the state funeral of queen elizabeth ii
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メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)

メーガン妃の番組「ウィズ・ラブ、メーガン」のシーズン2の配信がNetflixで始まった。3話目では「クィア・アイ」のタン・フランスをゲストに迎え、子育てについて語っている。妃曰く「(親であることは)思っていたよりもよかった」。一方のタンは代理母出産でパートナーとの間に4歳と2歳になる2人の息子をもうけているが、子どもが巣立つときがくることを今から恐れているもよう。「面白いことだけれど、他の親が『子どもたちが大学に行って社会に出るのが待ちきれない』と言うと、私は『子どもたちには絶対に出ていって欲しくない』と思うんだ」と語っている。結婚もして欲しくないし、家から出て独立することも許したくないという。タン曰く「子どもたちがいないと死んでしまうかも。息子たちが必要なんだ。数日会えないと心が張り裂けそうになる」。

妃はこれに「わかる!」と反応。「子どもたちから一番長く離れていたときは、ほぼ3週間会えなかった。その間、体調が悪くなった」。子どもがいないと死んでしまうというタンの言葉に同意している。

the coffin carrying queen elizabeth ii is transferred from buckingham palace to the palace of westminster
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ヘンリー王子(Prince Henry)、メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)

妃は離れ離れになった時期を特定していないが、これはエリザベス女王が亡くなったときのことを指している。妃とヘンリー王子は女王が亡くなる直前、偶然イギリスに帰ってきていた。2人は約5日間滞在し、チャリティ組織のイベントにいくつか出席した後すぐにロサンゼルスに帰る予定だった。しかしその間にエリザベス女王が逝去したため、王子と妃はそのままイギリスに留まり葬儀に出席した。ロサンゼルスで留守番していたアーチー王子とリリベット王女を葬儀に呼び寄せることはしなかったので、結局17日間離れて過ごすことになった。その間、妃の母ドーリア・ラグランドが子どもたちの様子を見ていたと言われている。

ちなみにヘンリー王子も回顧録の中でこのときのことを振り返っている。「短い旅が長旅になった。少なくともあと10日間。しかも大変な日々になる」「計画していたよりも、そしてこれまでで最も長い間、子どもたちと離れ離れにならなくてはならない」と王子は綴っていた。さらに帰国後は、王子も妃も常に子どもたちのそばで過ごし「目を離すこともできなかった」とも。アーチー王子とリリベット王女が独立するときには大騒ぎになりそうだ。