記事に移動
エディター厳選、おしゃれ道の駅
Hearst Owned

旅好きエディターが推す、今行きたい関東のおしゃれ道の駅7

道の駅への注目度が急上昇! 旅の目的地にしたい、必訪の7軒を厳選紹介。

By

ちょっとした休日に、ふらっと道の駅へ。そんな過ごし方が、感度の高い人たちの間でじわじわと人気を集めているのをご存じ? 本記事では、車旅好きエディターが厳選した、デザイン、食、施設をまるごと楽しめる関東の道の駅をピックアップ! 次の休日の行先の参考にしてみて。

【全国版】建築&デザイン好きが行くべき、話題の道の駅15

1

道の駅 湘南ちがさき/神奈川県

道の駅

「令和7年7月7日にオープンした『道の駅 湘南ちがさき』は神奈川エリア待望の道の駅。アクセスは、逗子方面から134号線を走り、海沿いの景色を楽しみながら茅ヶ崎海岸IC手前で到着するルートがおすすめです。ドライブの終点に現れるのは、シュロの木とともに佇むアロハな建物。すでにこのエリアのランドマークとなっており、連日駐車場が満車になるほどの人気ぶりです。デザインのモチーフは湘南の波など『海』にまつわるもの。茅ヶ崎とホノルルが姉妹都市であることに由来し、施設内にはハワイを拠点に活動するアーティスト、クリスティ・シンのデザインを施したマンホールも設置されています。訪れた際はぜひチェックしてみてください。ショップには、茅ヶ崎産の野菜やフルーツをはじめ、湘南ならではのスイーツやクラフトビールなど、こだわってセレクトされたアイテムがずらり。洗練されたパッケージが多く、思わず“ジャケ買い”したくなる品々に出合えます。個人的にツボだったのは、秦野の名水で育った純国産きくらげ。湘南ときくらげという意外な組み合わせに惹かれて購入しましたが、味も食感も期待以上でした。海水浴やドライブの帰りに、湘南らしい手土産を探しに立ち寄るのもおすすめです!」

道の駅 湘南ちがさき

道の駅 湘南ちがさき/神奈川県
神奈川県茅ヶ崎市柳島1546-1
公式サイト










ADの後に記事が続きます
2

道の駅 しょうなん てんと/千葉県

道の駅しょうなん

「『道の駅しょうなん』の魅力は、丸1日たっぷり楽しめること! レンタサイクルがあるので、自転車を借りて手賀沼周辺をサイクリングしてみましたが、想像以上に素敵な景観に出合えました。手賀沼沿いには『我孫子市 鳥の博物館』(現在は臨時休業中)があるだけあって、カモの親子がのんびり泳いでおり(冬には渡り鳥も来るとか!)、癒やされます。あまりにも気持ちがよくて、柏駅まで足を延ばしてしまいました(往復10kmなので、体力に自信のある方推奨)。さらに嬉しいのが、道の駅のすぐそばに天然温泉『満点の湯』があること。サイクリング後にひとっ風呂浴びて、さっぱりリフレッシュできます。そして、お買い物もお楽しみのひとつ。『道の駅しょうなん』で購入必須なのは、ねぎとクレソンです。ねぎはシンプルに丸ごと1本焼くのがおすすめ。クレソンは色々な農家さんのクレソンが見たこともない売り場面積を(いい意味で)占領しています。最後は、建築家・桔川卓也さんが手掛けたシンボリックな屋根をじっくり眺めてみてください。個人的には、この屋根を見ると道の駅が迎え入れてくれるような温かさと、思わず『いっぱいお買い物するぞー』というような気分になります」

道の駅しょうなん

道の駅しょうなん てんと
千葉県柏市箕輪新田59-2
公式サイト










ADの後に記事が続きます
3

道の駅 常総/千葉県

道の駅 常総

「私が何度も足を運ぶ、唯一の道の駅が『道の駅 常総』です。常総のテーマパークと化しており、地元の人はもちろん、遠方から訪れる人も多いため、周辺の道が渋滞することもしばしば。でも、それだけの価値がある楽しさなので、ぜひ一度は訪れてみてください。入り口にはアイコニックなお芋のオブジェがあり、その名の通りさつまいもが名物。焼き芋や芋けんぴなど、お芋好きにはたまらないラインナップが揃っています。そして、長蛇の列ができるメロンパンも有名ですが、ぜひ注目してほしいのが調味料コーナー。魅力的な調味料がずらりと並び、思わず無意識でカゴに入れてしまうほど。試食も豊富なので、お気に入りがきっと見つかるはず」

tsutaya 常総

「さらに、谷尻誠さんと吉田愛さんが率いるサポーズデザインオフィスが手掛けた『TSUTAYA BOOKSTORE』が併設されており、特に絵本コーナーは発刊年代別におすすめの本が並べられていて、親も子どもも楽しめる構成。店内には滑り台もあり、娘は何度も滑っては本を読むのを繰り返し、夢中になっていました。また、全天候型の遊び場『クスグルキッズパーク』も併設されているので、雨の日でもたっぷり遊べるのも嬉しいポイント。さらに、道の駅からすぐの場所には『グランベリー大地』という空中いちご園があり、いちご狩りも楽しめます。道の駅でグルメやショッピングを楽しんだ後は、甘くてみずみずしいいちごを堪能するのもおすすめです」

