ジェル素材によって体の形に合わせながら、ひんやり感を届けてくれる氷枕・冷却ジェル枕は、暑い季節に取り入れたいアイテム。使用する際にはタオルを巻くなど、適度に調節しよう。本記事で取り上げる氷枕を上手に取り入れて、寝苦しい夜に別れを告げて。
氷枕・冷却ジェル枕のおすすめ12選【2025年】
まずは2025年に狙うべき氷枕・冷却ジェル枕をピックアップ!
「白元アース」アイスノンソフト
長時間タイプ
氷枕の定番人気アイテム、アイスノンソフトは持続時間が14時間にアップ! 凍らずやわらかくフィットする不凍ゲル、凍ってしっかり冷却する凍結ゲル、冷気を下に逃がしにくい断熱シートによる3層構造。
- 冷却持続時間:12-14時間
- 冷凍時間:10時間以上
- サイズ:35(横)×18.5(縦)×4.5(厚み)cm
「白元」アイスノン やわらかフィット
凍らずやわらかくフィットする不凍ゲルタイプの保冷枕。ラウンド形状で頭部を乗せた際にやさしくサポートする。カーブの付いている側を下に使うのがおすすめ。カバーには「すみっコぐらし」のデザインが採用された。
- 冷却持続時間:3-6時間
- 冷凍時間:8時間以上
- サイズ:26×16×3.5cm
「FRESH SWITCH」PCM持続冷感マット
NASAが開発した新素材、PCMを採用。PCMは植物由来の素材で、温度環境に応じて繰り返し熱を放出、吸収できるという特徴を持つ。細分化構造で敷いたときの“ごつごつ感”を軽減。約200gと軽量で持ち運びにも便利だ。
- 冷却持続時間:約3時間
- 冷凍時間:約20分
- サイズ:36.5×24.5cm
「ライオンケミカル」やわらかーい クールアイスまくら
-20℃の冷凍庫に入れても凍らない不凍タイプ。ソフトな感触で体の形に沿うため、寝苦しい夜だけでなく、打撲やねんざ、歯痛のときにも◎。中身がもれないよう、2つ折りにする、激しくもむなどの使用は避けて。
- 冷却持続時間:-
- 冷凍時間:-
- サイズ:35×18×2cm
「GGPT」ひんやりクールマット
クールネックリングをもとに改良された氷枕・冷感マット。28℃以下で自然凍結し、電気代を節約したい人や、エアコンからの冷風が苦手な人にもおすすめ。カラー展開はホワイトとブルーの2色。
- 冷却持続時間:1-2時間
- 冷凍時間:-
- サイズ:41×30cm
「GOHHME」アイス枕
こちらも28℃以下の環境で自然凍結し、ひんやり枕のほかベビーカー用、ペットのマット用などさまざまに活躍。冷たさは最長で120分程度持続し、冷蔵庫で冷やすとさらに長時間続く。
- 冷却持続時間:1-2時間
- 冷凍時間:-
- サイズ:42×30cm
「小林製薬」熱さまひんやりやわらかアイス枕
冷凍庫内(-20℃)に入れても、凍らない特殊ジェルを使用。凍らないので使い始めから頭部にぴったりフィットする。ただし、冷凍時間が約8時間以上とされているので、使うタイミングは要チェック!
