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建築やデザインを楽しめる、美しい水族館

子どもから大人まで夢中になれる、世界の美しい水族館をご紹介。

By
エル・デコ 水族館 デザイン
Elle Decor

水族館の醍醐味といえば、水辺の生き物を間近で見られること。また近年は建築やデザインにこだわりを持った大人が楽しめる水族館も増えてきた。そこで本記事では、うずしおを再現した水槽や、デジタルアートを使った写真映え間違いなしの展示まで、美しい水族館を厳選紹介。


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四国水族館/香川県・綾歌郡

水族館
四国水族館

2020年に香川県綾歌郡にオープンした四国水族館は、片持ちの大きな屋根が印象的な白を基調とした外観。

瀬戸内海を再現した展示スペースや、夕焼けの景色をバックにイルカが泳ぐ絶景など、周囲の自然と融合した四国らしさあふれる空間が楽しめる。




水族館
四国水族館

世界最大の渦潮として有名な鳴門のうずしおを再現した「渦潮の景」。うずしおを水中からのぞいたような、不思議な感覚を味わえる。時間とともに変化する自然光と、魚の動きも美しい。











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四国水族館
四国水族館

水族館の人気コンテンツのイルカのプールは、バックに瀬戸内海が広がる。デッキとプールの水面の段差が少ないため、イルカをより近くに感じられるのも嬉しいポイント。










四国水族館
四国水族館

アカシュモクザメを下から見上げることのできる「神無月の景」。直径4.5メートルの丸窓から見上げることで、よりサメの野性的で自然な姿を見ることができる。

四国水族館
住所/香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4 (宇多津臨海公園内)
>>公式サイト

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ブループラネット/デンマーク・コペンハーゲン

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Atlantide Phototravel//Getty Images

北欧最大級の水族館で、デンマークの国立水族館「ブループラネット」。有機的なフォルムの建築デザインは、建築事務所の3XNアーキテクツが手がけた。

魚の群れや空を飛ぶ鳥の群れなど、自然からインスピレーションを得たデザインでファサードは小さなダイヤモンド形のアルミニウム板で覆われている。このアルミニウムが光を反射して、環境の変化によって建物の表情も変化する。

denmark, sjelland, copenhagen kastrup, den blå planet national aquarium denmark, the interior
Atlantide Phototravel//Getty Images

館内は3つのエリアで構成され、北欧地域の動物、熱帯の川や湖の動物、海の動物に分かれている。












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denmark, sjelland, copenhagen kastrup, den blå planet national aquarium denmark, the restaurant 3xn architects
Atlantide Phototravel//Getty Images

館内にはカフェレストランも併設されているので、ゆったりと過ごすことができる。さらに、レストランからは海の景色を眺めることができる。コペンハーゲン国際空港からもアクセスしやすいため、旅行客にもおすすめのスポット。

Den Blå Planet(National Aquarium Denmark)
住所/Jacob Fortlingsvej 1, 2770 Kastrup, Denmark
>>公式サイト




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AOAO SAPPORO/北海道・札幌市

水族館 aoao
ナカサアンドパートナーズ

2023年7月、札幌の中心地にオープンした都市型の水族館「AOAO SAPPORO(アオアオ サッポロ)」。落ち着いた色合いのデザインで、一見すると水族館とはわからないようなモダンな雰囲気だ。

館内は3つのゾーンで構成されており、ペンギンなどの生物展示に加えて、水族館の裏側であるバックヤードの公開や没入感を味わえるデジタルアートなど、さまざまなアプローチで水辺の生物の魅力を伝えている。

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水族館 aoao
ナカサアンドパートナーズ

水草が繁茂する水中景観の中で、小さな生物をありのままの姿で観察することのできる展示「ネイチャーアクアリウム」。













aoao 水族館
ナカサアンドパートナーズ

「アオアオ サッポロ」では札幌の都市部に位置していることもあり、海から海水を運ぶのではなく人工海水システムを採用している。そんな水族館の裏側であるプラントを間近で見ることができるのが「水の循環のラボ」エリアだ。

このプラントで人工的に海水をつくり、館内の水槽で使用している。







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全国 水族館
ナカサアンドパートナーズ

都市型水族館ながら、ペンギンに会えるのも魅力。両足で飛び跳ねて移動する習性があるキタイワトビペンギンの行動を間近で観察できる。

ペンギンたちが過ごすのは、六角形のブロックを用いたプール。このブロックは形状を変化することが可能で、世界の水族館でも珍しい仕組みだ。










水族館
ナカサアンドパートナーズ

水クラゲなど海を浮遊する生物を展示する「プランクトンルーム」。ライトアップされた大小さまざまな16の水槽に、ゆっくりと生物が漂い幻想的なひと時を味わえる。

AOAO SAPPORO

住所/北海道札幌市中央区南2条西3-20 moyuk SAPPORO 4階-6階
>>公式サイト





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AQUARIUM×ART átoa/兵庫県・神戸市

atoa
©átoa

2021年にオープンした、アクアリウムとアートを融合させた新感覚の水族館「AQUARIUM×ART átoa(アトア)」。テーマ性の高い展示が楽しめるうえ、館内は思わず撮影したくなるような映えスポットばかり。




atoa
©átoa

ユニークな形の水槽が特徴の「FOYER 探求の室」。このスペースでは淡水に生息するエイ、ポルカドットスティングレイや運がよければ泳いでいるカピバラの姿を見ることができる。











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水族館 atoa
©átoa

日本最大規模の球体水槽が置かれた「PLANETS 奇跡の惑星」。この水槽を中心に360°全方位をミストとレーザーが織りなす、幻想的な空間。水槽には色鮮やかな魚が優雅に泳いでいる。

atoa 水族館
©átoa

錦鯉が優雅に泳ぐガラス床水槽の上を歩くことができるゾーン「MIYABI 和と灯の間」。日本の四季の情景を、鮮やかな光とデジタルアートで表現している。

AQUARIUM×ART átoa
兵庫県神戸市中央区新港町7-2 神戸ポートミュージアム2F-4F
>>公式サイト





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上越市立水族博物館 うみがたり/新潟県・上越市

水族館 建築
上越市立水族博物館 うみがたり

2018年にオープンした「上越市立水族博物館 うみがたり」は、日本海に面した立地を生かした展示や空間づくりが魅力。

海の生き物を鑑賞しながら、雄大な自然も体験できる大型の水族館だ。



上越市立水族博物館うみがたり
上越市立水族博物館 うみがたり

まるでイルカが海を飛んでいるような「イルカスタジアム」。日本海と繋がっているような開放的なプールでは、バンドウイルカのパフォーマンスが楽しめる。季節や天候によっては、こんな美しい夕焼けを楽しむことも!

さらに、このスタジアムのプールは「イルカホール」と繋がっており、水中を泳ぐイルカの様子を見ることもできる。






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上越市立水族博物館うみがたり
上越市立水族博物館 うみがたり

360℃アクリルガラスの「うみがたりチューブ」。日本海に生息する多様な生き物を、さまざまな角度から観察することが可能だ。










上越市立水族博物館うみがたり
上越市立水族博物館 うみがたり

大水槽と日本海の水面が一体となった「日本海テラス」。他にも、日本一の飼育数を誇る「マゼランペンギンミュージアム」やのびのびと泳ぐゴマフアザラシを見ることができる「ふれんどプール」など、子どもから大人まで楽しめる仕掛けがたくさん詰まっている。

上越市立水族博物館 うみがたり
住所/新潟県上越市五智2-15-15
>>公式サイト




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