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コスメの”原料”が女性をエンパワー!知っておきたい5ブランドの取り組み
「イヴ・サンローラン」や「ロクシタン」など、アフリカの女性たちをビジネスに取り込み、自立を支援するビューティブランドをご紹介。
By Ai Kobayashi

私たちが日々手に取るコスメ。その多くには、花や果実といった、豊かな自然環境で育まれた植物由来の原料が使われている。美しさを叶えるために欠かせない存在だけれど、実はそのなかには、経済的に貧しい地域で採取された原料も少なくない。また、悪質な仲介業者によって安価に取引され、現地の人々に利益が還元されないというケースも数多い。
今回紹介するのは、そうした現実に向き合い、原料の力を通じて産地の女性たちをエンパワーするビューティブランド。いずれも、豊かな資源が身近にありながらも、ビジネスの機会に恵まれなかった地域の女性たちと協働。“原料の調達”という、ブランドにとっても必要不可欠なプロセスを託すことで、継続的な雇用と安定した収入を提供している。ときには読み書きや事務作業など新たなスキルの習得もサポートし、将来につながる経済的自立を後押ししているのも特徴だ。
以下では、「イヴ・サンローラン」から「ロクシタン」まで、今知っておきたい“原料”を通じた女性支援の取り組みをご紹介。日頃愛用していたアイテムが、実は遠く離れた地で女性たちのエンパワーメントにつながっていた、なんてこともあるかもしれない。