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チャールズ国王より先に寝るのはNG!? キャサリン妃が禁じられていること10選

日常生活に関わる部分まで禁止事項やルールが細かく決められている王室。ロイヤルも楽じゃない!

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the championships wimbledon 2023
Tim Clayton - Corbis//Getty Images

現代英王室を代表する一人として注目が集まるウィリアム皇太子の妻キャサリン妃。一般家庭からプリンセスに、というシンデレラストーリーははたから見るとおとぎ話だ。しかし実際はイギリス王室のメンバーは日夜多くの公務をこなし、その立場から守らなければいけない決まり事も数多くある。ここではキャサリン妃がしてはいけない、と言い渡されている意外な事10選を紹介しよう。

1

贈り物は受け取ってはいけない

42nd street opening night royal gala in aid of the east anglia children's hospice curtain call
David M. Benett//Getty Images

訪問する先々で多くの歓迎を受けるキャサリン妃だが、個人的に贈り物を受け取ることは難しい。

王室の公式サイトには「王室メンバーによる贈答品の受領に関する基本原則として、歓待やサービスを含むいかなる贈答品も、王室メンバーが贈与者に対して何らかの義務を負うような、またはそのように見えるような贈答品を受領すべきではない」と記載されている。

王室メンバーは個人的に面識のない英国在住の個人からの贈与について、贈り物の価値が150ポンド未満の場合にのみ保管することが許可されており、花や特定の食品などの品物は常識的な範囲で許可されているとか。

2

サインしてはいけない

the prince and princess of wales visit boston day 3
Samir Hussein - Pool//Getty Images

2023年5月22日にロンドンのチェルシーフラワーショーをサプライズ訪問したキャサリン妃は、社会科見学に訪れていた小学生にサインを求められ、「私は自分の名前は書けません。でも、絵を描くことはできます」と返答している。デイリー・エクスプレス紙によると、王室メンバーは偽造の危険性を考慮し直筆サインを避けているそう。

発言通り、キャサリン妃はその場で子どもたちのスケッチブックに花や木、池の絵を描いてあげたと伝えられており、神対応ぶりが話題に。

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3

セルフィーを撮ってはいけない

the coronation of their majesties king charles iii and queen camilla prince and princess of wales walkabout
WPA Pool//Getty Images

CNNの王室コメンテーターのビクトリア・アービターは、王室メンバーが人々とセルフィーを撮ることは「強く非推奨」されており、それはロイヤルたちがセルフィーよりも個人的な交流を望んでいるためであり、また、一度応じると殺到して収拾がつかなくなるためだと解説。セキュリティの観点からも理想的ではない、と結論づけている。実際、メーガン妃は2017年にイギリスのノッティンガムを訪問したときにカップルからセルフィーを求められ、「私たちはセルフィーは禁止されています」と答えたと言われている。

とはいえ、2023年5月7日の戴冠式翌日のビックランチ(写真)のように稀にセルフィーに応じることも。

4

SNSをしてはいけない

the duke and duchess of cambridge in conversation with casterton primary academy
Chris Jackson//Getty Images

写真好きで知られ、カメラマン並みの腕前を誇るキャサリン妃だが、自分のSNSアカウントを作成してそこに写真をアップしたり、SNS上で人々と交流することは禁止されている。王室が管理するウェールズ皇太子夫妻の公式SNS(インスタグラムX)は存在し、記念日や子どもたちの誕生日にはキャサリン妃撮影のポートレートや家族写真が投稿されている。


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5

貝類を食べてはいけない

2016 royal tour to canada of the duke and duchess of cambridge kelowna, british columbia and whitehorse, yukon
Pool/Samir Hussein//Getty Images

元王室執事のグラント・ハロルドによると貝類は食中毒を引き起こす可能性があるため、王室メンバーは旅行中に摂取してはならない、と言い渡されているそう。そのほか、2008年にチャールズ皇太子(当時)が動物愛護上の懸念から禁止令を出したため、フォアグラもキャサリン妃ら王室メンバーは口にできない様子。

6

日中はダイヤモンドは禁止

state visit of the king and queen of the netherlands day one
WPA Pool//Getty Images

王室ではダイヤモンドの着用には厳格な規則が設けられており、ダイヤモンドを身につけて良いのは午後6時以降と決まっているそう。

王室エチケットの専門家ミカ・マイヤーによると、王室女性は昼間にダイヤモンドを着用することは禁じられているという。「午後6時より前には他の宝石を着用します。午後6時以前に見られるのは金属類や半貴石、パール、サファイアなど。夜になると、ダイヤモンドが登場します。これは見た目が派手にならないようにするためです」

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7

君主より早寝してはいけない

the prince and princess of wales visit sandringham
Max Mumby/Indigo//Getty Images

エリザベス女王の生前、キャサリン妃を含むロイヤルメンバーたちは女王より先に寝ることはできなかった、と言われている。女王の元私設秘書ウィリアム・ヘーゼルタイン卿は『The Royals in Australia』のインタビューの中で「女王より先に就寝することは正しくないと考えられていた」と回想している。

代替わり後も続いているのでは?と言われているこの慣習。エリザベス女王はまるで時計のように規則正しく、毎日午後11時に就寝していたため、王室の人々もこのルールに従うことは難しくなかったはず。しかし、チャールズ国王は真夜中過ぎまで仕事机に向かっていることも多いらしく、キャサリン妃は頭を悩ませているかも。

8

体を触れられてはいけない

day two the championships wimbledon 2023
Clive Brunskill//Getty Images

観衆やカメラに向かって笑顔を絶やさず親しげに対応するキャサリン妃だが、人々の方から彼女に気安く触れたり、(写真のロジャー・フェデラーのように)腕を回したりすることは大きなプロトコル違反だと言われている。これは中世から続く慣習で、英国君主が神聖な地位を与えられ、それにふさわしい扱いを受けなければならなかった時代に由来するという。

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9

明るいネイルは禁止

royal family attend easter sunday church service windsor
Mark Kerrison//Getty Images

2023年4月、ウィンザー城にあるセント・ジョージ礼拝堂で行われたイースター礼拝に赤いネイルで現れたキャサリン妃。これまで、ペディキュアで明るい色を偶然目撃されることはあっても、手元はヌードカラー一択だった。王室の女性は公務や行事の際には鮮やかな色合いのマニキュアを避けるというのが暗黙のルールで、優等生キャラのキャサリン妃によるこの大胆なルール破りはロイヤルファンを驚かせた。隣のルイ王子も“してやったり”顔?

10

投票してはいけない

the princess of wales visits textiles manufacturers in leeds and lancaster
Chris Jackson//Getty Images

キャサリン妃は公の場で政治的な発言をしたり、立候補や投票など政治的な活動をすることはできない。

ロイヤル・コレクション・トラストのページには国王の憲法上の義務として「国王は、政治的な問題に関しては厳格に中立を保たなければならない。慣例上、国王は投票したり、選挙に立候補することはない」と記載があり、キャサリン妃ら王室のメンバーもこの方針に従っている。彼らにとって政治的な言動を公の場で行うことはタブーであり、ヘンリー王子とメーガン妃はたびたびこのルールを破って議論を呼んでいる

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