アジアでプチ贅沢旅。インド・ジャイプール編｜建築と工芸を目当てに訪れたい、15の名所

宝石市場にあるホテル＆レストラン

ジョーリ・バザール（宝石市場）の中にある古い「ハベリ」（都市の家）を、オーナーのスダンシュ・カスリワとNYのデザイナー、ナイナ・シャーが改装。中央のパティオを囲む5つのスイートルームが特徴。1階のラウンジバーでは、トロピカルジャングルのような装飾の中でお茶やカクテルを楽しめる。活気あるエリアのオアシス的スポット。

3950, MSB Ka Rasta, Johri Bazar, Ghat Darwaza, Jaipur, Rajasthan 302003, India

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ローカルな魅力あふれるピンク色の街

18世紀、ラージプートの王、ジャイ・シング2世によって造られたジャイプールの街。地元には赤い砂岩が存在しなかったため、彼は都市をイスラーム王朝ムガル帝国の皇帝の色であるピンクに塗ることに決めたことが“ピンクシティ”のルーツ。旧市街は花柄が描かれた門に囲まれ、トゥクトゥク、歩行者、聖なる牛が行き交う。

壮麗な装飾にうっとり！贅を尽くした宮殿ホテル

ジャイプールの最後のマハラジャの第3王妃で、世界十大美女のひとりといわれたガヤトリ・デヴィが住んでいた場所が、13室の豪華なホテルに。花柄の壁紙、巨大なベネチアンシャンデリア、色とりどりのモザイクなど、ラグジュアリーなアールデコスタイルを堪能できる。うっとりするようなピンクの世界で王族気分に。

ラージマハル・パレス内、ピンクで統一されたレストラン「ザ・コロネード」。ピンクのターバンを巻いたウエイターがサービス。

Sardar Patel Marg, Shivaji Nagar, Jaipur, Rajasthan 302001, India

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キッチュなアールデコで彩られるボリウッドの殿堂

毎年約1000本の映画が製作されるインドは、映画産業大国。1976年にオープンしたこの映画館は、メレンゲピンクのファサードの内側に、ディズニーランドとアリババを思わせる巨大なホールが広がる、ネオアールデコ様式のキッチュなスタイルが特徴。1,000席以上を備え、ボリウッドと観客の一体感を楽しめるインドらしい映画の殿堂。

C-16 Panch Batti Bhagwan Das Road, C Scheme, Jaipur, Rajasthan 302001, India

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要塞建築と宮殿建築を融合した美しき城

ラージプート民族のマハラジャが16世紀に築城した、ジャイプール郊外の城郭都市アンベールにある宮殿。

雨水を集めるための貯水池。水面に映る城も美しい

9㎞にわたる壁で囲まれた宮殿内は、大理石の柱廊、キャンドルの光を反射するための凹面鏡のモザイクの天井や壁、壁画、石の細工など、圧倒的な美しさが広がる。おすすめは、早朝、貯水池から歩いて登り、日の出をスラージ・ポル（太陽の門）から眺めること。

贅を尽くしたモザイクにラージプートの王家の威厳が表れる。

XVP2+5GX, Fort, Amer, Jaipur, Rajasthan 302001, India

至高の輝きを放つ老舗ジュエラーの館

18世紀に王家に宮廷御用達の宝石職人に任命され、ジャイプールに来たカスリワル家が1852年に開店したジュエリーブティック。以来、ダイヤモンドやルビー、サファイア、エメラルドなどから最高級の輝きを放つジュエリーを生み出し、スターやセレブリティ、ジュエリー愛好家など多くの人が、この魅惑的な空間に足を運び続けている。ジャクリーン・ケネディやダイアナ元妃も訪れた。

Shop No 348, MI Road, Jaipur, Rajasthan 302001, India

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石に刻まれた占星術。世界遺産の天文台

2010年にユネスコの世界遺産に登録された天文台。18世紀にマハラジャで占星術に造詣の深かったジャイ・シング2世が、マハラジャの居城「シティ・パレス」の一角に、正確なホロスコープを作成することを目的に建設。彫刻のような約20の天体観測儀があり、日差しの方位や惑星の動き、星座の位置を正確に測定（日時計の誤差は0.5秒）。訪れるべき驚異のスポット。

