ヘンリー王子は、父チャールズ国王との“緊張関係”を緩和するため、自身の公務の予定を英国王室に公開することを申し出たという。メール・オン・サンデー紙が報じている。
ヘンリー王子のスケジュールに関する透明性を高めることで、ヘンリー王子とメーガン妃夫妻の公務と、英国王室の公務とのバッティングを防ぐ目的があるという。
というのも、今月、ヘンリー王子がアンゴラ訪問で地雷原を歩く写真が、28年前のダイアナ元妃のアイコニックな写真と共にほぼすべての英国紙を席巻し、新聞の見出しを独占した。そのため、カミラ王妃の78歳の誕生日ポートレートの報道が新聞の一面から消えるという事態になってしまった。
また、この予定の共有により、チャールズ国王とヘンリー王子が直接会う日を模索するきっかけにもなるとの見方も。なお、この“予定の共有”は、ウィリアム皇太子との関係においても行われるという。
7月9日には、ロンドンでヘンリー王子の補佐官2人とチャールズ国王の広報担当官との間で非公式の会合が行われたところが目撃されている。そんな中での今回の報道。ヘンリー王子側の申し出は、“和解”の兆しとなるのだろうか。