パリの最旬カルチャースポット＆ライフスタイルショップ15選【2024年最新】
人気書店「オーエフアール」のギャラリーにスーパーマーケット「モノプリ」発の注目ストアも！
家具や雑貨に強いこだわりがある人が多いパリにはキュートな雑貨屋さんがたくさん。そんなアートの都ではギャラリーや美術館での知的な体験も忘れずに。旬のショップやミュージアムを巡って、パリのアートとカルチャーを一気に満喫してみて！『エル・ジャポン』8月号より
photo AYUMI SHINO, MANA KIKUTA, ©C.Weiner, agence photographique musée Rodin, ©J.Manoukian, ©agence photographique du musée Rodin - Alexis Berg, ©Sophie Lloyd, ©C.Recoura, ©Anita Agence Sofiacom coordination NORIKO ISHIZAKA text & realization MOMOKO SUZUKI
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【グラン・ブールヴァール】ジャルメーヌ
キッチュな世界観で、ヴィンテージのイメージを一新！
幼い頃から大好きだったヴィンテージをモダンなイメージに変えたいと、ふたりのパリジェンヌがスタートした店。1970年代から'80年代を中心にフランス南部で買い付けた、テーブルウェアや花器、インテリア、テキスタイルを取りそろえ、カラフルかつキッチュな世界観を提案。
※古布をアップサイクルしたクッションが目を引く店内。
オブジェに色を塗ったり、古布でテーブルクロスやクッションを作ったり、アップサイクルにも注力する。そんな新しいヴィンテージスタイルはパリのバイヤーたちからも評判を呼び、ベー・アッシュ・ヴェー・マレにコーナーを新設したばかり。
※色ごとに仕分けされた棚には、オパリンの花器やムラーノグラスが並ぶ。
イベントのディスプレイを依頼されることも増えたという彼女たちが作る、色柄をミックスした華やかなテーブルコーディネートをぜひ参考にして。
※テーブルクロス10€、プレート各12€、グラス各14€～。
【サン・マルタン運河】ドゥボングー
フレンチシックなヴィンテージの宝庫
インスタグラムで紹介し始めたヴィンテージ家具が話題になり、ひとりの女性が立ち上げたECサイト。3年が経過した昨春には、サン・マルタン運河の近くに初めてのショップをオープン。
※食卓はヴィンテージでフレンチシックに。
家具や花器、器、ラグなどを取りそろえ、ヴィンテージと手仕事のものをミックスした空間作りにはパリジェンヌの美学が詰まっている。
※アフガニスタンのトライバルキリムで洗練されたボボ風スタイルを提案。
古い真ちゅうにアンティークグラスを合わせたライトなど、オリジナルアイテムにも注目だ。
※アンティークガラスのオリジナルライトは小190€、大219€。
【オペラ】モノプリ・メゾン
人気スーパーマーケット発、パリ暮らしを彩る雑貨店
パリ暮らしに欠かせない人気スーパーマーケット、「モノプリ」から、ライフスタイルに特化したショップが登場。２フロアの広々とした空間に、キッチン用品や食器、寝具、キッズやペット用品まで幅広い品ぞろえ。
※幅広い品ぞろえながら、ほぼ毎月商品を入れ替えているという。
話題のデザイナーとコラボレーションしたアイテムやヴィンテージサイトのセレンシーがセレクトした古道具も並ぶ。手ごろな価格帯でパリらしさあふれる雑貨が手に入るため、お土産探しにも最適だ。
※ミラノのデザイナー、リサ・コルティとコラボした華やかなシリーズ。
（左から）フレンチシックな陶器のカゴ25.99€、ガラスのピッチャー19.99€。
Monoprix Maison
66, rue de la Chaussée d’Antin, 75009 Paris
公式サイトはこちら
【7区】ラ・メゾン・ドゥ・コメルス
伝統的な職人技が光る、ヨーロッパのクラフト
ヨーロッパのクラフトマンシップを伝えるセレクトショップの２号店。ギリシャ・キクラデス諸島で古代から作られてきた絵付けの器やスペイン・カタルーニャの小さな工房で編まれているカゴ、フランス・プロバンス地方の手吹きグラスなど、伝統的な職人技を用いた日用品を厳選して紹介。
※サンジェルマン大通り沿いの開放的な店舗。
職人たちと共に作り上げたオリジナルアイテムも並ぶ。日常の美が宿る、機能的でタイムレスなアイテムを手に取って。
※フランス・プロバンス地方の陶芸家が作る器はベストセラー。鳥の絵付けの高台240€。
フランス製の籐のカゴバッグ。左365€、右220€。
【モンマルトル】メゾン・ミラビレ
かわいらしいフラワーショップは花にまつわる雑貨にも注目
元ジャーナリストの女性がフローリストに転身。昨年オープンしたショップは、花器や園芸グッズを中心に、雑貨も多数セレクトする。
※モンマルトルの丘の上にあるフラワーショップ。
ブルゴーニュを拠点とする韓国人陶芸家「イニ・セラミック」の花器や、植物がテーマのフランス発アートマガジン「ブルーメンハウス」など、注目クリエイターの作品が勢ぞろい。
※パリジェンヌが始めたブランド「ニニ」のビーズの花器にも注目。
マルセイユ在住の薬草学者と、フランス産材料を厳選して開発したオリジナルハーブティーもお試しあれ。
※地元産の季節の花々にこだわった愛らしいブーケが評判。
キッチュなプラスチックの花器は29€〜。