- 冷却持続時間:4-8時間
- 冷凍時間:8時間以上
- サイズ:34×17.6×3.4cm
「不二ラテックス」DXひえぷる やわらかまくら
長時間タイプ
凍結する保冷剤と不凍の保冷剤の2層構造によって、しっかりした寝心地と冷却持続時間の両立を実現。また、凍結タイプの保冷剤は3分割され凍結の偏りが抑えられている。
- 冷却持続時間:最長11時間
- 冷凍時間:-
- サイズ:30×18×3cm
「ケンユー」温冷両用ジェル枕
電子レンジにかければ温かく、冷凍庫で冷やせば冷たく、とあらゆる用途に適応する万能ジェル枕。やわらかいので、頭部はもちろん、体のどこでも心地良くフィットする。加熱する際は必ず電子レンジのW数を確認して。
- 冷却持続時間:-
- 冷凍時間:3時間以上
- サイズ:23×14.5×2.5cm
「浅井商事」冷却ひやまくら もっちりプレミアム
不凍ゲルにクッション材がプラスされ、商品名にもあるような“もっちり”とした寝心地に。頭をやさしく包み込みながら、安定感をもたらすアイテムだ。カバーには水玉模様があしらわれている。
- 冷却持続時間:-
- 冷凍時間:-
- サイズ:33.5×21.5×3cm
「ピジョン」やわらかクールまくら
新生児から大人まで使える「ピジョン」の氷枕は表面温度が表裏で異なり、使い分けがかなう。表は安眠用とされ、冷気を和らげるクッション材がプラス。裏面はしっかりと冷たい発熱時用となっている。
- 冷却持続時間:-
- 冷凍時間:4時間以上
- サイズ:30×19×2.5cm
「Genki Ice」氷まくら
カチコチに凍ることなく、上層のジェルがやわらかさをキープし続けることで、やさしい使い心地に。頭部以外にも、背もたれやおしりの下などピンポイントの保冷におすすめ。暑い日の昼寝やテレワーク中にも役立ててみては? 冷凍時間が約2時間と短いのもうれしい。
- 冷却持続時間:-
- 冷凍時間:約2時間
- サイズ:30.5×17×4.5cm
氷枕・冷却ジェル枕のメリット
氷枕・冷却ジェル枕の多くは、冷凍庫に長時間放置しても凍らない「不凍ゲルタイプ」*が採用されている。不凍タイプはやわらく、体の形状に沿いながら適度なひんやり感を伝えるため、クーラーや扇風機の風が苦手な人にもおすすめ。また、繰り返し使えるので経済的だ。
*庫内の温度条件や冷蔵庫の性能によってはシャーベット状、または固く凍結する場合があります
氷枕・冷却ジェル枕の選び方
冷却持続時間をチェック
今回ご紹介したアイテムは、冷却持続時間が1時間程度のものから、最長14時間を記録するものまで多岐にわたる。寝入りばなに頭部を冷やすために使いたいか、発熱やねんざに備えておきたいかなど、どんな用途で使いたいかを明確にすると選びやすい。
冷凍時間をチェック
しっかり冷却させる時間にどれくらいかかるかというのもポイントのひとつ。たとえば、8時間以上冷凍させなければいけないアイテムは、すぐに使いたいシーンには不向きだ。メーカーによって定められた冷凍時間が短ければ、寝る前に冷凍庫に入れておくという使い方もかなう。なかにはわずか約20分というアイテムもある。
サイズをチェック
頭や首に乗せて使う場合には、左右に寝返りを打つことを考慮して、横幅が広いものを選ぶとベター。このほか、軽量かつ厚みのないアイテムはマットとしても使用しやすく、外出時にベビーカーにしのばせる、ペット用マットに使うなどあらゆる用途で重宝するはず!
やわらかさをチェック
先ほども紹介したように“氷枕”といっても、現在おもに採用される中材はカチコチに凍らない不凍ゲル(ジェル剤)。サポート枕として用いる場合も、打撲、ねんざした患部に当てる場合も凹凸のある体の形状に沿うやわらかさがあると、快適性をサポートする。
氷枕・冷却ジェル枕の使い方は?
凍傷になる恐れがあるので、本体にカバーが付属されていない場合、必ずタオルを巻いて使用しよう。また、なかのジェルがもれ出さないよう折り曲げる、激しくもむといった乱暴な扱いはNG!
使用後の処分方法は?
ゲル化剤入りの氷枕・冷却ジェル枕は、プラスチックゴミとして地方自治体の区分に従って処分する。