【メットガラ2025】華麗なるベストビューティルック10選！

ジジが着用したゴールドのスパンコールドレスを見事に引き立てたのは、完璧にまとめられたヴィクトリーロール。ヘアスタイリストのディミトリス・ジアネトスが手がけたこの“ブドワール風カール”は、懐かしのビューティツールであり、今年のヘアに欠かせないアイテムでもあるヘアカーラーで仕上げられた。

ふんわりとしたナチュラルな眉、ブロンズに輝くチーク、ローズカラーのリップで仕上げたメイクは、メイクアップアーティストのパトリック・タが手がけ、ゴールドのドレスと美しい調和を生み出した。

すっきりとしたセンターパートのヘアはジェナの“ルーラー（定規）”ドレスの直線的なラインを引き立て、前髪のフィンガーウェーブがグラマラスな雰囲気を演出した。

ダークベリーカラーのライン入りリップ、プラムカラーのアイシャドウ、そしてシャープなウィング・アイラインが、彼女のビューティルックをさらに魅力的に見せている。

ニコール・キッドマンがショートに挑戦!?　セレブのイメチェンのなかでも、襟元あたりまで短くしたヘアスタイルはとてもドラマチックだった。サイドパートにしてふんわりとウェーブをかけた前髪が、柔らかさをプラスしている。

ヘアスタイリストのアディール・アバーゲルは、ヴァーチューの「ボリューマイジングプライマー」とデンマンのクラシックなブラシ、カールアイロンを使ってダンディなショートスタイルを実現。

グッチ・ウェストマンは、自身のブランド、ウェストマン アトリエの製品とクレ・ド・ポー ボーテの「マスクヴィタリテオープレシュー」を使い、内側から輝くようなフレッシュな肌に仕上げた。

メイクアップアーティストのカロリーナ・ゴンザレスが手がけたこのメイクは“ベルベットのようなエスプレッソの風格”と名付けられ、まさにサブリナの個性にぴったりのテーマで作られた。

ブラウンのリップライナーとフローティングアイライナーは、ブラウンの装いとリンク。彼女の肌は、イベント前にライマレーザーを使ったフェイシャルケアで輝きを放っていた。

シドニー・スウィーニーは、ハリウッドのレジェンド俳優キム・ノヴァクからインスピレーションを得たキスカールと渦巻きのようなシニヨンで、ヴィンテージ風のアップスタイルを披露。

このルックを手がけたヘアスタイリストのグレン・オロペサは、フラッパー風のお手本のようなビューティルックを再現した。ケラスターゼのヘアオイルを使って、鏡のような輝きを出している。

メイクを手がけたメリッサ・ヘルナンデスは、シャープなダブルライナーで印象的な目元を演出し、下まぶたのウォーターラインに白のアイライナーを引いてレトロな雰囲気をプラスした。このメイクに使われたのは、アルマーニ ビューティの「スムース シルク アイペンシル」。

ハリウッドで愛されるボブだが、このフレンチ風外ハネボブはエレガンスと遊び心を兼ね備えている。そして、マイクロフリンジ（短い前髪）とパメラを象徴するフレッシュでナチュラルなメイクが、このルックをより一層モダンに見せている。

ルピタ・ニョンゴのメイクを手がけたニック・バローズは、自身のインスタグラムでこのルックに“ロックスターの眉”とコメントした。

彼は、シャネルの製品とダークカラーのフェイクダイヤモンドを使って見事にその世界観を表現。ツヤのある優美な肌とほのかに輝くリップが、華やかなルックを引き立てている。

完璧なスーツスタイルには、パツンと切り揃えたブラントボブが相性抜群であることを改めて証明したのが、ゾーイのシックで構築的なヘアスタイル。ベビーフリンジ（短い前髪）を取り入れたこのボブは、ヘアスタイリストのマーラ・ロザックによるもの。

メイクアップアーティストのヴェラ・スタインバーグが手がけたメイクは、ほんのり色づいたチークと、ヴィーガンのビューティブランド、アワーグラスのプロダクトを使って柔らかくぼかしたチョコレート色のスモーキーアイで、洗練された仕上がりに。

バブルポニーテールは、もはや学校の校庭やテニスコートに限定されるものではない──ケリー・ワシントンが披露したのは、メットガラにふさわしい華やかなバージョン。エクステ専門家のタキーシャ・スターディヴァント＝ドリューが手がけたこのヘアは、肩にかかるようにスタイリングされ、まるでアクセサリーのような存在感を放っていた。

ヘアスタイリストのクロエ・スウィフトはこのルックについて、「構造的で力強く、ナチュラルな髪質を活かしたバブルポニーテールをモダンにアレンジしたスタイルです。髪をポニーテールにまとめ、数センチごとに透明なゴムをつけてから各セクションを優しく引っ張り、形を整え、メイソンピアソンまたはデンマンのブラシでエッジをなめらかにすることで完成します」と説明している。

仕立ての良い、洗練された“テニスコア”の美学は、スパンコールがあしらわれたラコステのポロシャツだけでなく、ヴィーナスのきらびやかなシルバーの編み込みにも反映されていた。

カリーナ・ミランによるメイクも同じくらい印象的で、ベルベットのようなダークベリーのリップは、リップラインに向かって徐々にダークな色へとグラデーションを描いている。