現地時間3月2日(日)に開催されたアカデミー賞授賞式。映画『リアル・ペイン〜心の旅〜』で助演男優賞を受賞したキーラン・カルキンを、兄のマコーレー・カルキンが盛大に祝福した。
雑誌『ヴァニティフェア』が開催した授賞式後のアフターパーティーに出席した、キーラン・カルキンとパートナーのブレンダ・ソング。レッドカーペットでレポーターのタン・フランスから授賞式の中継は見ていたかと聞かれた。ブレンダは「もちろん!」と即答するも、マコーレーは「助演男優賞のところだけ」と冗談めかして答えていた。「泣いちゃったよ!」と喜びを語ると「また後で会おう、って感じだった」。
それを聞いたレポーターに「キーランにはもう会った?」と聞かれるとマコーレーは「彼は忙しいからね!」。受賞してその夜の主役の1人になったキーランとはなかなか会えなかったよう。
キーランはこの作品でゴールデン・グローブ賞、クリティクス・チョイス・アワード(放送映画批評家協会賞)、英国アカデミー賞、SAG賞(映画俳優組合賞)の助演男優賞を受賞。今年のアワードシーズンの主たる賞を総なめした。アカデミー賞でも本命と見られていたが、マコーレーとブレンダも受賞を確信していたよう。レポーターから「受賞するって予想していた?」と聞かれた2人は「もちろん!」「当然!」と即答。さらにマコーレーは「彼は最前列、通路側、ステージに一番近い席に座っていた。キーランが受賞しないはずがない」。単に期待するだけでなく席から理論的に推測するあたり、さすが業界歴の長いだけのことはある。