CAMPAIGN FILM&SONG

キャンペーンのための楽曲は“ノスタルジック”がエッセンス

──キャンペーンフィルムに描かれているのは、遊園地内のミラーハウスに足を踏み入れたアンジェルさんが、自分らしい方法でチャンスを掴もうと模索する姿。流れる楽曲「A Little More」は、“チャンス オー スプランディド”のために書き下ろしたそうですね。メロウなメロディが、ドリーミーな世界観をより一層引き立てている印象を受けます。

「作曲はNYで行いました。普段は、フランス語で詞を作ることが多いのですが、今回はNYにいたから英語がメインの歌詞になったのかもしれません。“チャンス オー スプランディド”というフレグランスをテーマにするにあたって、このフレグランスが持っているどこかノスタルジックなムードを投影させたいと思いました。曲は1日で書き上げましたが、浮かんでくるアイディアを取り入れながら少しずつフレーズを重ねていく中で、気持ちがどんどん高まっていくのが感じられました。それはとてもエキサイティングなひとときでしたね」

EAU SPLENDIDE

“チャンス オー スプランディド”は私そのもの

──ラズベリーやローズ ゼラニウムがキーとなり、フレッシュでありながらどこかコケットなムードを放つ“チャンス オー スプランディド”。この香りは、モダンさと普遍性を併せ持つ、あなた自身のキャラクターとリンクしているように映ります。

「確かに、ヴァイオレットカラーも美しいこのフレグランスには親近感を覚えます。また、ジャン=ピエール ジュネ監督が手がけたキャンペーンフィルムで私が演じている、チャンスを掴もうとして、ダイナミックに手を伸ばすアクション1つとっても、まさに私そのものだと感じます。クリエイターの皆さんと試行錯誤を重ね、こうした美しい作品を作り上げられたことに感謝しています」

SCENT AND MUSIC

フレグランスも音楽もたくさんの要素がテクニカルに重なったアート

──フレグランスと音楽に共通項はあると思いますか? 

「香りは記憶を呼び起こしたり、気持ちを高めたり、インスピレーションを与えてくれる直感的なもの。また、実際に作り上げるためには、感情やストーリーだけでなく、テクニックや知識も必要とされるでしょう。そういう意味で、香りと音楽にはたくさんの共通項があるのだろうと感じています。

“チャンス オー スプランディド”は、シャネル専属調香師オリヴィエ ポルジュ氏による、唯一無二のフォーミュラで成り立っています。それと同じように、音符があり楽譜があり……たくさんの要素が幾重にも折り重なって音楽というクリエイションもできあがっているのです。音楽もフレグランスも、エモーショナルにしてテクニカルなアートであり、私を掻き立ててくれる存在です」

chanel
©CHANEL

MOMENT OF “SPLENDIDE”

東京との新たな出合いが夢へと繋がる

──新“チャンス”のネーミングは“オー スプランディド(仏語で素晴らしいの意)”ですが、どんな瞬間に“スプランディド”を感じますか?

「東京にいる今がまさに、スプランディドなひとときです。以前も来日したことはありますが、今回は10年ぶりなので、じっくり観光を楽しむべくあれこれ計画しています。あと私が一番満たされるのは、ステージの上で納得のいくパフォーマンスができ、多くの人に気持ちを届けられた瞬間ですね。皆さんと一緒に歌う時間が何よりも大切です。東京でもいつかコンサートを開催したい!」

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©CHANEL
チャンス オー スプランディド オードゥ パルファム 50ml ¥17,600、100ml ¥24,200/シャネル

アンジェルの素顔が垣間見えるスペシャルインタビュー動画もチェックして。

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Angèle (アンジェル)

1995年12月3日ベルギー生まれ。2017年にシンガー・ソングライターとしてデビュー。ファーストアルバム「Brol」やデュア・リパとのコラボ曲「Fever」が、ヨーロッパを中心に大ヒット。2024年に開催されたパリオリンピックの閉会式にてパフォーマンスを披露し、世界中から脚光を浴びる存在に。2020年よりシャネルのビューティ&ファッションアンバサダーを務めている。