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【2025年】サステナブルな暮らしの一歩につながるイベント&展覧会5

イベントに参加して、新しいライフスタイルを発見しよう!

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サステナブル イベント
左 ©ZERI JAPAN

環境問題が深刻化する中、サステナブルな暮らしへの関心は高まるばかり。そんな中、2025年には、私たちの暮らしを豊かにし、持続可能な社会の実現を目指すイベントや展覧会が開催予定! 本記事では、今年注目すべきサステナブルにまつわるイベントや展覧会をご紹介。最新トレンドに触れながら、自分らしいサステナブルな暮らしを見つけてみよう。

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瀬戸内国際芸術祭2025/香川、岡山

瀬戸内芸術祭

『瀬戸内国際芸術祭2025』が、4月18日から瀬戸内海の島々を舞台に開幕する。3年に1度開催されるこの現代アートの祭典は、約100日間の会期中に国内外から約100万人が訪れる日本を代表する国際的な芸術祭だ。

“海の復権”をテーマに、近代化の中で忘れられてきた島々を舞台に、現代アートの力で島の活性化を目指す壮大な地域再生に取り組む。豊島では「食」と「アート」で自給自足の社会を、男木島では移住促進、犬島では自然エネルギー活用、粟島では海洋問題啓発など、島々の課題解決に貢献。空き家や廃材の活用も行い、持続可能な地域づくりを推進している。

今回は、志度・津田エリア、引田エリア、宇多津エリアが新たに加わり、直島では2025年春開館の直島新美術館も会場となる。

写真 大巻伸嗣 《Liminal Air-core-》 Photo:Shintaro Miyawaki

瀬戸内芸術祭

参加アーティストは37の国と地域から計256組。ヴェネチア・ビエンナーレ2024で金獅子賞を受賞した「マタホ・コレクティブ」のメンバーでもあるサラ・ハドソン(ニュージーランド)、消費社会と個人の選択の関係性を表現するヤコブ・ダルグレン(スウェーデン)らが参加。アジア各国との連携も強化し、ジャッガイ・シリブート(タイ)、プ・ジヒョン(韓国)、雲門舞集(台湾)などのアーティストも加わり、ベトナムとの連携プロジェクトでは、現代美術展やマーケットも開催される。

また、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)との共催企画として、ホンマタカシの写真展も開催。難民一人ひとりの物語や力にスポットを当てた作品を展示する。現代アートを通して世界とつながる、貴重な機会になるだろう。

写真 ターニャ・プレミンガー 《階層・地層・層》 Photo:Kimito Takahashi


瀬戸内国際芸術祭2025

開催期間/2025年4月18日〜5月25日(春会期)、8月1日~8月31日(夏会期)、10月3日~11月9日(秋会期)
会場/瀬戸内の島々と沿岸部 全17エリア
開館時間/会場によって異なる
休館日/会場によって異なる

公式サイト

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2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)/大阪

大阪万博
提供 : 2025年日本国際博覧会協会

大阪・関西で20年ぶりに開催される国際博覧会「大阪・関西万博」は、持続可能な未来社会への転換点となるイベント。“いのち輝く未来社会のデザイン”をテーマに、SDGs達成への貢献と、日本の国家戦略「Society 5.0」の実現を目指し、世界中から英知が集結する。





大阪万博 ブルーオーシャンドーム
©ZERI JAPAN

最大の見どころは、多彩なパビリオン。循環型社会の実現に向け、万博会場内の生ゴミを利用したバイオガス発電をはじめ、日本の先進的な技術等を発信する「日本館」、女性の視点から公平で持続可能な未来を提案する「ウーマンズ パビリオン in collaboration with cartier」、海洋プラスチック問題に焦点を当て、海の持続的活用を啓発する「BLUE OCEAN DOME」など、国内パビリオンは多岐にわたる。さらに、海外からは約160の国と地域・国際機関が参加し、ルネサンスの理想都市を近代的に再解釈した「イタリアパビリオン」、伝統的な都市構造から着想を得た「サウジアラビアパビリオン」など、各国の文化や技術を披露する。

来場者は多様なパビリオンを通し、新たな発見と体験を得て、未来への希望を育むことができるだろう。「大阪・関西万博」は、持続可能な未来社会への羅針盤となり、一人ひとりの行動変容を促すきっかけとなるはず。


