自宅に過度な湿気やカビの兆候があると感じたら、決して後回しにしないで。この対処法を参考にして、快適に梅雨シーズンを乗り切ってほしい。UK版「グッドハウスキーピング」より。

過度な湿気やカビの兆候を見逃がさない

rainy day behind a window, shallow dof indoor shot
victorass88//Getty Images

早めに対処できるよう、初期のサインを知っておくことが大切。窓の結露や壁紙の剥がれ、湿ったシミがないか注意して。これらを拭き取ったり、単に暖房するだけでは、実は根本的な解決にはならない。

除湿機や空気清浄機のイギリスの大手サプライヤー、ミーコ社のクリス・マイケルは、次のように説明している。「家が湿っぽいということは、空気そのものが湿っているということです。暖房を強くしても濡れた状態の空気の分子は温まりにくく、乾燥するには長い時間を待たねばなりません」

単機能の除湿専用機は間違いなく頼りになる

air purifier in a modern bedroom setting
Getty Images

除湿機は、空気中の湿度を下げることで機能する。部屋の空気を吸い込み、そこから湿気を取り除き、暖かくなった空気を再び部屋に戻す仕組みだ。この過程で空気から分離された水は、タンクに集められて捨てられるか、または排水ホースを使って連続的に排出される。

持ち運びできる除湿機は、家の中で使うのにぴったり!湿っぽい地下室でも、カビ臭い屋根裏でも、洗濯物を干した後のランドリールームでも、必要な場所に移動させられる。私たち『グッドハウスキーピング』の編集部がテストした多くのモデルには、持ち運びしやすいようにキャスターやハンドルが付いていた。見た目はあまり良くないし、使っている間は隠しておくこともできないけれど、それ以上に除湿効果の高さが魅力。

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理想的な湿度の目安は40~60%

dehumidifier with touch panel, humidity indicator, uv lamp, air ionizer, water container works at home while woman sleeping. air dryer
Maryviolet//Getty Images

除湿機には、大きく分けてデシカント式とコンプレッサー式の2種類がある。デシカント式は主に温室やガレージなど、寒い場所での使用に適していて、これらのタイプは、コンプレッサー式よりも多くのエネルギーを消費する傾向がある。一方、コンプレッサー式は暖かい場所でより効果を発揮するため、家の中で使うのに最適。

除湿機はそれなりに電気代がかかるので、必要な時だけ運転するのが正解。例えば、料理中や洗濯物を乾かしている時、あるいはシャワーの後などに使うのがおすすめ。もし自宅の湿度が気になる場合は、室内湿度計付きの湿度計が役立つ。一般的には、室内の理想的な湿度は40~60%とされている。

湿気とカビを防ぐためのヒント:その1

young woman making a bed
Alina Rudya/Bell Collective//Getty Images
  • 毎朝、寝具をめくって湿気を逃がそう。すぐにベッドメイキングしてしまうと、湿気が中にこもってしまう。同時に窓を開けて、湿気の逃げ道を作ってあげて。
  • 日中はカーテンやブラインドを開けて、部屋に外の空気を取り込もう。これによって、窓周りに湿気がこもるのを防ぐことができる。
  • お風呂に入る際は、浴室の換気扇を必ずつけて。効率が落ちないよう、湿らせた布でフィルターのホコリを取り除いて掃除するように心がけよう。


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湿気とカビを防ぐためのヒント:その2

young woman cooking at home
Mikael Vaisanen//Getty Images
  • お湯を沸かしたり蒸したりする時は、鍋に必ずフタをして。そして、窓を少し開けて水蒸気を逃がすようにしよう。
  • コンロで料理をする時は、換気扇を回すこと。料理中に発生する蒸気を外に排出してくれる。効率よく作動させるためにも、換気扇の掃除は忘れずに。
  • 洗濯物はできるだけ外に干すこと。これによって余分な湿気が家の中ではなく外に放出される。
  • もしどうしても屋内で洗濯物を乾かすしかない場合は、開けた窓の近くか換気扇のある部屋で、物干しスタンドを使って干すようにしよう。

original text : GHI Team and Katie Mortram

>>UK版『Good Housekeeping』のオリジナル記事はこちら

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