Jalebi Chowk, Jantar Mantar, Jaipur, Rajasthan 302002, India

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ラグジュアリーでエキセントリックな宮殿

ジャイプールの都市計画を進めたマハラジャ、ジャイ・シング2世によって、1729～1732年にかけて建設された宮殿。コートヤード、建物、博物館、私的なアパートメントの連なりで構成されている。特に注目すべきは、青のフレスコ画で飾られた空間“チャヴィ・ニワス”や、季節を象徴する4つの門がデコラティブな中庭“ピタム・ニワス・チョウク”。宮殿内にはカフェレストランもある。

Gangori Bazaar, J.D.A. Market, Pink City, Jaipur, Rajasthan 302002, India

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マンダラを現代に解釈して建てられた芸術センター

インドの建築家チャールズ・コレアによって、聖なるマンダラの9つの領域に従って設計され、1993年にオープンした芸術センター。ラジャスタン州の伝統的な芸術と文化の保存や普及を目的としている。赤砂岩と大理石の広大な空間では、フェスティバルや展覧会が催されることも。施設内にある「インディアン・コーヒー・ハウス」は、南インド料理とコーヒーで人気のスポット。

2, Jawahar Lal Nehru Marg, opp. Commerce College, Jhalana Doongri, Jaipur, Rajasthan 302004, India

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幾何学デザインが神秘的な階段井戸

ラジャスタン州などで見られる「バオリ」は伝統的な階段井戸で、古くは紀元前3世紀頃にできたといわれ、特に乾燥地域で雨水を集め地下に貯蔵するため深い井戸が掘られている。幾何学的な階段が交差し、ひとつの芸術作品として一見の価値あり。ジャイプール近くには、アーケードのあるニームラナのバオリや、最近修復されたアーメル村のパンナ・ミーナ・カ・クンドが有名。

XVR2+FGV, Amer, Jaipur, Rajasthan, 302028, India

南米テイストが絶妙にミックス！ お土産に買いたい小物たち

コロンビア出身でファッションデザインの学位を持つバージニア・ボレロ・デ・カストロが、南米から移住して始めたブティック。刺しゅうが施されたブーツやスリッポン、トートバッグなどは、シェブロン柄やイカット風のパターンがデザインされ、ジャイプールで手作業で作られている。センスのいいお土産に最適。

Mani Mahal, Mirza Ismail Road, Panch Batti, C-Scheme, Ashok Nagar, Jaipur, Rajasthan 302001, India

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ローカルの織物芸術が開花するテキスタイル製品

ジャイプール出身で、デザインを学んだマドゥリカ・マドゥとマニッシュ・ティッブスが1998年に設立。ラジャスタン州に受け継がれてきた、プリント技術や刺しゅう、染め、キルティングなど、織物芸術を現代的に再解釈して、洋服やインテリアアイテムを販売している。

S-55, Ashok Marg, C-Scheme, Ashok Nagar, Jaipur, Rajasthan 302001, India

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フランスとインドを融合した洗練のラインナップ

ルーブル美術館での模写画家、またティエリー・ミュグレーやジョン・ガリアーノと仕事をしていたイラストレーター兼画家のティエリー・ジュルノが生み出す、洗練のアイテム。ファッションからホームウエアまで、18世紀のフランスのロカイユ様式、インドの伝統技術からインスパイアされた品々がそろう。

S-1, Subash Marg, C-Sheme, Jaipur Rajasthan 302001, India

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手織りやインディゴ染めの文化を発信するコンセプトストア

ライフスタイルショップ「バンフォード」で知られるイギリスの実業家キャロル・バンフォードがオープンしたコンセプトストア。インドの伝統的な手織りの技術や天然由来のインディゴ染料を守り、伝える発信地として立ち上げた。染色工房やショップのほか、インド中の職人による製品を展示するコーナーも。

C-86 Prithviraj Road, C-Scheme, Jaipur, Rajasthan 302001, India

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小さなブランドを集めたセレクトショップ

インドの職人や手工芸を紹介するため、ライフスタイル、アクセサリー、家具、洋服まで、多岐にわたる製品をインド全土からセレクト。スローファッション、サステナブルなアイテム、小規模なローカルブランドなど、シンプルで伝統的でリーズナブルな、価値ある掘り出しものがたくさん！

9, Yashwant place, Ajmer Road, Jaipur, Rajasthan 302006, India

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