
20世紀の名作住宅が集結する『リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s–1970s』展リポート
ミース・ファン・デル・ローエによる未完のプロジェクト「ロー・ハウス」を世界で初めて原寸大展示。
『リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s–1970s』展が、東京・六本木の国立新美術館で開催中だ。ル・コルビュジエやアルヴァ・アアルト、土浦亀城らが手がけた傑作14邸を例に、20世紀に始まった住宅をめぐる革新的な取り組みを多角的に検証していく。会場は2フロアで構成。天井高8メートルを誇る2階の展示室では、ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエによる未完のプロジェクト「ロー・ハウス」が原寸大で実現した。