2018年からヴィクトリア&アルバート博物館(V&A博物館)のパトロンを務めているキャサリン妃。今回、この場所で自身がキュレーションしたコレクションを展示した。

the princess of wales visits v&a east storehouse
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写真は、6月にV&A博物館を訪れた時のもの。

セント・アンドリュース大学で美術史を学んだキャサリン妃は、6月にヴィクトリア&アルバート博物館イースト・ストアハウスを訪れた後、自身の美術の専門知識を活かして、いくつかの展示物をキュレーション。美術館のキュレーターチームと協力し、V&Aのコレクション全体から作品を選んだという。妃が選んだ品々には、児童文学作家ビアトリクス・ポターによる森の空き地の水彩画、中世のサマセット教会のタイル、そしてほぼ200年前に手作りされたウェールズのキルトなどがある。中でも特に目を引くのは、1960年のロイヤル・バレエ団による『眠れる森の美女』でダイアナ・ヴィアが着用した、オリバー・メッセルによる妖精の衣装。この衣装を選んだのは、ダンス好きのシャーロット王女からインスピレーションを受けて選んだのかも!?

展示は、V&Aイースト・ストアハウスで実施される、大規模な無料セルフガイド・エクスペリエンスの一環として、2026 年初頭まで公開されるという。