貴族で大富豪、しかもイケメンというハイスペック男子で「最も結婚したい男性」選ばれたこともあるウェストミンスター公爵ことヒュー・グローヴナー。先月末にオリヴィア夫人との間に女の子が誕生、コジマと命名したことを発表した。現在公爵はコジマのゴッドファーザーを誰にするかで悩んでいるという。新聞「タイムズ」の日曜版が報じた。
報道によると公爵が考えている候補者は2人。ウィリアム皇太子かヘンリー王子だという。皇太子も王子も公爵にとっては古い友人だが、2人が険悪な関係に陥っているのは周知の事実。公爵がどちらを選んでも、選ばれなかった方のプライドに傷がつき、結果として公爵との関係がぎくしゃくする可能性が高い。皇太子と王子の関係がさらに悪化する恐れもある。皇太子と王子が間接的にバトルをしているような状況で、同紙は公爵が「地雷を踏みかねない」事態に苦しんでいると描写している。
ロイヤルファミリーとウェストミンスター公爵家は代々、お互いに子どもたちのゴッドファーザーやゴッドマザーを務めてきた間柄。公爵自身のゴッドファーザーはチャールズ国王であり、公爵はウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃からジョージ王子のゴッドファーザーを依頼され、引き受けている。それを踏まえるとコジマのゴッドファーザーには皇太子を選ぶのが自然だと考えられるが、公爵はヘンリー王子とメーガン妃の息子であるアーチー王子のゴッドファーザーも務めている。そのため皇太子と王子のどちらに愛娘のゴッドファーザーになってくれるよう頼むべきか苦悩しているという。
公爵夫妻の友人は同紙に「夫妻はまだ結論を出していない」とコメントしているが、ウィリアム皇太子に依頼すると周囲は考えているという。ちなみに皇太子は公爵夫妻の結婚式にも出席、公爵のアッシャーを務めている。ヘンリー王子は式に姿を見せていない。王子の関係者は、招待はされていたが皇太子が出席することを考えて辞退したと主張している。ゴッドファーザーの座を巡ってはどちらが勝つのか、公爵の発表を見守りたい。