大阪・関西万博

開催期間/2025年4月13日~10月13日
会場/大阪市此花区夢洲
開場時間/9:00~22:00

公式サイト

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Alternative Living展/東京

alternative living展

テクノロジーとクリエイティブな発想が融合し、未来の東京の暮らしを提案する『Alternative Living展』。この展覧会では、サステナブルな未来の東京を実現するための技術に焦点を当て、来場者一人ひとりが未来を自分ごととして捉えることができるような体験を提供するもの。

会場では、インタラクティブなアートや体験型のテクノロジー展示を通して、未来の東京での生活を具体的にイメージすることができる。本展タイトルの「オルタナティブ」には、“もう1つの” のほかに “新しい主流になる” という意味も込めており、会場にはリビングルームを模した空間の中に、日常と少し異なる”オルタナティブなくらし”を表現している。

alternative living展

また、作品に関連したワークショップやイベントも開催され、来場者の主体的な想像力や思考力を刺激。これらの体験を通して、「もっとこういうふうになったらいいな」という空想を抱き、いつもの生活とは少し違った視点から新しい発見ができるのだ。未来の東京での暮らしを自分自身で体感してみて。


Alternative Living展

開催期間/2025年1月18日~3月23日
会場/SusHi Tech Square内1階Space
開館時間/平日 11:00~21:00(最終⼊場 20:30)
⼟休日 10:00~19:00(最終⼊場 18:30)
休館日/月曜日(ただし 2月24日は開場)、2月25日
※臨時に休業する場合あり

公式サイト

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GOOD LIFE フェア 2025/東京

good life フェア 2025

「グッドライフって何だろう?」そんな問いかけから始まる、国内最大級のSDGsフェスティバル。SDGsを自分ゴト化し、人にも社会にも優しい新たなライフスタイルを発見するための体験型イベントとして、今年も開催。

私たちが思うグッドライフは、心地よく豊かな暮らし。日々の生活の中で、自分の物差しで選び取ったものを大切にする暮らし。そして、今日の出会いに心が弾み、明日がちょっと楽しみになるような、人や地球への思いやりが少しずつ積み重なっていく暮らしだ。

good life フェア 2025

『GOOD LIFE フェア』には、そんなライフスタイルを彩るモノ・コトが全国から集まる。単なる商品やサービスだけでなく、その背景にあるアイデア、熱意、こだわり、努力といった宝物のようなストーリーを、出展者から来場者へ直接届けてくれる。

会場には、フード&クラフト、健康&ビューティ、趣味&レジャー、雑貨&ファッション、住まいなど多彩なジャンルのアイテムが並ぶ。社会課題の解決につながる商品・サービスを展開する企業や自治体など、約720ブースが出展する。展示のほか、来場者を楽しませる体験コーナーやステージイベントも多数用意。楽しみながら学び、体験を通して、あなたにとっての“グッドライフ”を見つけてみよう。


GOOD LIFE フェア 2025

開催期間/2025年9月26日~28日
会場/東京ビッグサイト 西1・2ホール
開催時間/10:00~17:00(初日26日は18:00まで)

公式サイト

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Hibiya Blossom 2025/東京

hibiya blossom 2025

東京ミッドタウン日比谷で、2025年3月5日から4月18日まで、春の到来を祝うイベント「Hibiya Blossom 2025」が開催される。今年のテーマは昨年に引き続き“アート&フラワー”。日比谷の街が、色とりどりの花とアートで華やかに彩られる。

注目は、映画『ウィキッド ふたりの魔女』とのコラボレーションで登場する巨大なフラワードーム。15,000本を超えるアーティフィシャルフラワーで彩られたドームは、映画の世界観を表現した圧巻の美しさ。夜にはライトアップや音楽に合わせた演出も楽しめる。

<画像>イメージ

hibiya blossom 2025

また、日比谷OKUROJIや日比谷仲通りも、アーティフィシャルフラワーで彩られたゲートや、花で装飾された街灯やベンチなど、フォトジェニックな空間に生まれ変わる。

このイベントではサステナビリティにも力を入れており、展示で使用された生花をリユースし、来場者にプレゼントする「Floral Gift」(3月29日限定)や、リサイクル素材を使用したアーティフィシャルフラワーの活用など、環境に配慮した取り組みが行われている。

イベント期間中は、映画にちなんだ特別なメニューも登場!見て、撮って、味わって、サステナブルな春のアート体験を、日比谷で楽しんでみて。

<画像>イメージ


Hibiya Blossom 2025

開催期間/2025年3月5日~4月18日
※ウィキッド ふたりの魔女 presents Flower Domeは4月6日(日)まで
会場/東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場 ほか

公式サイト

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