マクロン大統領夫妻だけじゃない。うっかり人前で喧嘩したセレブカップル【ピーチズのOM(F)G！】

20年越しの復活愛を実らせて2022年8月に結婚したものの、今年の1月に離婚が成立したベニファーことベン・アフレック＆ジェニファー・ロペス。ラブラブだった二人だが、結婚から1年も経たない2023年5月にはビバリーヒルズで信号待ちする車の中で口論する姿を目撃されている。偶然、隣のレーンに停車した車に乗っていた観光客はベン＆ジェンに図々しくもカメラを向けて撮影開始したが、口論がヒートアップしていた二人はそれにも気付かなかったもよう。撮影した観光客は「ベンはとても興奮した雰囲気で両手を使って、感情を露わにしていた。一方のジェニファーは落ち着いていた」とDaily Mailに証言していて、この時点で早くもボタンのかけ違いが起こっていた可能性大。離婚へのプレリュードだったのだろう。

車内でケンカをするのは、ベンの得意技？　元妻ジェニファー・ガーナーと激しく口論する姿をパパラッチされたのは、離婚係争中だった2016年のこと。そもそも離婚原因の一つは、ベンの子ども3人のナニーだったクリスティーン・オゾニアンとの浮気。結婚10年目を迎えた2015年春に夫妻が別居を始めると、クリスティーンはベンが借りていた家を深夜に訪れる姿をパパラッチに撮影させたり、ベンやトム・ブレイディと一緒にラスベガス旅行した際の写真を流出させたりとやりたい放題。

離婚に向かいながらも子どもファーストの姿勢を貫いていたベン＆ジェニファーだったが、ハッピー・ファミリーの仮面を被り続けるのは相当のプレッシャーだったのかも。ある時、子どもたちを学校に送って行った車内で夫婦が口論する姿をパパラッチされている。写真に写ったジェニファーが不満そうな仕草を繰り返し、ベンはむっつりとした表情。さらにはジェニファーが涙ぐむ場面もあって、離婚に向けた話し合いがいい方向に向かってないのかもと思わせる。

シリーズもので共演したのがきっかけで恋愛関係となった俳優たちは、破局後も共演する可能性が高いので居心地が悪そう。もちろんプロだから撮影はきちんとこなすはずだが、プライベートとなると簡単にはいかないようだ。『X-MEN：アポカリプス』で再共演したジェニファー＆ニコラスがその典型で、プロモーションで参加したサンディエゴのコミコン後に公衆の面前で大喧嘩している。

情報筋によると、ジェニファーの当時の恋人クリス・マーティンがサンディエゴに同行しないと知ったニコラスが彼女を寿司レストラン「NOBU」のディナーに誘ったという。食事が終わりに近づいた頃、ニコラスが持ち出した話題にジェニファーが激怒。目撃者によると「ジェニファーは怒りのあまり両手を振り上げ、ニコラスに向かって怒鳴り散らしました。彼女の反応に動揺したニコラスも叫び始めました」とのこと。激しい口論の末、ジェニファーはチェックがテーブルに届く前にレストランから飛び出したのだそう。未練たっぷりのニコラスがジェニファーに復縁を求めたために彼女が激怒したという噂だが、オン＆オフを続けた二人はこれで完璧にジ・エンドとなった。

料理研究家ナイジェラとアート・コレクターとしても有名な広告界の大物サーチのカップルは、イギリス社交界でも目立つカップルだった。特にナイジェラは自身の名を冠したテレビ番組を持つセレブで、頻繁にパパラッチのターゲットとなっていた。結婚10年目を迎えた2013年6月のある日、パパラッチが撮影したのは、メイフェアの人気レストランのテラス席に座ったサーチとナイジェラが口論する姿だった。

サーチがナイジェラを黙らせようと彼女の口を手で覆ったり、彼女の首を左手でつかむ姿がカメラに収められている。この写真がバイラルになるとサーチはイブニング・スタンダード紙の直撃に対して「揉み合いなどではなく、ちょっとふざけただけでした。写真は恐ろしいものです」と言い訳したが、警察は簡単に騙されず、暴行容疑に対して厳しい警告を与えている。ナイジェラは翌月、離婚を申請し、すぐに認められている。

妹ソランジュがエレベーター内でジェイ・Zに殴りかかるのを黙認していたビヨンセだが、翌年には彼女自身が夫にブチ切れる事件が発生している。夫妻がお気に入りの寿司レストラン「スシ・パーク」でデート・ナイトを楽しむはずだったが、ディナー中にビヨンセが怒り始め、夫に向かって指を振り上げ、さらには怒鳴り散らす始末。近くの席に座っていた客が撮影した夫妻の写真はすぐにネットに出回り、「Trouble in Paradise?(夫婦関係の危機？)」と書き立てられてしまった。

原因はどうやら、ジェイがずっとスマホに届くメッセージに夢中になっていたからのよう。クイーン・ベイことビヨンセは、無視されるのに我慢できなかったのだろう。前年には「レモネード」でジェイの浮気を糾弾していたビヨンセだから、ジェイにメッセージを送ってきたのは浮気相手と怪しんだのかもしれない。

公共の場でのケンカでかなり恥ずかしい思いをしたのは、俳優スティーブン・アメルだ。2021年6月にオースティンからロサンゼルスへ向かう飛行機の中で、妻カサンドラ・ジーンに大声で喚き散らした結果、エア・マーシャルとデルタ航空の係員3人によって、飛行機から下ろされる羽目に。その後、SNSに「自ら飛行機を降りた」「次の便に乗った」と書き込んだが、実際は泥酔した挙句に妻に怒鳴り散らしていたようだ。

のちに出演したポッドキャストで「ノイズキャンセリングヘッドホンをつけていたため、声が大きくなった。Fワードも連発したと思う」と言い訳したが、事態が大ごとになってキャリアが潰えてしまう可能性があったと反省はしていた。ジーンと離婚はしていないし、ケンカの翌年には息子も誕生しているので、夫婦仲は安泰のよう。

ラース・フォン・トリアー監督の『ニンフォマニア』で共演以来、激しいオン＆オフ関係を続けているシャイア＆ミアも公共の場で激しい口論をした姿を撮影されている。ミアが左手薬指に新しい指輪をつけているのを目撃され、婚約説が浮上してから３ヶ月後の2015年7月、二人はドイツのホテル前で激しく言い争う姿を目撃された。ケンカに気づいた地元の青年たちが撮影を始め、シャイアは彼らの車で空港に送ってもらうことに。

車に乗り込んだシャイアは「女に触れたくもなし、殴りたくもない。でも仕方がなかった」と暗にミアに手を上げたことを言い訳。一旦はタクシーに乗ったミアが車に近づいて、シャイアに話しかけると「君に触れたくない。攻撃的になりたくない。こういうくだらないことが人を虐待者にするんだ」と話すのを拒絶。さらに空港に向かう車内で「あのまま一緒にいたら、彼女を殺していたと思う」と物騒な発言までしていたが、翌年3月には再び婚約説が浮上し、10月にラスベガスで結婚式を挙げている。

イメージが重要なセレブにとって、人前でケンカするなんてNG行動の一つ。ネット社会となった現代ではゴシップは瞬く間に拡散されるのだから、パートナーに不満があってもグッと堪えるのがセレブのマナー？　とはいえ、耐えてばかりだとストレスも溜まるばかり。それにセレブの大半は、自己愛が強い傾向にあるので、耐えるなんて無理。互いに言い合って、それで破局しても、意外と気分はスッキリするし、前進もできそう。

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