道の駅 常総
茨城県常総市むすびまち1
公式サイト

ADの後に記事が続きます
4

道の駅 グリーンファーム館山/千葉県

道の駅グリーンファーム館山
Koji Fujii / TOREAL

「東京からアクセスが良く、年間を通して温暖な千葉県南房総。その最南端の館山にできた話題の道の駅が『グリーンファーム館山』。設計は、中村拓志さん率いるNAP建築設計事務所で、深緑色の美しい外観が目印です。ここの特長は、観光農園やBBQ施設を併設しているところ。私が訪れた際は工事中でしたが、館山の自然に触れながら、その食の魅力をそのまま体験できる、ぜひ夏にも訪れてみたい道の駅でした。ちなみに、このエリアでおすすめしたいのが道の駅のはしご。人気の『道の駅 とみうら』やご当地グルメが豊富な『道の駅 富楽里とみやま』なども車で20分ほどの距離なので、南房総の魅力が詰まったそれぞれの道の駅比べをするのも楽しいはずです」

道の駅グリーンファーム館山
Koji Fujii / TOREAL

道の駅 グリーンファーム館山
千葉県館山市稲274番地
公式サイト







ADの後に記事が続きます
5

道の駅 明治の森・黒磯/栃木県

道の駅・明治の森黒磯

「大好きな那須に、2024年4月にリニューアルオープンした道の駅『明治の森・黒磯』。那須には、家族経営の牧場内にあるチーズ屋さんや、無添加のソーセージ屋さんなど、わざわざ足を運びたくなる小さなお店が点在しているので、道の駅に立ち寄る予定はなかったのですが、食材調達の途中でどうしても手に入らなかったものがあり、最後の頼みの綱として道の駅へ駆け込んだところ、それまで3時間かけて集めた食材がすべて揃っているという衝撃の事実……! 店内に入り、その光景を目の当たりにしてぼーっとしてしまったのですが、ふと見上げると、高い天井から光が差し込む明るい空間がとても心地よく、豊富な食材もあいまって、すっかり『明治の森・黒磯』のファンになってしまいました。この道の駅の設計を手掛けたのは、『GOOD NEWS NEIGHBORS』や『WHITE NOTE』など、那須のおしゃれスポットを数多く手掛ける刈谷建築設計事務所。さらに、敷地内には国の重要文化財に指定されているレトロ建築『旧青木家那須別邸』もあり、那須の自然と建築の美しさを一緒に楽しめるのも魅力です」

道の駅・明治の森黒磯

道の駅 明治の森・黒磯
栃木県那須塩原市青木27
公式サイト

ADの後に記事が続きます
6

道の駅 川場田園プラザ/群馬県

道の駅・明治の森黒磯

「人気筆頭格の『道の駅 川場田園プラザ』は、川場村の絶景など自然あふれる道の駅。敷地内には橋が架かった池もあり、道の駅としては広大で、繁忙期には入場制限がかかるほどの人気です。その人気の理由は、川場産の食材を堪能できるおにぎり屋さんからイタリアン、蕎麦やスイーツなどの魅力的なレストランのラインナップに加え、子どもが飽きずに楽しめる公園や巨大アスレチック施設の充実っぷり。1度で楽しみ切れず、リピーターが多いのも納得です。物産館での一押しは、生で食べられるとうもろこし(ピュアホワイト)。すぐに売り切れてしまうので、見つけたら即買いをおすすめします。外には多くのテーブルやテラス席が用意されているので、わんこも一緒に楽しめるはずです」

道の駅・明治の森黒磯

道の駅 川場田園プラザ
群馬県利根郡川場村萩室385
公式サイト










ADの後に記事が続きます
7

道の駅 そらっと牧之原/静岡県

道の駅

「7月にオープンしたばかりの『道の駅 そらっと牧之原』。都内からは車で3時間ほどと少し距離はありますが、中部エリアの実家に帰省する際に寄ってみました。建物は高橋茂弥建築設計事務所と高池葉子建築設計事務所の共同設計によるもので、ボールト状の6つの屋根が連なる姿はまるで小さな山並みのよう。周囲には起伏のあるランドスケープや噴水広場が広がり、地元の子どもたちが遊びに来ておりにぎわっていました。『お茶のまち牧之原』の名の通り、ここで味わえるのは徹底したお茶づくし。メロンパンやクレープ、ラーメンや定食までもが緑色で、濃厚なお茶カルチャーを前面に押し出したフードを堪能できます。さらに静岡名産の『しらす』も見逃せません。ひねりの効いた魅力的なしらす調味料に出合えるはずです。全体的にはコンパクトながらも、茶畑の美しい風景とユニークな食体験を楽しめる『道の駅 そらっと牧之原』。ドライブの合間に立ち寄れば、静岡ならではの豊かさをぎゅっと味わえると思います」

道の駅

道の駅 そらっと牧之原
静岡県牧之原市坂部582-1
公式サイト










ADの後に記事が続きます
ADの後に記事が続きます
Page was generated in 5.3116960525513