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アジアでプチ贅沢旅。タイ・バンコク編|注目必至のグルメ&カルチャースポット25選

伝統と革新を融合させた新たなカルチャーが続々と。モダンなタイのクリエイティビティを味わって

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バンコク

さまざまな文化の影響を受けてますます進化しているタイ。特にバンコクの最先端は驚くほどモダンで革新的だけれど、通りにあふれる無数のバイクや屋台のにぎわいといったローカルな部分では東南アジアならではの熱気が満ちている。そんなエネルギーが混在する今だから、ちょっとした贅沢を味わえる洗練された空間でも、比較的リーズナブルに感じられそう。『エル・ジャポン』9月号より

photo KOHEI NISHIYAMA, YOKO SAKAMOTO coordination CHINAMI HIRAHARA, SACHIKO MATSUMOTO

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1

インビテーション オンリー/Invitation Only

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エクスクルーシブな赤の世界からバンコクの眺望を楽しむ夜

最近改装オープンしたエンパイアタワー55階エリアの一角にできたスカイバー。特別招待されたゲストのように過ごしてほしいという店名が表すように、バンコクのランドマークがそびえる最高の眺望と、赤で統一されたファッショナブルな内装が気分を高めてくれる。

バンコクのランドマーク、マハナコンタワーを眺めながらの一杯は格別。

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バンドのライブ演奏を楽しみながらのドリンクはもちろん、前菜からパスタ、ラムチョップ(790THB)までフードも充実。

レッドカーペットのような赤を基調としたエントランスでセレブリティ気分

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フローラルなジンにベリーを組み合わせたシグネチャーカクテル「Invitation Only」(380THB)。


55F Empire Tower, 1 South Sathon Road.

公式Instagram


2

ブレッシング ショップハウス/Blessing Shophouse

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オリエンタルなカクテルを味わえる隠れ家バー

シンプルな扉を開けると、中国のアンティーク家具と無機質なシルバー素材をセンスよく融合させ、ラッキーモチーフを随所にちりばめた非日常の空間が広がる。

2階は竹林をイメージした壁のライトが光って幻想的。

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家具の輸入を家業とする中華系タイファミリーに生まれた建築家のオーナーが、自らデザインしたものだ。

1階はカウンターに加えテーブル席も完備。

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9種のシグネチャーカクテルはどれも東洋のエッセンスを利かせた唯一無二のレシピ。

シナモンやスターアニスなどのスパイスとラム、ろ過した透明なミルクを組み合わせたカクテル「Five Spice」420THB。


6/5 Sukhumvit 14Road.

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3

オピウム バー/Opium Bar

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魅惑のレトロビルで感動の一杯に出合う

築120年以上もの歴史ある5階建てビルを改装したミシュランレストラン、「POTONG」のレトロなエレベーターで上がると現れるバー。

Opiumはアヘンの意味。アヘンが合法だった時代から存在する建物のレトロなディテールはそのまま。



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フランスで生まれ育ったオーナーが手がける、「アジアのベストバー50」にも選出された本格派で、一杯のドリンクがその人にどんな感動体験を作り出せるかにフォーカスする。

ショートブレッド付きのマッカランのカクテル(890THB)。

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バーテンダーと対話しながらお気に入りの一杯を見つけたい。

数人でシェアできる美しいカクテル(1,900THB)。バーボンやメスカルのスモーキーな味わい。

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最上階はガラス天井で心地いい。


422 Vanich 1 Road.

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4

ザ ゴート/The Goat

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タイ全土の素材で織りなす食の芸術

スペインのミシュラン三つ星レストランなどで経験を積んだシェフのテンさんが、2020年2月にオープン。

店内はタイ、シノワズリー、ポルトガル風を合わせたインテリア。

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メニューは13品のコース(3,900THB)のみで、ローカルな野菜やフルーツなどを含む季節ごとの最高の素材をタイ全土から探して料理を構成していく。

自家栽培のタイハーブや野菜、チリなどとライスを混ぜたもの。








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中華系タイ人であることと世界中を旅した経験が花開いた、五感で楽しめるアーティスティックな料理は、一品一品ため息が出るほど美しく、味わうごとにいろいろな素材が広がる摩訶不思議な世界。

アンダマン海の旬の魚を熟成させ、チリペースト、サンバルと特製のライスを添えて。


12 Soi Ekkamai 10, Yaek 10, Sukhumvit 63 Road

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5

カーヴィ/Kavee

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タイと世界が交差する若きシェフの挑戦

ル・コルドン・ブルーでフランス料理を学び、NYやバンコクのミシュランレストランで腕を磨いた30代の若きシェフが手がける。

タイ語で詩人を意味する「カーヴィ」のエレガントな店内。

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タイの素材を使い、タイ料理の味付けやテクニックがベースにあるものの、それだけにとらわれないアジア、世界中のエッセンスを加えてクリエイト。

放し飼いのオーガニック鴨を使用したシグネチャーメニュー「鴨のタルタル」はジューシーで香り高い。

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季節に応じてコースメニュー(3,490THB)の内容は替わり、今シーズンはカラフルな花を使うなど、活発でありながら繊細、爽快感、リフレッシュと一つ一つの味の要素が際立つように構成される。

タイ中部産のハチミツを使ったアイスクリームデザート。


IDEO Morph38, 88/1, 88/2 Sukhumvit 38 Road

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6

グロック 1970/Grok 1970

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地元料理の魅力を現代的にアップデート

タイ中部ラーチャブリー出身の28歳の女性、スパラさんがオーナーシェフ。Grokとは、1970年に家族が建てた桟橋のことで、その隣でレストランを営む家庭で育ったシェフの思い出の味がベース。

鴨とトロピカルフルーツのレッドカレー(450THB)。

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斬新な発想や最先端の調理技術を取り入れ、厳選したタイ産の食材を使って、地元にインスパイアされた料理をモダンに表現する。アロマを大切にしたレシピや、魚や鶏の骨、海老の殻などを丁寧に取り除いて提供する繊細な感性が素晴らしい。

2種のディップを添えたクリスピービーフ(290THB)は看板メニュー。


14 Soi Somkid, Phloen Chit Road

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7

マリー ギマール/Marie Guimar

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古典タイ料理を今に伝えるレストラン

アユタヤ時代の宮廷料理人マリー・ギマールの名を冠した、オーセンティックなタイ料理レストラン。マリーは日本とポルトガルにルーツをもつ女性で、タイに西洋の食材と調理法をもたらした功績で知られる。

タイ南部スラーターニー風川海老の「パッタイ」450THB。

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そんなルーツを思わせるシノ・ポルトギース調の装飾をライトグリーンでモダンに表現した店内がおしゃれ。

ホテルの28階にあって上質な雰囲気。

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