ジェフ・ベゾズの宇宙開発企業「ブルーオリジン」のロケットで宇宙旅行を体験したケイティ・ペリー。この宇宙旅行については賛否両論で、セレブからも批判の声が上がっている。人気ハンバーガーチェーン「ウェンディーズ」も反対派のよう。SNSで痛烈にケイティをからかっている。
ウェンディーズはXでこの宇宙旅行に言及。あるエンタメニュースのアカウントが「ケイティ・ペリーが宇宙から帰還した」と報じるとそれにレスポンス、「送り返せる?」と投稿した。これに喜んだウェンディーズのフォロワーが「たった10分間行っていただけだよね??」とコメントすると「彼女をそっけなくあしらわないで。11分です」と返信。いずれにしても短いことをからかうように訂正した。さらに「私も女性だから、宇宙に行かせて」と主張、「女性を幹部に起用するというのはこういう意味ではない」と真面目に指摘している。新聞「ニューヨークポスト」などが大きく取り上げている。
このウェンディーズのツイートに反応したのがシンガーのケシャ。Xに、ウェンディーズのカップから飲み物を楽しんでいるセルフィーを投稿した。ケシャは2014年にプロデューサーのドクター・ルークを性的暴行で提訴、長年バトルを繰り返してきた。ドクター・ルークはケシャの主張を否定、彼女を名誉毀損で反訴している。2人の裁判は2023年に和解で決着している。とはいえ、ドクター・ルークに対する批判の声は根強い。そんな中、ケイティは昨年リリースしたアルバム『143』でドクター・ルークをプロデューサーに起用。疑惑の人物とタッグを組んだことが物議を醸していた。ケシャもケイティの行動に反発していたよう。ケシャはセルフィーに何もコメントを添えていないが、今回のツイートはその表れと見られている。
ケイティはインスタグラムに宇宙船内で撮影した動画を投稿、今回の宇宙旅行を功績として評価している。しかしエミリー・ラタコウスキーやオリヴィア・ワイルド、オリヴィア・マンはウェンディーズ以上に、批判的。エミリーはTikTokに「この世の終わりだね。パロディの域を超えている」「母なる地球を大切に思い、地球のことを考えているというのに、地球を破壊している企業が単独で建設し、費用を出している宇宙船で宇宙に行くっていうの?」とコメント、ケイティらの行動に疑問を呈している。