2015年のデビューから今年10周年を迎え、圧倒的なパフォーマンス力で世界中を魅了し続けるK-POPを代表するアーティスト、SEVENTEEN。グループのHIP HOP TEAMに所属し、端正なビジュアルとグループ一の高身長、そして鍛え抜かれたボディでも圧倒的な存在感を放つMINGYUがソロでエル・ジャポンに初登場! 「カルバン・クライン」をまとった今回の撮影では、“青春”をテーマに、耀き続ける彼のニュートラルな魅力にフォーカス。
エル デジタルでは本誌未公開のスペシャルカットとともに、10年間の音楽活動やメンバーへの想い、そして彼自身の過去と現在に迫るデジタル限定インタビューをお届け。
ELLE 今日の撮影の感想を教えてください
「カルバン・クライン」との撮影は、いつもちょっとリラックスした気持ちで現場に臨んでいると思います。特に今日はこれまでの撮影よりさらに落ち着いたムードで、柔らかな雰囲気に仕上がったと思います。
ELLE MINGYUさんにとってデニムはどんな存在ですか?
僕にとっては、普段着よりもちょっと特別なものに感じます。デニムを着るときはシューズやアクセサリーなど、合わせるアイテムに気を遣いながらコーディネートを決めているので。
ELLE デニムスタイルにおいて、どんなところに自分らしさが現れると思いますか?
ポイントとして身に着ける他のアイテムとの組み合わせです。スニーカーよりもブーツを好んで合わせたり、キャップやカウボーイハットを取り入れたり、気分次第で好きに組み合わせられるところもデニムの楽しさですよね。
ELLE 今回の撮影のテーマは「青春」でしたが、SEVENTEENの楽曲で一番青春を感じるのはどの曲でしょうか?
「Headliner」は、最初に(楽曲が)作られたときから個人的に好きでした。ステージで歌うのがいちばん好きで、CARAT(SEVENTEENのファンネーム)が一緒に歌ってくれるメロディもすごく好き。本能的に心が揺さぶられるような感覚なんです。
ELLE ティーンの頃に憧れていた映画・ドラマのキャラクターなどはいましたか?
『アベンジャーズ』シリーズのアイアンマンだったと思います。僕の想像力が豊かな方なのと、青春時代ならではのことでもありますが、その頃は理想的で非現実的なファンタジーからたくさん影響を受けていた気がします。
ELLE SEVENTEENは今年デビュー10周年を迎えました。MINGYUさんにとって10年間は長かったですか? それともあっという間でしたか?
韓国で言う「長いようで短かった、短いようで長かった」みたいな表現は日本にもありますか? 10年という時間はまさにそのくらいに感じられます。実は僕、この表現はあまり好きではないんですが(笑)。20年なら「長い」と感じるだろうし3年なら「短い」と思うかもしれないけれど、10年ってちょうどその間なので、ぴったりな表現に思えました。
デビューしたときは、10年後はひげも生えておじさんになって、もしかしたら父親になっているんじゃないかなという想像もあったんです。でも10年経った今を振り返ると変わっていないことの方が全然多くて、これから10年後もあまり変わらないんじゃないかなと思い始めています。
ELLE その間、ご自身の成長を実感するのはどんなときでしたか?
10年間、毎日何かしらの成長を感じていました。僕自身はほとんど変わらなくても、今回のエル・ジャポンの撮影や「カルバン・クライン」との仕事もそうですし、この10年で本当に多くのことが変わったと思っています。10年後にどんなことをしているかとても楽しみで、成長し続けたい気持ちです。
ELLE 昔はできなかったけれど、今はできるようになったことはありますか?
最初の頃はひとりで飛行機に乗るのが怖かったんですが、今は大丈夫になりました。昔はスタッフの方々がたくさんケアしてくれて僕はただついて行くような感じだったけれど、今はすべての現場でもう少し落ち着いて、周りも見えるようになったというか。
ELLE SEVENTEENの絆は言葉で表すとどのようなものなのでしょうか?
「友達のような家族」という表現があてはまる気がします。お父さんと二人でビール一杯やるような(笑)
ELLE 料理や掃除が好きだとおっしゃっていましたが、理想的な一日のルーティンを教えてください
普段できていないことを全部できるなら、朝早く起きて家じゅう大掃除します。断捨離ですね。持ち物が半分くらいになるほどに空っぽにして換気もして。そしたらサウナに行って体をスッキリさせます。そのあとは運動をして、友達に会ってご飯を食べて。夕方は風が当たるところに座って冷たいドリンクを一杯飲みます。日が沈むころに家に帰って朝に片づけた部屋を眺めながら、ソファで横になってまったりと映画を一本観て眠る…という感じですかね。
ELLE 最近、そのように過ごした日はありましたか?
……(笑)。荷物がどんどん溜まっています。一度やらなくなると後回しになるし時間もなくて。でもどうせモノが溜まるなら、せめてきれいに積んでおこうと思ってそうしています。その方がマシかな、と。
ELLE 忙しい日々の中で、新たに始めた趣味やスポーツはありますか?
新しく何かを始めたり学んだりする時間はなかなか取れないですが、たまにスポーツをするときはテニスやゴルフをしています。
ELLE 最近、ヘアブリーチをして様々なカラーにされるなど変化がありましたが、お気に入りのヘアスタイルはありましたか?
これまでは自分がやりたいスタイルを自由に試してきて新しい挑戦もしてきましたが、まずは少し伸ばしてみて、僕のことを好きでいてくれるCARATのみなさんがいちばん喜んでくれるものをもう一度探してみたいと思っています。
ELLE どんなスタイルを好んでくれそうか、何か考えはありますか?
思ったよりも、みなさん新しい変化よりシンプルなスタイルを好んでくれている気がします。だからこそ「カルバン・クライン」と仕事をするときも、大きな挑戦というよりスッキリとした姿を見せることが多かったと思いますし、その姿がいちばん好評だった気がしていて。今日の撮影ではエクステで襟足を足したんですが、CARATのみなさんはきっと喜んでくれるんじゃないかなと思います。
photo JOOYOUNG AHN styling YUUKA MARUYAMA/makiura office hair JUNGHO LIM/blow makeup GAYEON SON/blow coordination SHINHAE SONG, SUMIN SEO/tano international
スペシャル動画企画もチェック
ELLE公式YouTubeの人気動画シリーズ「EXTREME BALANCE GAME」にMINGYUが挑戦。「いつかやってみたいのは… ソロコンサート or 人気ドラマの主演」「貴重なオフは… ひとりでゆっくりしたい? or 短い時間でも誰かといたい?」など、さまざまな2択にアンサー。3~4年にわたってハマっていたあの楽曲の話も!
videographer SEUNGHOON DO/dio vision video editor NURAN DEMIR/hearst video producer NAOHIRO SUGANUMA/hearst
MINGYU/1997年4月6日生まれ。2015年にSEVENTEENのメンバーとしてデビュー、グループではHIP HOP TEAMに所属。グループ一の高身長を誇り、鍛え抜かれた抜群のスタイルと正統派なビジュアルが目を惹く。“大型犬”とも称される愛されキャラで、家事や料理が得意という一面も。
エルジャポン9月号特別版は現在発売中
SEVENTEEN MINGYUがソロカバーに登場したエルジャポン9月号特別版では2パターンの表紙を飾り、「カルバン・クライン」を軽やかにまとったファッションストーリーを9ページにわたってお届け。