「ボッテガ・ヴェネタ」は、今秋新たにフレグランスコレクションをローンチする。このコレクションは、クリエイティブ・ディレクター、マチュー・ブレイジーが手がけた初のフレグランスラインで、ブランドの象徴である革の編み込み技法“イントレチャート”と、ブランド起源の地であるヴェネツィアから着想を得たもの。
ブレイジーはディレクター就任以来、「ボッテガ・ヴェネタ」のデザインにおいて触覚の重要性を強調してきた。新作フレグランスコレクションでは、5つの香りを展開する。“コルポ・ディ・ソーレ”は、フランス産アンジェリカオイルとモロッコ産オレンジブロッサムアブソリュートが織りなす、地中海の太陽を思わせるようなあたたかく穏やかな香り。“カム・ウィズ・ミー”は、イタリア産ベルガモットの爽やかなシトラスとフランス産アイリスバターのパウダリーな香りが調和し、エレガントで洗練された印象を与える。
“アクア・サーレ”は、スペイン産ラブダナムアブソリュートとマケドニア産ジュニパーオイルが海の塩気を感じさせるウッディな香り。“デジャ・ミニュイ”は、マダガスカル産ゼラニウムとグアテマラ産カルダモンのスパイシーなアクセントが絡み合い、セクシーで魅惑的な香りに仕上がった。“アルケミー”は、ブラジル産ピンクペッパーとソマリア産ミルラが織りなすオリエンタルな香り。
香りだけでなく、ボトルデザインにも特別なこだわりをもつ。ヴェネツィアのラグーンを思わせるガラスボトルは、なめらかな触感と美しい曲線が特徴。また、ムラーノガラスの伝統的な吹きガラス技法を取り入れ、一つ一つが独自の気泡をもつユニークなデザインに。さらにこのボトルは、100%プラスチックフリーでリフィル可能となっている。
ボトルの台座には、ブレイジーが手がけた店舗デザインに用いられている緑色のヴェルデ・サン・ドニ大理石を採用。木製のキャップはヴェネツィアの宮殿を支える杭(くい)をイメージしており、それぞれのフレグランスに合わせて異なるカラーリングが施されている。
「ボッテガ・ヴェネタ」の新作フレグランスコレクションは、ブランドのクラフツマンシップとラグジュアリーな美学が香りに落とし込まれた逸品。ヴェネツィアの歴史と異文化交流からインスパイアされたこの香りは、特別な旅へと誘うような体験をさせてくれる。同コレクションは2024年10月より世界各国のストアと公式サイトにて販売を開始。日本では2025年春に店舗と公式サイトで展開予定。ぜひ洗練された香りを体感して。
問い合わせ先/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン 0120-60-1966
https://www.bottegaveneta.com/ja-jp