ベルギー王室フィリップ国王とマティルド王妃の次男エマニュエル王子が、“ヴィントリックス”という芸名でDJとしてのキャリアをスタートさせていたことが明らかに。
地元メディア「ヘット・ラーツテ・ニュース」によると、王子は空き時間になるとデッキを回しており、ここ数週間で「Rio」「Palace」「Free」といったアップビートなダンストラックを数曲リリースしているという。これらの曲では作曲家として「エマニュエル・ド・サックス」の名が付けられているが、これはエマニュエルのフルネームであるエマニュエル・フォン・ザクセン=コーブルクと、サックス奏者としての王子の隠れた才能に敬意を表した名前だと言われている。
先日、ルクセンブルク公国のアンリ大公がベルク城で主催した夏のガーデンパーティーで、王子は自分の曲を披露するチャンスが。ルクセンブルク公室のインスタグラムには、このパーティーについての動画に、王子の曲「Rio」が使用されている。なお、ベルギー王室とルクセンブルク公国はつながりが深く、ルクセンブルクアンリ大公の母ジョセフィーヌ・シャルロット大公妃は、エマニュエルの祖父である前国王アルベール2世の姉にあたる。
エマニュエル王子のDJとしてのインスタグラムのアカウントは、“秘密のキャリア”が明るみに出てからすぐに、フォロワー数が1万人を突破したという。現在、王室のウェブサイトによると、「海外のアカデミーで語学とスポーツのトレーニングを受けている」そうで、スキー、テニス、ウィンドサーフィン、ランニングなどのスポーツに長けており、サックスの演奏も好きだという。そんな多才なエマニュエル王子、今後の活躍に期待したい。