今年1月に交際報道が浮上した俳優のジュリア・フォックスとカニエ・ウェスト。それまで接点が報じられていなかった2人が付き合い始めたことにファンからは驚きの声が上がった。パリで行われた2022-23年秋冬コレクションのショーの会場で2ショットを披露、注目を集めたが2月には破局してしまった。
カニエは以前からSNSでの嫌がらせや女性差別的な発言で物議を醸してきた。最近では人種差別や反ユダヤ主義的言動を繰り返し大きな批判を浴びている。ジュリアはカニエの差別的な発言とはまったく関係がないが、一部のフォロワーは彼女がカニエと交際していたことを批判している。ジュリアは今週TikTokに動画を投稿、あるフォロワーから届いた「暴力的で女性やユダヤ人を差別する人と交際していたことが残念だ」というコメントに答えた。ジュリア曰く「私は昔からキム・カーダシアンとクロエ・カーダシアン、コートニー・カーダシアンが大好きだった」。ジュリアはファッションデザイナーとしても活動している。10年前にファッションラインを発表したことがあったが、そのときカーダシアン3姉妹は自分たちのセレクトショップ「ダッシュ」でそれを扱ってくれたという。
カニエが最初にテキストメッセージでジュリアにアプローチしてきたとき、ジュリアは興味がなく「返事もしなかった。セレブとまた付き合いたいと思わなかった。彼らは退屈だし、あなたたちが思っているような人ではない」。しかしジュリアが返信しないとカニエは激怒。「彼は私のマナーが悪いと怒鳴った。そのとき思ったんだ。キムから彼を引き離せるのではないかって。彼の注意をキムから逸らせる、私のことを好きにさせられるかもしれないって」「それができる人がいるならそれは私だと思った。なぜなら私はやると決めたらやる人だから」。
当時キムはピート・カーダシアンと交際中。それに苛立っていたカニエはキムと復縁したいと公の場所で発言したり、SNSに「キムは俺が子どもたちに会うのを妨害している」と投稿したりと、彼女に絡んでいた。ジュリアはキムをそんな苦境から救うためにカニエと付き合ったと話している。ジュリア曰く「私と一緒に過ごした1か月間、彼はTwitterも他のSNSもやっていなかった」。つまり作戦はある程度成功したということ。ちなみに交際中、ジュリアとカニエは「自分たちの関係については話さなかった。話題は服のこと、変なアイディア、将来の計画、子ども時代や教育に対する希望や夢だけだった。美しいものだった」と振り返っている。
それにしても自分のプライベートを犠牲にしてキムをカニエから自由にしてあげたとは……。これを知ったキムがどんな反応を示すのか、続報を待ちたい。