記事に移動

似せてる? ダイアナ妃を彷彿とさせたメーガン妃の行動BEST5

メーガン妃の言動のなかに息づく義母ダイアナ妃へのオマージュに注目!

By
princess diana and meghan markle
Gettyimages, Instagram

そっくりファッションだけじゃない。サセックス公爵夫人メーガンがヘンリー王子の母ダイアナ元妃を連想させる言動を見せたエピソードをご紹介。

故ダイアナ妃とのそっくりコーディネートが話題になるメーガン妃

the duke and duchess of sussex visit south africa
Chris Jackson//Getty Images

2018年にヘンリー王子と結婚し、英国王室の一員となったメーガン妃。以来、彼女の義母である故ダイアナ妃を思わせるファッションはたびたび話題となってきた。クラシックなシルエットやダイアナ妃が愛用したブランドを取り入れる姿からは、単なる偶然以上の「敬意」が感じられる。

写真/2019年、南アフリカ訪問ツアー中に撮影されたメーガン妃。

princess diana eygpt
Tim Graham//Getty Images

だが、メーガン妃がダイアナ妃を意識しているのは服装に限らない。メーガン妃は公の場での発言や慈善活動への取り組み、そのメッセージの打ち出し方にも、ダイアナ妃を思い起こさせる要素を随所に散りばめている。

写真/1992年、エジプト訪問中のダイアナ妃。

ADの後に記事が続きます
1

TVで暴露インタビューに出演

the duke and duchess of sussex are interviewed by oprah winfrey
Chris Jackson//Getty Images

ヘンリー王子と王室離脱を果たした2021年3月、メーガン妃はヘンリー王子とともにアメリカの人気TV司会者、オプラ・ウィンフリーの独占インタビューに登場。王室での経験やメディアとの関係、メンタルヘルスの問題について率直に語った。王族が自らの苦悩や内部事情を全世界に向けて告白するのは極めて異例であり、英国王室の伝統的な姿勢やイメージ戦略とは真逆のアプローチだった。とりわけ“王室に守られなかった”という発言や差別的な言動の示唆は、王室の威信を揺るがしかねない衝撃を与えた。

princess diana sitting with bbc panorama interviewer
Aflo

これは1995年にダイアナ妃がBBCの番組「Panorama」で行った暴露インタビューとそっくりだと比較する声が上がっている。'90年代に行われたこのインタビューでダイアナ妃は結婚生活における問題や、摂食障害、精神的な苦悩について語った。その赤裸々な告白は当時、王室の沈黙の伝統を打ち破り、国民に大きな衝撃を与えると同時に、王室とメディアの関係を根底から揺るがすものとなった。結果としてチャールズ皇太子との離婚が早まり、さらには王室の信頼失墜へとつながる転機となったとされる。

ADの後に記事が続きます
2

子どもたちとの遊園地旅行

2025年6月、メーガン妃は自身のSNSを更新して、家族旅行でディズニーランドを訪れた時の様子をシェアした。これはダイアナ妃がウィリアム王子とヘンリー王子をテーマパークに連れていっていたエピソードを彷彿させると言われている。

diana, william & harry at thorpe park
Julian Parker//Getty Images

イギリス王位の継承者である2人の息子に「可能な限り普通の暮らしをさせたい」と願っていたダイアナ妃は、たびたび王子たちを宮殿の外に連れ出したことで知られる。ダイアナ妃は行列に割り込むようなことはさせたくなかったため、アトラクションの前できちんと並んで順番を待ったという。

一方でメーガン妃とヘンリー王子のディズニーランド訪問では、VIP待遇を受けるために4,000~7,000ドルを支払ったというがあるが、真相は不明だ。

ADの後に記事が続きます
3

子ども病院を訪問

メーガン妃は2024年3月、ロサンゼルスの小児病院を訪問して絵本の読み聞かせを行なった。その後、塗り絵や数字を使ったSTEAM活動も行い、小さな患者たちと交流する様子は病院のSNSやメディアを通じて広く報じられた。

diana visits london lighthouse
Princess Diana Archive//Getty Images

この姿は1989年にニューヨークのハーレム病院で小児エイズ病棟を視察したダイアナ妃を思い出させる。エイズに関する誤った情報が流布している時代に、ダイアナ妃は子どもたちに自ら触れ、愛情を伝えた。当時ダイアナ妃と面会した病院スタッフは「Page Six」で次のように語っている。「赤ちゃんを抱き上げ、まるで部屋で他に誰もいないかのように見つめていました。彼女は子どもたちに話しかけ、抱きしめました。愛情を注いでいました」

写真/HIV/AIDS患者のためのセンター「London Lighthouse」を訪問したときのダイアナ妃。1996年10月撮影。

ADの後に記事が続きます
4

“ハグ文化”で距離を縮める

the duke and duchess of sussex visit south africa
Chris Jackson//Getty Images

Netflixドキュメンタリー「ハリー & メーガン」の中でハグ好きであることをアピールしていたメーガン妃。2019年10月、10日間の南アフリカ歴訪のロイヤルツアーでは現地の子どもと温かい抱擁を交わす様子が撮影された。

princess diana 1992
Mirrorpix//Getty Images

「国民のプリンセス」と呼ばれたダイアナ妃も一般人とのハグを好んでいたことで知られる。それはダイアナ妃以前の、より伝統的な王室の振る舞いとは異なるものだった。








ADの後に記事が続きます
5

社会的タブーに切り込む個人発言

the duke & duchess of sussex visit south africa
Pool//Getty Images

2020年11月、ニューヨーク・タイムズ紙に発表した寄稿文で、メーガン妃は同年夏に経験した第2子の流産について赤裸々に告白。多くの女性が流産を経験しているにも関わらず、この話題が未だ世間でタブーとされ、恥と孤独のサイクルが続いているという問題を提示した。

the princess of wales attends a gala reception & preview of her dresses auction
Antony Jones//Getty Images

このように自らの経験をシェアしながら閉ざされたテーマに光を当てる取り組みは、かつてダイアナ妃も行っている。ダイアナ妃は1995年のBBCインタビューの中で長く患っていたとされる過食症について尋ねられ、次のように語った。「自尊心が低下し、自分に価値や尊厳がないと感じて、自分で自分を責めてしまうんです。1日に4、5回、中にはもっと食べます。そうすることで安心感を得ているんです」

ダイアナ妃は同じインタビューで産後うつや自傷についても告白。いずれも当時において公に語られることはほとんどない話題であり、ダイアナ妃の勇気ある告白は社会全体がこれらの事柄に目を向けるきっかけとなった。

以上、メーガン妃の姿に私たちがダイアナ妃を重ねた瞬間を振り返った。ダイアナ妃の影響を背にしながら、自らのレガシーを築けるか――その答えはメーガン妃のこれからの歩みに託されている。

ADの後に記事が続きます
Page was generated in 7.0431110858917