三吉彩花、大屋夏南、西内まりや、マドモアゼル・ユリアの、“私らしさ”を引き出す香水

「香りは洋服を毎日着るのと同じで、自分らしさを表現するのに欠かせないアイテム」と三吉彩花さん。これまでに使ったなかでも特に思い出深いのは、「ジバンシイ」の“オードモワゼル フローラル”という。「学生のとき、初めて自分で買ったフレグランスです。今でも時々つけていて、もう７本目になるでしょうか」。今、ほぼ毎日使用しているのは「イソップ」。「最近、自然や森林の香りに引かれます。強さも柔らかさも両方感じるこの香りは、私らしさを引き出してくれる気がします」。「トムフォード」の“ジャスミン ルージュ”、「ディプティック」の“フィロシコス”、「サンタ・マリア・ノヴェッラ」の“サンダーロ”にも今後トライしていきたいそう。

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ワイルドローズ特有のフレッシュでフルーティなフローラルノート。　オードモワゼル フローラル オーデトワレ 50ml ￥8,000／パルファム ジバンシイ

ネロリやジャスミンからスパイスのミドルに。ウッドが効いたオリエンタルブレンド。　マラケッシュ インテンス オードトワレ 50ml ￥8,400／イソップ・ジャパン

「ほかの人があまりつけていない、少しクセのある変わったフレグランスを好んで選んでいます」という大屋夏南さんの運命フレグランスは、「ルラボ」の“サンタル 26”。「なかなかしっくりくる香りが見つからなかったのですが、これをかいだときは、自分らしい香りが見つかった！とうれしくなりました。本当はルームフレグランスなんですが、香水として使っていました」。そして今、愛用しているのは「MCMCフレグランス」。「いちばん心地よく、自分らしいと感じる香りです。オイルタイプなので香りが長持ちし、その人の香りになりやすいところも気に入っている理由」。今後もユニセックスでスモーキーな香りを探したいという。

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温かみのあるサンダルウッドとスモーキーなレザーのようなやさしい香りのルームスプレー。空気をやわらかな香りで満たす。　サンタル 26 ホーム フレグランス 100ml ￥15,000／ル ラボ　

ネロリとホワイトムスクの明るく、苦い、魅惑的な香り。　MCMC FRAGRANCES MOCIUN （日本未発売）

フレグランスは直感で選ぶというマドモアゼル・ユリアさん。「基本的にはお香のような香木系でスパイスが効いている香りが好き。深いけれど爽やかなもの」というユリアさんのデイリーフレグランスは「ディプティック」の“ヴォリュート”。「ほんのりスパイスが効いた深いオリエンタルな香りで、発売当時からずっと使っています。タバコがノートに入っているのもユニークだし、徐々に甘い香りに変化するところも好きです」。フレグランスを2種類混ぜるといった楽しみ方もする上級者でもある。「『ルイ・ヴィトン』の“マティエール・ノワール”をよく使用するのですが、メンズの“オラージュ”を混ぜてみたところ、とても素敵な香りに」

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タバコにロウ、ハチミツなどのアクセントが。 オー ド パルファン ヴォリュート 75ml ￥20,500／ディプティック ジャパン　

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ダークウッドとホワイトフラワー。　レ・パルファン ルイ・ヴィトン オー ドゥ パルファン マティエール・ノワール 100ml ￥30,000　嵐に翻弄される航海がテーマの香り。　オー ドゥ パルファン オラージュ 100ml ￥32,000／共にルイ・ヴィトン クライアントサービス

「フレグランスはボトルに引かれるものもありますね。一度気になったらまずは試して、ぶらぶらと他のお店で買い物をして時間がたってもいい香りと感じたら購入します」とノートの変化までテイスティングする西内まりやさん。今、愛用しているのは「イヴ・サンローラン・ボーテ」の“リブレ”だ。「心が引き締まる大人で上品な香り。パッケージもすてきで手に取るたびにワクワクします。時間がたってもなかなか香りが消えず、ラストは少し変わって、またその香りも好きなんです」。自分にとって香りは気分を変えてスイッチを入れてくれるもの、とまりやさん。「寝るときはアロマ、朝はお香……場面や時間で香りを変えることで気持ちを切り替えています」

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クールなフローラルラベンダー。　リブレ オーデパルファム 50ml ￥13,000／イヴ・サンローラン・ボーテ

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「上京して5年ほど愛用。がむしゃらにもがいていた時期だったので、今も香るとその頃の甘酸っぱい思い出がよみがえります」。　グッチ ラッシュ ２ オードトワレ 50ml（現在は日本での販売を終了）